2.おしんがおーいしセんセやってます。でもね、か細いというか、病人みたいに弱々しいんですわ。どうしたんやろ。
木下版で高峰が見せた嬉し恥ずかし「オンナ」の可愛いおなご先生もここでは隠れてしまってます。美形の天本博士と武田鉄矢では同じようにいかないのか、、ジュリー使ったら・・うそうそ。えらいことになる(笑)。
なんか演出も音楽も揺さぶられるとこがないのですわ。
「先生の顔見にきたんー」という子どもの一言だけで泣ける木下版との差を見せつけられた気がします。こっちを先に観たらどうなのかな?
ま、とにかくあちらが1リットルの涙(←彦馬さん、勝手に使わせてもらいます、すんませんです。)なら、こちらはその100分の1も出ません(=何ccかって? ちょっとカタカナで乙女は言えないわ。爆)。
あ、また脱線、、えっと本作の良いところは、木下版にあった古い観念や表現(例:母親のいない赤子は死んだ方が幸せ、みたいなセリフ等)を改善・緩和し、文部省特選ものに仕上げたというところ、かな。学校鑑賞に向くようにわかりやすいナレーションを入れています。が、やっぱり泣けないのよ私ら、寅さんでは。(クスぅ)