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(レビュー・クチコミ)
ここに泉あり
[ココニイズミアリ]
1955年
【
日
】
上映時間:150分
平均点:
7.20
/
10
点
(Review 5人)
(点数分布表示)
公開開始日(1955-02-12)
(
ドラマ
・
モノクロ映画
・
実話もの
・
音楽もの
)
新規登録(2005-11-28)【
ユーカラ
】さん
タイトル情報更新(2014-09-24)【
イニシャルK
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監督
今井正
キャスト
岡田英次
(男優)
早見明
小林桂樹
(男優)
井田亀夫
岸恵子
(女優)
佐川かの子
成瀬昌彦
(男優)
竹村
加東大介
(男優)
工藤
三井弘次
(男優)
丸屋
大滝秀治
(男優)
岸辺
東野英治郎
(男優)
練田
林孝一
(男優)
岩本
十朱久雄
(男優)
河辺
千石規子
(女優)
井田清美
奈良岡朋子
(女優)
看護師
草笛光子
(女優)
小野冴子
沢村貞子
(女優)
美容師
原保美
(男優)
患者代表
鶴丸睦彦
(男優)
老父
原ひさ子
(女優)
老母
多々良純
(男優)
チンドン屋の親爺
近衛敏明
(男優)
石塚
田中筆子
(女優)
くじ売り
武智豊子
(女優)
煙突掃除屋のおかみ
山田耕筰
(男優)
交響楽団指揮者
清村耕次
(男優)
幸二
伊沢一郎
(男優)
立石
中村是好
(男優)
中村
織田政雄
(男優)
(ノンクレジット)
増田順二
(男優)
金子
浜田光夫
(男優)
バイオリンを弾く少年
庄司永建
(男優)
安藤
脚本
水木洋子
音楽
團伊玖磨
撮影
中尾駿一郎
製作
市川喜一
岩崎昶
配給
松竹
美術
川島泰三
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5.
《ネタバレ》
この時期、今井正はレッドパージで東宝を追われ独立して映画制作を行っていたらしい。しかし、この映画にはプロデューサーの力だとは思うが、各映画会社、独立劇団の名だたる名優が集結し、音楽界、群馬県の協力そして山田耕作本人までもが出演した。
その各方面の協力を得ての今井演出は見事な手さばきで、この映画を作る熱気が劇中のオーケストラとオーバーラップしたように見えた。初めはクラッシックの芸術性が鼻につくと思ったが、ちんどん屋さんとの見事なコンンストレーションは見事だった。個人的には草津節の演奏が一番素晴らしかった。
【
rosebud
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
9点
(2013-05-02 16:00:16)
4.
《ネタバレ》
戦後まもない日本、しかも一地方都市高崎に交響楽団を設立するという極めて困難な中での物語。いやこれが実話に基づく映画というのだからすばらしい。主役は岡田・岸の二人なのだろうが、助演の小林桂樹の熱意がすごいと思う。何度も危機に陥り解散まで考えた楽団を救ったのが「赤とんぼ」とは。他に「この道」や「からたちの花」などたくさんの童謡や歌を作った山田耕筰、彼は管弦楽曲なども作曲し日本のクラシック音楽界をリードしてきた人であるが、映像として見るのはもちろん初めて、感慨深い。なおピアニスト出登場する室井摩耶子さんは今なお現役90歳のピアニストだという。映画で有名なクラシック音楽をたくさん聴けるのが良い。
【
ESPERANZA
】
さん
[CS・衛星(邦画)]
8点
(2012-09-10 10:28:39)
3.
骨のあるいい映画だった。どう考えても存続できそうにない地方楽団が、自ら演じる音楽に助けられながらなんとか歩き続ける姿を映している。やたらに感動の涙やとってつけた団結みたいなものは使わず、金銭的な問題や田舎にいることで感じる焦燥感、団員同士の争いはリアリティたっぷりだった。そして、音楽ってすごいな、やっぱりいいな、と純粋に感じられるシーンは心を救われるような思いがした。さすがに木こりか炭焼きというのはひどいけど、この時代はその発想も仕方なかったのかも。
【
のはら
】
さん
[地上波(邦画)]
7点
(2011-12-29 22:30:03)
2.
今井正監督が描く、正統派人間ドラマ。
真面目な監督が、岡田英次と岸恵子といった安定した実力を持つ俳優陣を配し、無難にまとめ上げた作品だが、無難に楽しめる反面、真面目過ぎるきらいがあった。
ただし、小林桂樹は実に人間味あふれるキャラクターを演じており、まさに名演。
小林桂樹の演技の幅の広さを感じることができた。
又、音楽の素晴らしさ、音楽を聴くことによって得られる感動などが、150分の尺の中にぎっしりと詰まっており、その辺りも評価できる。
【
にじばぶ
】
さん
[ビデオ(邦画)]
6点
(2009-11-19 00:33:15)
1.
《ネタバレ》
納得半分、反発半分。納得は、岡田英次の脇に小林桂樹を置いたことで、これが適度に批判者の役を持ち、いやらしさを緩和させている。一つの文化に接触させる機会を地方に与えるというのは、悪いことではない。ただそこに中央から周辺への啓蒙という意識が加わると、どうしても反発を感じざるを得ない。山奥の子どもたちに「彼らもあのまま木こりで終わってしまうんだなあ」などと上から憐れむような態度を見せられると、それは違うでしょ、と思う。楽団員たちが聞けない美しい音(たとえば小川紳介の「ニッポン国古屋敷村」で出来たての炭がたてた澄んだ響きのようなもの)が確固としてあるわけだ。地方で生まれ地方だけで充足している文化というものがあるわけだ。中央的なものを地方に広めることが文化活動のすべてであってはならない。中央の山田耕筰を連れてきて「オーケストラの少女」をやらないと映画が終わらないところに、都会人の作る良心的社会派映画の弱さがある。
【
なんのかんの
】
さん
[映画館(邦画)]
6点
(2008-02-03 12:22:34)
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【点数情報】
Review人数
5人
平均点数
7.20点
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0.00%
1
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2
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3
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4
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5
0
0.00%
6
2
40.00%
7
1
20.00%
8
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9
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