2.《ネタバレ》 これ、法廷モノの傑作じゃないでしょうか。
三國連太郎の凄みが十二分に発揮されています。
ラストの法廷シーン。
ここにおける三國連太郎のパフォーマンスは、凄いの一言です。
三國連太郎という人物の持つ存在感、俳優としての実力を目の当たりにすることができます。
「三國連太郎は凄い俳優だ」。
本作を観終えて感じたことは、まさにその一言に尽きます。
一般的に評価の高い法廷モノの洋画『情婦』とかと比べても決して劣らないどころか、本作の方が上じゃないでしょうか。
本作は、法廷における臨場感あふれるユーモアも交えた心理戦、そして法廷劇の面白さを体感することができます。
この法廷喜劇の傑作を、もっと沢山の人に観てほしい。
もっと他の人にも観てもらって、レビューを書いてほしい。
そんな気持ちがふつふつと湧いてきました。