27.う~ん..物語の発想(着眼点)は、良いんだけど..全体から~細かい部分に至るまで、詰めが甘く、稚拙で幼稚..残念な出来に、ガッカリ..原田知世 と、江口洋介 は、頑張ってたんだけどねぇ~ こんな、ダメダメ脚本に、低予算じゃ~ どうしようもない..残念... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2016-01-20 21:01:15) |
26.《ネタバレ》 原作既読だが、主演女優が目的で映画を見た。この映画には出てほしくなかったという思いが残るものの、とりあえずこの人のために2点つけておく。 内容については、最後が真面目な感じで終わったことから、基本的には真面目なことを語ろうとした映画だと想像するが、実態としてはドタバタばかり見せられて呆れ返る。役場が原作でいう“バカドモ”扱いなのは世間の常識通りとしても、ヒロインにまでコントの役を振るのでは真面目に見る気が早々に失せる。 もともと原作も完璧とは思えないが、それでもこの社会のありように対する作者の思いは確かに感じられた。しかし映画ではそれが全部抜け落ちて、その跡を空々しいセリフと取ってつけたようなBGMで埋めてあり、登場人物が真面目な顔で語るほど鼻で笑いたくなる。大変残念な映画化と思う。 [2012-09-02変更] 配点を変更し、主演女優のために2点、それ以外を-2点とする。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 0点(2012-09-02 19:55:00) (良:1票) |
25.《ネタバレ》 「戦争」とはどういうものなのか、ということを、恐ろしいほどのリアリティを持って描いた傑作です。今まで見たどんな戦争映画よりも胸に突き刺さってきました。江口洋介の芝居のうまさも手伝って、息苦しくなるほど「ホンモノの戦争」を体験させられます。あえて「となり町との戦争」という設定にすることで、戦争の本質が浮き彫りになる「構造」は、見事の一言。ちょっと反戦色が強すぎるところと、ラストあたりがメロドラマ過ぎるところがマイナス点ですが、こんな傑作映画がそれほど評判になっていないのは、タイトルのせいでしょうか?それとも平和ボケしすぎた日本人の国民性のせい?? 【コウモリ】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-10-18 07:37:29) |
24.《ネタバレ》 原作既読。今の日本人が架空の戦争を舞台に映画を作製したらこんなものになるのでしょうね。テーマでもある戦争の意義や是非を問うことは個人的には無駄であると思うのですけどね。戦争から色々なものを享受できるというのも分かるのですけど、戦争はする必要のないことなのは間違いない。 【いっちぃ】さん [地上波(邦画)] 4点(2010-07-24 18:40:13) |
23.《ネタバレ》 わかりやすいようで、映画として本質が伝わりにくいストーリーでしたね。 じれったく平和ボケで他人事のように話が進んでいくのは完全に「狙い」でしょう。 今、僕らの生きている現代社会の民主主義一つにしたって、本当に誰もが、その意義を意識し参加しているのでしょうか? 一部の人間にわからないように煽動されてるのではないでしょうか? 色々、社会や政治に不満を飲み屋で、ぶちまけても行動に起こせないのは、なぜなのでしょうか? そんな日本人の感覚だからこそ作り上げられたストーリー、そして映画なのだと思います。 若松了さんの演じていたキャラクターのセリフが、いちいち突き刺さりました。 今も何処かで、宗教や民族など、いろいろなところで戦争が起きていても、 僕らは、それに傷つくことも無く、何も感じずに生きているのです。 そんな感覚を皮肉った話なので、感覚的にイラッとくる受け取り方をしてしまう方が多いのはしょうがない。 じゃあ、どうしろ?と。 それは各々考えろ!というのが、この映画の本質なのかなぁ?と僕は受け取りました。 【バニーボーイ】さん [地上波(邦画)] 7点(2009-10-15 10:54:23) |
22.原田知世さんに釣られて見ました。原田知世さんはやはり女神でした。江口さんもいい味出てましたが、正直いうと脚本、絵、音楽等はイマイチでした。漫画かライトノベル?が原作だと思うのですが、そういうのはそれを読めばいいのであって、できれば邦画は映画専用のストーリーなりをキッチリ作っていってもらいたいと思います。ドラゴンボールとかアトムとかそういうのはアメリカに任せましょうよ! 【ブラックバッス】さん [地上波(邦画)] 4点(2009-10-11 08:20:52) |
21.なるほど。この映画は反戦などというお題目を論じているのでは無い。国家間の戦争が起こった際に、身の回りに起こることを、スケールダウンしてシミュレートしているようだ。日本が当事国になった最後の戦争である対米戦争は、自分が知る限りかなり広範に被害が及んだが、近年の報道に見聞きする戦争(というより紛争)は随分と様子が違う。当事国でも直接的に関わっているのは一部の政府関係者と戦闘員と戦場付近に住んでいた不運な人たちだけで、国民のほとんどは蚊帳の外。そして、関わっている一部の人の周囲だけで、不幸も含めて利害関係が発生し、決着する。そのシミュレーションという意味で、となり町と戦争をする着想は面白い。実際に日本が紛争の当時国になっても、市井の空気はあんな感じじゃないかな。さて、この映画のストーリーに関してだけど、宣戦布告に至る利害の衝突などを明確にしないと、見ていてイライラする。徴用された江口の戸惑いは、戦争をやる意味が分からなかったことに尽きる。不条理さを狙ったのか、そんなところでモタモタしているからテーマがぼやける。着眼を活かすなら、もっと実際の紛争をなぞったうえで、シナリオを練って欲しかった。勿体ない。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-09-02 22:32:06) |
20.ある日突然、一枚の通知書で“となり町”との開戦が知らされる。流れのままに、実態の見えてこない「戦争」に巻き込まれていく主人公。 映画のテイストとしては実に斬新なブラックジョークに包まれていて、良い意味でとても滑稽に仕上がっている。 が、それは同時にこの映画が物語るテーマの深さを表していると思う。 町単位の戦争という設定だから、その取り仕切りは当然、町議会であり最高責任者は町長、執行も普通の町役場の職員が担当する。だからストーリーとして“可笑しさ”が生まれる。 が、そこに、今この瞬間も世界各地で行われている現実の戦争と、違いがあるのだろうか。 国単位、世界規模で繰り広げられている戦争と、その本質に変わりはないのではないか。 むしろ、現実の戦争こそ、本当に笑えない滑稽さと愚かさに侵食されつくしていると思えてならない。 そしてそのことこそ、この原作が伝え描くことなのだろう。 映画の演出としては、少々チープだったり、過剰だったりする部分もあったが、問題作と言われた原作小説を巧く映像化したのではないかと思う。 透明感と無機質感を併せた表現力を見せた原田知世は、女優としてとても魅力的だった。 余談だが、この映画はほとんどのシーンが地元ロケ(愛媛県)で、随所に身近な場所でのシーンがあらわれて楽しかった。 あんなに近所のバッティングセンターでロケをしていたとは、観に行けば良かった……。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-06-18 15:40:13) (良:1票) |
19.コメディなんだかシリアスなんだかどっちつかずで中途半端な印象のまま終わってしまった。まさに平和ボケしてる日本人が無理に作った戦争映画という感じが否めず、やるせない。 【lady wolf】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-05-11 01:54:32) |
18.《ネタバレ》 「戦争は世界のどこかで常に起きていて、また私たちも何時、突然巻き込まれてもおかしくない、嫌、今、現実に起きている戦争に対し「NO!」という行動を起こせていないことで、すでに参加しているのかも知れない・・・」というメッセージは凄く伝わってきた。ただ映画としてはあまり面白いとは思えなかった。 【より】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-05-04 23:45:44) |
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17.なかなか面白かったです。主演の二人の魅力で最後まで上手くまとまっていると思います。コメディでもなくシリアスでもなく。。。微妙な感じですが、原田知世がいいですね。 【たかちゃん】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-04-13 16:00:53) |
16.《ネタバレ》 奇妙な町の奇妙な人たちによる奇妙な戦争の奇妙な業務。日常生活の中に徐々に忍び寄ってくる戦争の影を描いたもの。このアイデアが秀逸なのか、どうかは分かりません。映画としては退屈でした。コミカルさも、戦争の悲惨さも中途半端の印象が残ります。テンポが悪いですね。江口はあんなに体格がよく、野球好きという設定なのに、戦争に直面してからのへたれぶりが滑稽なほどオーバーアクションでした。もっと弱弱しい役者さんにしないとダメでしょ。原田はよかったです。 【よしのぶ】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-01-06 21:05:24) |
15.原田知世がすごくきれいだ。すごくきれいに撮られている。それだけで十分に見る価値がある。また、市町村同士が戦争するなんてシニカルな題材だけど、実際の戦争も、国と国がやっているという意味では同じ行政のお仕事なんだと気づかされる。大真面目で人を殺す政策について議論が交わされているという点では、市町村でも国でもたいした違いがないのかもしれない。おそろしい。 |
14.《ネタバレ》 物語前半は、とことんギャグテイスト。爆笑タイプの笑いではなく、お役所仕事への皮肉たっぷりのシニカルな笑い。爆笑こそありませんが、思わずニヤリとしてしまいます。戦争が起きているとはとても思えない平和な日常が延々と続く。でも何か落ち着かない。心から笑えないのです。その予感めいた恐怖が、徐々に現実のものとなっていく。真綿で締め付けられるような緊迫感に、体が硬直します。ヤバイ。よく分からんけどマズイ気がする。戦争に加担している実感はなかったはずなのに、気づいたら戦争の真っ只中にいたことに驚愕します。それでも最後の最後まで、直接的な殺人シーンが描かれることはありませんでした。でもそれが逆に怖かった。とてもリアルに思えました。現在日本人の大多数が感じ取っている戦争の姿はまさしくコレだと思う。どんなに世界各地の悲惨な戦争の様子が報道されようとも、自分の命がセーフティーゾーンにある限り、所詮他人事でしかありません。もしかしたら戦争の当時国になっても、「どうせ戦うのは自衛隊でしょ」くらい呑気に構えていそうな危うさがある。主人公の姿は、典型的な日本人の姿に他ならないと思いました。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-01 18:10:09) |
13.もっとコメディ色がつよいのかと思ったけど、意外とシリアスだった。発想はなかなか面白かったけど、全体敵になんか中途半端な感じで終わってしまった。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-03-24 23:03:38) |
12.アイデアは斬新、でも意外に広がらなかったなー。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-03-19 22:09:40) |
11.《ネタバレ》 原作未読。このアイディアは最高、しかし、余りに中途半端過ぎないか。違う話で生かしたいと思うのは自分だけか。 |
10.《ネタバレ》 なんとも変わった映画(笑)となり町と戦争を始めてると言われてもピンとこない無茶な設定を淡々と演じる原田知世と、無理矢理偵察業務に就かされた江口洋介の掛け合いは楽しい。でも、あまりの設定に感情移入は難しい…なので、可哀想とか、やりきれないとか、何にも感じないかなぁ~久しぶりの原田知世と江口洋介の親密になったラストはちょっと良かった(*´ω`*) 【うさぎ大福】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-02-06 23:59:55) |
9.原作も設定の面白さを最後まで持続できない感じであったが、映画ではちょっと違う結末にして原作以上に最後まで見たことを後悔させる内容となってしまった。 【HK】さん [DVD(邦画)] 5点(2007-12-23 15:00:56) |
8.アイデア止まりの内容で何を語るにしても中途半端。 まあ、状況に翻弄されるだけですし。 「愛」なんて本質的なものではないという指摘があるような、ないような・・・。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 2点(2007-11-28 10:14:48) |