16.《ネタバレ》 ケラリーノ・サンドロビッチの舞台は何度か観たが、ユニークなキャラクターとウィットに富んだセリフがおもしろい。 その特長が本作にも活かされている。 投身自殺と思われた料理教室の講師の死をめぐって真相を解明していくサスペンス形式だが、犯行トリックは無理筋で推理クイズ並みのこじつけレベル。 そういったことは実はどうでもよくて、あくまでケラ得意の軽妙な会話が肝になったライト・コメディに仕上がっている。 インタビュー形式のモノローグを時折り挿入したり、クライマックスで教材のナレーションが犯行の解説に移行したり、演出も巧み。 ラストは名探偵の子どもを買収して探偵ゴッゴの継続を表すオチで、しっかり計算された構成。 主演の奥菜恵はコミカルな役にハマって好演。 脇を固める犬山イヌコ、池谷のぶえのオバサンキャラも個性的で抜群の存在感。 ただ、ケラ作品は生の舞台のほうがインパクトがあって好き。 映像でもおもしろいんだけど、内容自体は頭に残らず、しばらくすると忘れてしまうような軽さがある。 テレビやDVDならいいけど、決して映画館で見たいとは思わない類の作品。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-11-07 23:09:14) |
15.おいしい頃しかたとか変換すると出てくるし。 で、そのあと覚えきれない なんだったっけか 覚えきれない A View To A Kill だったっけか? デュラン・デュランかね 007かね 【3737】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-06-03 21:38:00) |
【紫電】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-03-06 21:08:03) |
13.セット、音楽、照明、色合い、ストーリーどれもTVドラマ。聞き取りにくい台詞は全く無し、なんと解りやすいことか。コントのような掛け合いも笑えるが、映画だったら画で笑わせないとね。全く食い足りないがTVドラマなら及第点、映画としては凡作。役者は悪くない。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-07-24 13:11:53) |
12.ケラリーノ・サンドロヴィッチ風の2時間サスペンスドラマ。 特に込み入ったプロットが用意されているわけでなく、終始肩の力を抜いてほくそ笑むテレビ映画だった。 犬山イヌコ、池谷のぶえの“濃い”舞台役者に挟まれて、奥菜恵のコメディエンヌぶりが素晴らしかったと思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-07-14 17:19:49) |
11.《ネタバレ》 BSフジでオリジナルを見た方は、絶対、「昨日、ものすごいのTVでやっててさあ」とか言ってたはず。うらやましいです。怪優、池谷のぶえ。ノーマークでしたが、なんかすげえ。彼女に興味が出てきた方は、ブログも書いてらっしゃるみたいですんで、参照してみてはいかがでしょうか。才人! 【なたね】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-11-30 19:57:10) |
10.《ネタバレ》 しょうもないことを全力でやってみました、という作品。笑える小ネタのオンパレードで、序盤は非常に笑わせてもらいました。主演三人もいい感じです。ただ、あれを二時間近く続けられるとさすがに辛いです。もうちょっと短くまとめるか、もう少しメインに引きの強いテーマを据えてあったりするとなお良かったです。 |
9.画質がTVドラマ並みというのはアレだが、内容はとても面白い。ただ、タイトルから勝手に想像していたのは、奥菜恵が『シリアルママ』よろしく人を殺しまくる映画だと思っていたので、ウディ・アレンの『マンハッタン殺人ミステリー』風の奥様探偵ものだとは意外だった。とにかく主演3人のバカバカしいやり取りが楽しい。本格ミステリを期待する向きには肩透かしを食うだろうが、コメディとしては一流。肩の力を抜いて笑いましょう。 【フライボーイ】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-08-17 08:04:47) |
|
8.これは素晴らしい。傑作です。これほどツボにはまるのもなかなかないです。奥菜恵、犬山イヌコ、池谷のぶえ、みんな個性的でいい味だしてましたね。 【茶畑】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-05-16 23:24:19) |
7.《ネタバレ》 元々はテレビ用だったためか、映像は映画のそれでないのが残念だが、全てのシーンに笑いを入れようとする徹底っぷりは見事。軽快な会話の絶妙なずれっぷりに最初から最後まで笑わせもらいました。誰が一番とは言えない、それぞれがぶちぬけてる主演の三人のキャラクターのせめぎあいが素晴らしいし、脇のキャラクターの使い方も巧い。いい加減すぎる人々が描かれるだけあって、いい加減すぎる結末にも気持のよい脱力感。すっとぼけまくったバカサスペンス。 【すべから】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-31 00:03:35) |
6.画質(照明?)がTVドラマなので、開始早々見るきを剥ぎ取られるが、セリフまわしが抜けてて面白い。セリフが面白いってのは無駄なコトをしゃべるって事なんだなって思った。ミステリーとして見ると駄目だけど、意味不明系の笑いとしては面白い脚本だった。 【六爺】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-23 01:27:16) |
5.《ネタバレ》 ストーリー的なひねり、トリックという点では、並みいるミステリーの傑作群に一歩足りない気がするが、コメディーという点では完璧である。掛け合いの台詞、キャスト、どれをとってもめちゃくちゃなまでに面白い。もともと舞台人による脚本・監督だけに、コメディー映画の中でも異彩を放つ独特の笑いのテンションがあって、それだけで一見の価値がある。画像がなんとなくテレビドラマっぽいが、それはご愛嬌。教頭先生の夫婦がたこ焼き食べながら銀杏並木を歩くシーンとか、夫婦間の心の葛藤と愛情をうまく表現するとても映画的な良いシーンだと思う。あとは主演の3人の女優が素晴らしかった。 |
4.《ネタバレ》 面白い! 傑作! 全部よかったです。涙を流して笑いました。奥菜恵、こういうのうまいですね! 彼女、最近ダメな事が多かったので、驚きました。役者さんって、もらう役によって本当に違いますねえ。犬山、池谷がすばらしいのはもとより、真木よう子もよかったです。 【コウモリ】さん [DVD(邦画)] 9点(2007-07-08 08:30:35) |
3.序盤はありえないくらい面白かったけど、終盤で失速した感じ。 人物描写や細かい演出は非常によく出来ていて面白いのだけど、作品全体を通した物語が弱いので、だれてしまうのかも知れない。 それでも、奥菜恵のキレ具合を見るだけでも価値があるので、オススメしておきたい作品。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-04-17 13:49:03) |
2.《ネタバレ》 とにかく僕はケラチルドレンでして、これくらいデタラメな映画は本当に大好きです。スッカスカの内容とふっざけた役者達。ケラは天才です。演劇なんてやめて映画とれ。 |
1.TVドラマの域を超えていないとは思うが、相変わらずケラ氏の脚本の面白さとミステリとの相性は良く、意外なまでに!というと失礼ですが、奥菜恵の演技は面白かった。ケラ氏はポスト堤幸彦?と勘繰ってみたくなる今日この頃。(死フレーズ) 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-03-01 00:21:21) (良:1票) |