恍惚(2003)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 コ行
 > 恍惚(2003)の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

恍惚(2003)

[コウコツ]
Nathalie...
2003年スペイン上映時間:105分
平均点:7.00 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2004-12-18)
ドラマロマンス
新規登録(2006-12-22)【ひよりん】さん
タイトル情報更新(2010-04-20)【にじばぶ】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督アンヌ・フォンテーヌ
キャストファニー・アルダン(女優)カトリーヌ
エマニュエル・ベアール(女優)マルレーヌ
ジェラール・ドパルデュー(男優)ベルナール
ジュディット・マーレ(女優)カトリーヌの母
原作フィリップ・ブラスバン(原案)
脚本アンヌ・フォンテーヌ
音楽マイケル・ナイマン〔音楽〕
製作アラン・サルド
製作総指揮クリスティーヌ・ゴズラン
配給ワイズポリシー
アートポート
あらすじ
カトリーヌとベルナールは裕福だが、会話も少ないセックスレスの中年夫婦。ある日、カトリーヌはベルナールの浮気を知ってショックを受ける。カトリーヌは会員制のクラブで出会った娼婦マルレーヌに、ナタリーという偽名を使ってベルナールを誘惑しその一部始終をカトリーヌに報告するよう依頼する。マルレーヌから聞かされる告白はしだいに過激になり、カトリーヌは動揺する。そして、カトリーヌとマルレーヌの間にも不思議な感情が生まれてくるのだった。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
4.《ネタバレ》 *以下ネタバレしてます!
E・べアールの露出度高めな娼婦ぶりだとか官能の側面ばかり話題に上った本作ですけど、実のところコレ夫婦の停滞期を迎えた中年女の屈折した心理の深い奥底まで潜り込んでいまして、ある程度の年齢と高めの映画鑑賞眼を要求される難しい作品だと思いました。
娼婦を夫に当てがってその内容を知る。屈折妻と娼婦の仲も妙に馴れ合って不可思議な友情らしき感情すら生まれるのがスリリング。またべアール演じるナタリーのキャラクターが、妙に雇い主のカトリーヌに対して義理堅い?ところも見せるものだから観ている我々もちょっとばかりナタリーに信を置いたりしてしまうのです。
こんなこんがらがった関係を自身で理解して演じるなど、アルダンとべアールクラスの力量のある役者でないと無理でしょう。そう、E・べアールでないとダメなのです。撮影当時38歳だろうと。(そしてちゃんと20代に見える!魔女なのかな)
本音では女として‶上から目線”だったナタリーは、プロのプライドを傷つけられたこともあってカトリーヌに嘘をついていた。終盤、二人の女としての立ち位置が逆転した時のF・アルダンの曰く言い難い表情ときたら。全編通してアルダンはほんとに微細で多彩な表情を見せるので、気持ちを読み解くのにかなりの集中を要しました。
フランス映画ってこと恋愛に関するとステージが高くて、恋愛ドラマの主人公はまず20代の我が国と成熟度が全然違いますね。今作のヒロインらと同年代のわたしはカトリーヌの気持ちは全然わかりません笑。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-06 23:13:43)
3.ジェラール・ドパルデューは印象深い顔立ち、特に鼻。以前NHKでの海外長編テレビドラマ レ・ミゼラブルでジャン・ヴァルジャンを演じていた記憶有り。
邦題の“恍惚”には先入観が入ってしまった。なかなか興深く楽しめた。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-12-13 15:55:44)
2.《ネタバレ》 夫の浮気を調べているうちに浮気相手の女性を親しくなっていく、ファニー・アルダンが、どんどん深みのある女性になっていくのが良い感じです。口元を曲げて感情を見せずに妄想を語るエマニュエル・ベアールは良い女優だなあとあらためて思いました。ふたりの女優を見ているだけでも楽しい映画です。
omutさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-12-23 19:46:38)
1.男女3人の人間関係を描くというのはフランス映画の大きなテーマの一つだと思います。この作品の場合は女2人男一人の関係です。ドラマはカトリーヌとベルナール夫妻の描写、カトリーヌとマルレーヌ(ナタリー)の会話が中心となり物語は進行してゆきます。マルレーヌとベルナールの関係は、マルレーヌからカトリーヌに言葉で語られるという手法を用いています。ドパルデューやベアールは彼(彼女)の持ち味を十分に発揮していますし、ファニー・アルダン(とくに表情)がことのほか良いです。映画のプロモではベアールの写真がたくさん使われていますが、主演はファニー・アルダンですね。この一本の作品の中に倦怠期の中年夫婦の関係や、娼婦として働く女性の寂寥感が表現されています。トリュフォー映画のようにわかりやすく、そしてオチがあります。男女三人の関係の最後を想像しながら見るのも楽しいです。わたしは鈍いので、最後までオチがわからなかったです。邦題は、恍惚だとなんのことかわからないですね。原題がNathalieなので「彼女の中のナタリー」位の方が良かったかなあ。
ひよりんさん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-22 22:50:44)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6125.00%
7250.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS