1.《ネタバレ》 序盤から中盤にかけて連発される西欧流のジョークは、生憎と純和風の小生としては理解不能で、面白くも可笑しくもなく、ただ展開がやたらとめまぐるしいだけで妙に退屈させてくれる。アイスホッケーをやっていたと思ったら、次のシーンではもうモデルになってたりで、話があっちこっちに飛んで理解しづらい。ほとんど映画の態をなしていない。確かに主役のおネエちゃんは、綺麗でナイスバディ(笑)だが、ただそれだけという感じがしないでもない。終盤あたりに来てようやく少しハジけてきたかなという感じ。特に、ティナに関わった男たちが没落していくあたりとか、ティナの「さげまん」ぶりがなかなか面白い。しかし、ようやくコメディらしくなってきたなと思ったところで唐突にラストを迎える。あれが彼女の「選択」なのか?てゆうか、このおネエちゃんが主体的に自分の行く末を選択したという風でもなく、ただ周りに流されているだけのような気が…。結局、自分で何かをやるというのでもなく、ただ男をとっかえひっかえしているだけで、それを仰々しく「選択」とか言われてもなあ…、トホホのホー。