118.以前は、1や2に比べると単なるスポーツ映画になってしまったと思っていたのだが、改めて振り返ると、そんなに悪くはない。奇跡が起こった1、王道を駆け上がる2との対比で、挫折と再生という位置づけを提示しているのも、きちんと三部作の構成を意識している。まあ、アポロのその後を知ってから見ると、何とも言えない気分になる、という後付けの味わいも込みなんですけどね。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-11-21 03:00:35) ★《更新》★ |
117.《ネタバレ》 公開当時はもちろん映画館で鑑賞。当時はまだ若かったので、単純に格好良い!と大興奮してました。それから色んな媒体で観てきた。で、かれこれうん十年ぶりに鑑賞してみた。で自分の記憶の曖昧さに気付かされた。それは「アイ・オブ・ザ・タイガー」が劇中で結構使われてると思っていたこと。改めて観てみたら「アイ・オブ・ザ・タイガー」劇中内ではOPのみで、その後はEDまで一度もかからなかった。トレーニングシーンとかにバンバン使われてたと思ってました。どうやら「ロッキー4」と勘違いしちゃったのかな...(^_^;) 分かってはいるけど「ロッキー」におけるボクシングシーンはほぼ漫画なので、突っ込むよりもむしろイケイケで楽しむのがベストですね。むしろ突っ込むべきところはこの「2」以降毎回毎回「引退」と言いつつもリングに上がり続けていることでしょう(笑) 「5」でやっとリング降りたけど「ファイナル」でまた上がっちゃうんだもん(笑) それとミッキーが死んじゃうんだけれども、あれってクラバーに突き飛ばされたのが原因ですよね?パンチは出してないにせよプロのボクサーが一般人、それもご老人を突き飛ばすってどうなのよ?なんか改めて鑑賞してその事実に気付いてビックらです。今の時代だったら間違いなく即提訴!ですね。 あともう一つ見直して驚いたのは、エイドリアンがロッキーに食ってかかったところ。強くなったな、てロッキーに言われてたけどたしかにあそこのエイドリアンには驚かされた。何回も観ているはずなのにすっかり忘れてて、逆に新鮮でした。 「4」では完全にスーパーヒーローになってしまったロッキーだけど、「3」はまだ人間臭さもあって良かったし、この当時流行っていた「MV映画」の片鱗も少しだけはあって、このシリーズのちょうど変換期にあたる作品とも言えるでしょう。 |
【TERU】さん [インターネット(吹替)] 5点(2024-09-24 20:53:40) |
115.《ネタバレ》 なぜ死ぬ前に心臓マッサージをしたり救急搬送したりしないのだ。 ボクシングでは相変わらずノーガードだし、リアリティに欠ける…。 【よこやまゆうき】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-06-23 00:49:11) |
114.久し振りに観た。当時の状況に合わせたアメリカvsソビエト、人間vsサイボーグのような構図はそれはそれでいいが、政治色も少しあり、感動作とは言いにくい。 純粋なスポーツ系であった映画が少し変化した作品。 そして、現代に蘇った本作の続編に近いものを思うと少し印象も変わる。 【simple】さん [地上波(吹替)] 5点(2020-04-25 12:46:16) |
113.《ネタバレ》 シルベスター・スタローンがロッキー2に引き続き脚本、監督、主演の三役を務めています。 ミッキーが亡くなったあと、宿敵アポロがトレーナーになり、真の友となり、失意のどん底に沈んだロッキーを救うという流れ、素晴らしいですね。 最後、ロッキーとアポロの親友同士2人だけのリターンマッチが始まりお互いにパンチを出した瞬間に映像がフリーズし映画は幕を閉じます、、、粋なラストです。。。 ロッキー1、2と同じくらい大好きな作品です。 【みるちゃん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2019-12-01 13:54:10) |
112.1→2→3と順番に見てきた者にとっては冒頭から色々と違和感があります。 冒頭のサバイバーの〝eye of the tiger"。今に耳にするとすっごい懐かしいですけどね。 そして序盤から、あの不器用だったロッキーがスーツにネクタイ姿で、 銅像が建てられるほどフィラデルフィアの名士のようになり大きなお屋敷に住んでいる。 過去2作でアポロと死闘を演じてきたロッキーが、ホーガンを相手に茶番のような対戦を繰り広げる。 違和感を持つのは見る者だけでなく、ポーリーやミッキーといった、ロッキーの古い友人たちも。 しかし、それはここまで。新たなライバルであるクラバーにあっさり負けてしまう。 「お前が負けたのはハングリー精神が無くなってしまったからだ!」 ミッキーはいなくなってしまったけど、かつて死闘を演じたアポロとの友情という展開は良かった。 やはりロッキーには暑苦しいほどにベタなストーリーが良く似合いますね。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-11-21 20:40:39) |
111.《ネタバレ》 『ロッキー』と『ロッキー2』はボクシング映画と言うより人生映画だがこの『3』でようやくボクシングそのものを描く映画になる。それにしてもオープニング中に時間の経過と現状を一気に紹介する見せ方が上手い。凄いのは初めてチャンピオンになった『2』から惜しげもなく引退間近まで時間を進めていること。シリーズ1~3作目まではその都度これで終わらせるつもりで作っているようだ。最初から続編ありきで始める昨今の映画はちょっと見習ってほしい。 『3』でのロッキーはゴロつき時代とは全く異なる堂々たるチャンピオンぶりでスーツも似合っている。体も脇腹の腹斜筋が浮き出た見事なもので最強のチャンピオンの設定に説得力を与えている。そしてミッキーとの絆が前半で語り尽くされる。ミッキーが名伯楽イメージなのはこの『3』あってのことだ。 クラバー・ラングはひたすら悪意を撒き散らす「悪役」だが、あのむやみな闘志はボクシングでは必ずしも悪とは言えない。そしてロッキーはラングが持っている「虎の目」を取り戻すために苦闘する。その折り返し点になるのはエイドリアンとの言い争い。『2』の時のように格好つけて一言で済ませず泥臭くいくのが良い。泥臭いと言えば80年代始めのカリフォルニアはシリコンバレーを擁する今とは隔世の感があるのが興味深い。そしてたぶん現地の本物のボクサーなのだろう、ジムにいる男たちが獣のような目をしている。 ストーリーは挫折から闘志を取り戻して試合に向かう、というもはや黄金パターンだが『3』ではトレーニングでアゲていく描写にカタルシスがある。まさに友情・努力・勝利でその過程の「特訓」シーンにあのテーマが使われる。そして試合では『2』でも使われた音楽がより効果的な使われ方をしていてさらにアガる。そしてクライマックス後の締め方も小粋。ラストシーンがダラダラ長い昨今の映画はちょっと見習(略)。 この映画は全体として人物の心情をきちんと映像で表現するので観ていてわかりやすい。そりゃ文芸的、芸術的な価値では初代に及ばないだろうが、映画表現として最高の部類だろう。少なくともこの1作で見ればシルベスター・スタローンは役者として超一流、アクション俳優として超々一流、監督としては神だ。10点満点中13点を進呈。 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 10点(2019-08-19 18:03:07) (良:1票) |
110.クラバーのキャラが際立つ。モヒカンのパワー系黒人。敵はアポロだけじゃない。 そんなロッキーの引き立て役にはバッチリ。 ミッキーに不幸があったもののアポロがトレーナーとしてタッグ組む。3作目として十分刺激はあった。 ただ少し単純な構成だったかな。わかりやすいのがロッキーシリーズのいいところであって弱点でもある。 |
109.《ネタバレ》 シリーズ屈指の大味。 有名なプロレスラーが2人も出てくるせいなのか良くも悪くもボクシング映画らしくない。 一番致命的なのがミッキーの扱いが雑。 ハルクホーガンのチャリティとかサービスシーンカットしてもうちょいミッキーの尺を取って欲しかった。大味感の犠牲になってしまった。 この映画のMVPはなんといってもアポロ。ロッキーとのねちっこいまでの友情は素晴らしかった。グラバーはもはやネタでしかない。 【CBパークビュー】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-09-22 18:55:42) |
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108.《ネタバレ》 いやぁ~爽快ですね。かつての対戦相手がトレーナーを買って出てくれる。漫画「柔道部物語」を思い出しました。エイドリアンとロッキーの喧嘩のシーンも良かったです。スタローン、監督としてもいいね。ラズベリー賞の対象にされたりで、あまり公的に評価されないけど、やはり凄い人なんだな~と思いました。かつてボッコボッコにされた相手が、「やはりあいつも人間だ」とロッキーが言うところが、もう勝負あったって感じだね。音楽も当時はあちこちで流れてた曲。色んな意味で、続編はつまらないというジンクスを(昔はこういうシンクスがあったんです)を打ち破るべく、見せ場をたっぷり用意したシリーズ作です♪ 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2016-05-01 10:49:14) |
107.《ネタバレ》 かつての敵であり、ライバルであったアポロとの 最後のシーンが印象的 きっと二人ともボッコボコになってリングに転がって 腹の底から大笑いしたんじゃないかって そんな描かれていないエンディングが最高なのであります 【こっちゃん】さん [映画館(字幕)] 9点(2016-02-18 19:35:17) |
106.《ネタバレ》 シリーズの中では「1」の次に好きな作品です。ロッキーがスターになってからの話なので、どのように話をもって行くのか若干不安げに観たのですが、展開が非常に自然で無理が無いです。ロッキーの哀しみ、不安、試合に対する恐れ、葛藤、友情などが非常にうまく表現してあり、主題歌の良さも合わせて起・承・転・結が見事に決まっています。いい意味で80年代らしさというか、80年代の青春映画の流れをうまく取り入れていると思います。また、全体に垢抜けているというか、前作までの野暮ったさが無くなっています。最後のファイトシーンはシリーズ中一番迫力があってすばらしいと思います。 【金田一耕助】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-02-11 10:20:04) |
105.大好きな1や2、そして不純な動機で偏愛している4に比べるとやはり評価は落ち、何度も見返しませんが、ロッキー好きとしては素通りは出来ない作品。ミッキーのアレとかね。この作品からはいろんな意味でスタローンやスタッフが高みを目指してチャラくなって参りますな。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 5点(2014-07-05 22:26:09) |
【pillows】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-02 17:50:40) |
103.ロッキーは、実生活でスターになったスタローンだったのかな。ここからちょっと音楽を絡めたりして泥臭さが無くなります。ミスターTの存在感は素晴らしい。 【noji】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2013-10-27 01:05:47) |
【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-05-13 19:50:31) |
101.3作目ともなるとボクシングの試合自体はマンネリ気味だが、これまで敵だったアポロとの友情には感動した。拳を交えた者にしか分からない何かがあるのだろう。自信喪失のロッキーにかけたエイドリアンの言葉も良かったし、ミッキーを通してトレーナーの気持ちも少し理解できた気がする。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-24 17:31:58) |
100.なにが良いって ミスターTとかいう挑戦者がよい。一方的に喋る喋る!! ほっときゃいつまでだって怒ってるんじゃないのか彼のキャラ(^^;) なかなか面白い挑戦者だった。結果として ロッキーの1や2とは別物・だ・と・し・て〝新〟ロッキーの始まりとして見れたならば楽しく見れる。ただ、ミッキー爺さんの死に体を目の前にして声を詰まらせ泣きむせぶロッキーの姿は痛々しかった。自分の中では、この先、ずっと忘れる事なく記憶に残ってゆくだろう的な名シーンの一つになってしまった。あの時のロッキーが発した声と顔は決して忘れない。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-08-21 22:38:26) |
99.2012.08/19 2回目鑑賞。主題歌 『アイ・オブ・ザ・タイガー』イイネ! なんだかテーマ曲と回顧で終わった感じ。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-19 20:23:55) |