極道の妻たち 最後の戦いのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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極道の妻たち 最後の戦い

[ゴクドウノオンナタチサイゴノタタカイ]
1990年上映時間:116分
平均点:5.57 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(1990-06-02)
アクションドラマシリーズものヤクザ・マフィア小説の映画化
新規登録(2008-07-14)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-09-28)【イニシャルK】さん
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監督山下耕作
演出疋田泰盛(方言指導)
キャスト岩下志麻(女優)瀬上芙有
かたせ梨乃(女優)伊勢夏見
哀川翔(男優)根津豊
石田ゆり子(女優)植木志織
緒形幹太(男優)高木真一
浜田晃(男優)紺屋基和
野口貴史(男優)常松清七
曽根晴美(男優)空地丈太郎
西村和彦(男優)高木照男
森永奈緒美(女優)柳井涼子
中村錦司(男優)谷川
八汐路恵子(女優)中松いと
菅貫太郎(男優)桜井弁護士
品川隆二(男優)光石和義
磯部勉(男優)南部武将
平泉成(男優)宗城博友
中尾彬(男優)田所亮次
須賀不二男(男優)川越清市
三上真一郎(男優)寺沢耕造
中村美津子(女優)歌手
小林稔侍(男優)瀬尾雅之
津川雅彦(男優)市場憲章
有川正治(男優)
疋田泰盛(男優)
大木悟郎(男優)
キムラ緑子(女優)債権者会議の女
中野英雄(男優)
内田稔(男優)
佐久田修(男優)
大前均(男優)
諸鍛冶裕太(男優)
笹木俊志(男優)
阿波地大輔(男優)
五十嵐義弘(男優)
川浪公次郎(男優)
高並功(男優)
丸平峰子(女優)主婦
峰蘭太郎(男優)
原作家田荘子
脚本高田宏治
音楽津島利章
挿入曲中村美津子「大阪情話~うちと一緒になれへんか」/「四万十川の宿」
撮影木村大作
企画日下部五朗
配給東映
美術井川徳道
編集市田勇
録音荒川輝彦(整音)
照明増田悦章
その他藤原勝(演技事務)
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7.《ネタバレ》 最初のところでかたせが岩下の妹分ということになって、今回は二人が共闘していく路線なのかな・・・と思っていたら、なぜか話が発展しない。かたせは岩下とどう連携しているのか分からず、というかむしろ勝手に一人で行動している。これでは盃の意味もありません。また、出所した稔侍さんをストーリー上どう扱いたかったのかもはっきりせず、登場人物の関係が崩壊する以前に物語が崩壊している。結局、各登場人物がばらばらに動いているだけでした。哀川翔とか石田ゆり子の若者組も、全然活用できてなかったなあ。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 3点(2024-01-23 21:06:45)
6.マラソン鑑賞中、一作目に引き続き人気の岩下志麻さんの極妻。本来なら同名タイトルのナンバリング作品であれば役者=人物を統一するものですが一作目とのつながりはなく、同じ人物が別の役をやっていたり、死亡した人物が普通に復活していたりと少々混乱するところがあります。(主役の岩下志麻も役名が異なります。しかしながら外見が同じなので岩下志麻=極妻という、凄まじい説得力を感じます)

一作目以上にバイオレンス&女の闘いが全面に出た激しい展開を見せますが、メインの女たちの住み分けがきちんとできていて分かりやすいです。また、小林稔侍演じる「瀬尾雅之」が一見男気があるようでグズでお間抜けなのもかなり笑えるところですが、しかしながら非常に素敵な昔気質の任侠道を体現していて、個人的には本作では一番好きなキャラでした。ドスを利かせる時の独特な雰囲気がカッコいいです。

エロ描写も一作目のようなネッチョリした濡れ濡れの雰囲気ではなくなり、もう少しスッキリした印象です。(ただし津川雅彦パートは必見) ラストも判り易く、男だから女だからということよりも、やはり暴力の世界に関わるとそれ相応の結果が待っているという風にとらえるのが妥当なように感じました。岩下志麻版全8本を完走する予定でしたが、、ちょっともういいかな感が出てきました(汗)しかしながら本作はよく出来ていて個人的には好きな回です。(本作と1991年の新・極道の妻たちの二作品がマイベスト)
アラジン2014さん [インターネット(邦画)] 7点(2024-01-20 18:04:47)
5.《ネタバレ》 岩下志麻の関西弁がヘンだ、という声がどうしても出てくるんですけれど、そして実際、一作目の時はどうしてもそういう印象を持ってしまうんですけれど。しかし、彼女が主演に復帰した、このシリーズ第4作。やっぱりみんな、この独特の関西弁を、待ってたんじゃないの?と思えてくる。
この不思議なイントネーションで発せられるセリフは、彼女がいくら演技しようと、無感情なセリフと化してしまうのですが、そもそも彼女が演じるこの姐さんに、常人の持つ感情など不要。彼女には常に迷いがなく、常に自分がこれからすべきことを熟知している。まさに、極道界における神のような存在ですな。
夫役の小林稔侍は、刑務所に入っている間こそ、まるで鶴田浩二のような趣きを感じさせるのに、娑婆に出てくると二流、三流感が出てきて、これもいかにも小林稔侍らしい、というか。
かたせ梨乃は、ええと、これは、一体どういうイメージなんですかね。ははは。迷彩服って・・・。
岩下志麻が刀を自分の足の甲に突き刺す場面は、名シーンと言っていいでしょう。抜き身の刀を突きつける小林稔侍、その彼とのやり取りが上半身の動きで描かれる中で、突如、刃が足元に向かう意外性と、その衝撃。
ただ、足を大怪我しちゃったもんで、肝心のクライマックスで動きが悪くなっちゃう、という代償を払うことになりましたが。
ラストシーンでは(なぜか)背後から警官隊に乱射され、これはクライマックスで活躍できなかったお詫び、ということでしょうか。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-10-04 14:40:41)
4.《ネタバレ》 やっぱり極道の妻たちは岩下志麻さんですよね。存在感が物凄い。
今みるとベタベタな演出も、時代を感じられて面白い。
あろえりーなさん [地上波(邦画)] 6点(2015-09-08 13:56:22)
3.《ネタバレ》 女が見るヤクザ映画。男がしょうもないから女が立ち上がるというワンクッションがあるので、純粋な組同士の対立というよりは男女関係がメインになているような。また、これは実録なのか任侠なのかイマイチ判別がしにくい。女優4人の四者四様の生き様は際立っており、女性観客相手に女の生き様を提示はしている。不器用なかたせ梨乃、バカな夫に見切りをつけて筋を通す岩下志麻がメインではあるのだが、カネのために男の庇護狙いの石田ゆり子や岩下志麻に復讐する若きキムラ緑子の腹の座り具合・しぶとさも中々ではある。要するに、女の敵は女であるという事か。そして、高倉健で山口組を撮ってきた山下監督が、晩年近くでこのヘタレ四代目を撮る事になろうとは・・・。時代の変化を感じる作品でもある。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-07-11 11:20:05)
2.無理に関西弁使う必要もないような(笑)今見るとリアリティのない脚本に思えますが当時はどうだったのでしょうね?
東京ロッキーさん [地上波(邦画)] 5点(2014-06-10 20:53:27)
1.山下耕作監督の映画を見るのが初めてならば今までテレビ放映でチラリとしか見ていなかった極妻シリーズを最初から最後までちゃんと見るのも初めて。見る前はどうせつまらないだろうと思っていたが、意外に楽しめた。ヤクザの世界を女性の視点から描いたシリーズということを聞いてたが、女性が主役の任侠映画のような作風で、これも東映で数々の任侠映画を手がけていたという山下監督の成せる技なのかと思う。(まあ、初めてこの監督の映画を見る自分がいうのもなんなんだが。)それからなんといっても岩下志麻の気迫。最近は松竹時代に出演した映画を中心に見ることが多かったせいか、「鬼畜」など一部を除いて怖いイメージが無くなりかけてたが、この映画の岩下志麻の存在感はなんとも強烈で、「鬼畜」でもそうだったが清純派時代を知っていると本当に別人にしか見えない。特に自分の足に日本刀を突き刺すシーンはすごい迫力のある演技で思わず圧倒された。「最後の戦い」というサブタイトルをつけながらこのあとも何作か岩下志麻でシリーズを続行したのもなんか分かる気がする。とはいえ映画としてはもう少しドラマに深みが欲しかったのも事実で本来は6点というところだが、この岩下志麻がものすごくかっこよかったので1点プラス。山下監督にとっては晩年の作品となる本作が自分にとっては初めて見る映画になったが、映像的にも印象に残るなかなか美しいシーンがあり、この監督のほかの映画も見てみたいと思った。東映の任侠映画ってほとんど見たことがないのだけれど。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2009-11-27 23:01:23)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 5.57点
000.00%
100.00%
200.00%
3114.29%
400.00%
5228.57%
6228.57%
7228.57%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 5.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 4.00点 Review1人
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