13.《ネタバレ》 昔の映画というよりもTV特撮っぽいが愛情込めて茶化してますね。G8首脳はそれぞれそれらしくパロってるがややステレオタイプ。ただ東宝特撮系含め脇役に色々有名な俳優が出ているし、くだらないんだけど日本の特撮ファンが楽しめる部分は多く、加藤夏希もいい。だがしかしタケ魔人が出てきた時点で仮面ノリダーとかそういう薫りを感じちゃったので減点。 【クリプトポネ】さん [DVD(邦画)] 4点(2017-07-31 23:45:50) |
12.《ネタバレ》 ギララ(宇宙大怪獣ギララ1967)を見直したついでに見た まず、何故これを作ろうとおもったのかが想像がつかない くだらない面白さを怪獣映画で作ってみたかったのだろうが何故サミット? くだらない面白さはわかるがただつまらないのはだめだ 適当なおバカ映画だからちょこちょこと作っちゃえみたいな映画 2時間で書いた脚本をそのまま映画にしてみましたって感じ くだらないけど「それってしょうもない」みたいなおもしろさもない ただくだらないだけなのは最低だ おバカ映画のなんたるかがまったくわかってない、その類いのセンスが無くて作ってるのが明白だ おバカ映画は真面目に作るからシャレになるのであって手を抜いて作ってもくだらないだけだ なんで逆襲なのかがわからない過去の67年版ギララの特撮映像がかなり流用されているので過去のギララを持ち出せない理由はないはずだが、67年のギララの話は無い事になっている ならば逆襲とか続きみたいなタイトルは意味が無いじゃないか 普通にリメイクとして作ればいいだけ わざわざ逆襲とした理由はなんだろう そんな下らない事まで気に入らなくなってしまう俺 サミットのバカ首脳達をコケにするならまだ許せるが、サミットに来た各国首脳達に徹底的にバカにされてる日本を描いてなにがおもしろいのか、この設定はかなり不快だった ギララの鳴き声も普通の怪獣の物になっていて過去のギララの何が面白かったのかもわかっていない オリジナルギララのあのよっぱらいオヤジの叫び声だけでも充分笑えるはずなのに気が付かなかったとは言わせないぞ、もしかしたら見てもいないんじゃないか いいところがまるで無く0点でも良い所だがこの大バカな脚本を映画にしようとしたコンセプトだけを評価して1点とする 【にょろぞう】さん [DVD(邦画)] 1点(2013-12-20 22:58:24) |
11.くだらない。が一番の誉め言葉なのだろうが… ゴジラ対○○世代にとっては、ただの悪ふざけにしてはくだらないもの好きな著名人の豪華出演、ナッキーパンチの熱演もあって、なんか立ち位置がよくわからない映画だった。それから、水野春郎の立ち位置はあそこでいいのだろうか?いっそのこと、熱演が素晴らしかったナッキーパンチのキャラをもーすこし掘り下げて、ぐっぐっぐっぐっと感情移入できるよーにしてくれたら思い出の映画になったと思う。 これじゃぁ誰かに観たってゆーにもインパクトが少し…なぁ。 A級でもB級でもC級でもない、ゆーなれば昨今のさして緩くもないゆるキャラ「く☆○ん」みたいな映画だった。 ま、ある程度期間のたった恋人同士が部屋デートする際にでも観たらいいと思う。 あと、レビュー見て知ったけど、白黒怪獣世代には必見っぽい。 ビールとおつまみ用意して、おじ様方が集まってがははと観るのが一番いいんだろうな。 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-04-13 15:29:10) |
10.《ネタバレ》 こりゃー楽しかった。ギララは松竹唯一の怪獣だけど、東宝・大映・円谷プロのネタが伊福部モドキの旋律も含めてふんだんに使われていて、最後まで突っ走ってくれました。分かりやすいネタから、カルト級まで。いくつ分かったか、誰かと自慢し合いたくなりました。自分が一番笑ったのは、ギララの命名にG8の議場にいきなり現れた少年。あれは「ギャオーと鳴くからギャオスだよ」ですね。神社の軒下に彫られたギララとタケ魔人はゴメスとリトラ。自分にとっては、ひょうきん族や各国首脳ネタはモノクロ世代の特撮怪獣ネタまで遡れない若い世代向けのサービスのような印象でした。そういえば、一瞬だけオリジナルの「ギララ」の映像がそのまま使われていました。あれも、監督さんの遊びのひとつなのでしょう。中年が飲み屋で昔に観た怪獣モノや特撮モノをネタに盛り上がっている気分をそのまま映画にしている。こんな思い切った企画は過去に無かったと思います。怪獣好きの中年必見。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-07-26 16:44:51) (良:1票) |
9.まさかこんなところにG8が集結していようとは (^^; まさかこんなところで加藤夏希が辱めを受けていようとは (^^; 観て損は無いと思う。気になられたんであれば、とりあえず、予告編にチャレンジしていただきたい。(WEB上、探しましたらあちこち散乱してますんで) そのレベルを予め知った上で先に進むなり、スルーするなりしていただきたい。 尚、自分は予告編の頓珍漢っぽさに速攻一目惚れをしてしまったクチなんです。 真剣に主演を全うしようとしているっぽい加藤夏希に対して、いかにも適当さ加減がにじみ出てしまっている他外野。 さしあたって 伊部首相と大泉純三郎元首相。きっかけは確実にアナタたちだったんです。 感動した! 【3737】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-06-06 00:08:25) |
8.加藤夏希のネチコマ踊りはシュール過ぎて失笑。これはある意味見る価値あるかも。ただ、予告編を見た時の期待度を考えれば、お粗末な出来で、失望感の方が大きい。 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 2点(2010-01-10 21:22:50) |
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7.《ネタバレ》 往年の怪獣映画を彷彿とさせつつ真面目っぽくおチャラけるという、お馬鹿映画です。 ゴジラは、シリーズを続ける中で、その時々の状況で、テイストをさまざまに変えて続けておりました。 平成ガメラは、昭和シリーズの尻すぼみにダメ担った点をことごとく排除し、特撮、CGを各段に向上させ、シナリオ、見せ方にリアリティを持たせて一級品の特撮映画に仕上げました。 今回のギララはそれらとは全く違った方向で、初代ギララがゴジラ、ガメラにあやかって見事にこけた突っ込みどころ満載のダメダメ映画であることをちゃんと意識して、初めから狙って突っ込みどころを満載させる作りに仕上がっており、狙って作ったダメダメ特撮映画です。 でも、嫌いではないです。 コミカルな見せ方で茶化しながら進んでいくという、この監督特有の作風は、初代ギララのこけっぷりとゴジラ、ガメラの昭和シリーズのテイストを知っていると、非常に楽しめることでしょう。 同じく突っ込みどころ満載のガッパも、復活させて欲しいものです。 【nobo7】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-12-30 22:57:41) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 最近まで存在すら知りませんでした。もっと評価されていいと思う。ネチコマネチコマが頭から離れない。思わず同じポーズを取ってしまった。武魔神召還までがサビ。大ピンチと共に魔神登場の期待が増して行き、あまりの盛り上がりに降臨までもう泣きっぱなし。猛烈に燃えます。怪獣映画でこんなに泣いたの初めて。救世主降臨の盛り上げ方はモスラ・キングシーサー・大魔神を彷彿とさせる。もうとにかく馬鹿馬鹿しくて、各国首脳の前に突然現れた一般人の子供が「ギララ」と勝手に名付けたと思ったら直後にみんなで普通にギララと呼称しちゃってたりとツッコミ所満載ですが、骨芯は怪獣映画の王道。ちゃんと作ってます。ギララが出て来るや色褪せた画面になり、特撮も昔っぽさ満点。怪獣ファンをよく分かっているなと思う。ちょい大魔神顔の武魔神に笑った。いっそネチコマ光線とかタケちゃんマン的な必殺技で一撃瞬殺でも良かった気もするが、格闘シーンはノスタルジックな作りを意識したものか。加藤夏希他役者さん達の真面目な演技に、馬鹿馬鹿しさも吹き飛ぶ。数多くの怪獣映画を観てきたが、これはオススメしたい作品の1つとなりました。 【にしきの】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-10 14:51:46) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 子どもの頃、怪獣が大好きでギララの映画も観たし、この怪獣のプラモデルが欲しくてマンガ雑誌の広告を何度も眺めていたことを覚えています。そんな訳でビデオレンタルショップでこの映画を見つけたとき迷わずゲットしました。 環境破壊の象徴がギララで、それをG8諸国が倒す手段を講じる中で、各国の首脳のキャラクター・お国柄さらには日本の先進諸国における立場等々パロッていて面白いのだけれど、それはあくまで日本という身内の感性で観た場合に言えること。 この映画は外国映画祭でも上映されたそうですが、「日本とはこういう感じでございます的に露悪した、卑下した感じ」がして上演して本当に好評だったのか、他の国の人が観て不愉快に思わなかったのか気になってしまう。 ギララを倒す神様も、あのキャラクターを使う必然性がまったく感じられず、パロディーだからそう難しく考えなくてもいじゃないという一言ではちょっとすまされないのではないかと思う。加藤あいが「ネチコマ、ネチコマ・・・・」と踊る姿もあわれでした。なんというか松竹映画唯一の怪獣キャラクターだから、同じパロディーでも政治を題材とするのではなく、SF系のストーリーで登場してほしかったというのが正直なところです。伊福部昭調の音楽を聴かせてくれたのはよかったけれど・・・ 【たくみ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-05-06 09:00:48) |
4.「日本以外全部沈没」に落胆したので、まったく期待してなかったが、大真面目に馬鹿やりつつ怪獣映画への多少の揶揄とたっぷりの愛情が込められた作品として好感が持てる。まずタイトルバックからして感動。あの明朝体のスタッフロールは昭和の特撮への愛に溢れている。その後も「ガメラ対ギャオス」における伝説の命名ネタを悪意たっぷりにパロっているし、「キングコング対ゴジラ」の埋没作戦や「ウルトラセブン」の“フォースゲートオープン”が意外な形で登場したりバランやバラゴンの名前が突然出てきたりと小ネタ満載。風刺ネタも河崎監督の前作はいやらしさが残ったが、今回はゆるい毒気に溢れて笑えた。特にロシアネタは何気なく突き刺した感じが良い。北の将軍ネタは最初から予想が出来ていたが、肝心のギララが霞んでしまうのはちょっと微妙かも。ところで、劇中で表示される字幕が小さいのは難点。読みづらくて少々フラストレーションが溜まったぞ。それにしても、ラストのギララ対タケ魔人の戦いは意外と怪獣映画してたのが驚き。バカバカしいように見えるけど、昭和の怪獣同士の戦いって意外とあんなもんだった気がするんだよね。とにかく、本作は“この手のマニア”なら見るべし。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-02-25 03:01:49) |
3.《ネタバレ》 こういう作品に、評論を書くのはどうかと思いますが、雑に作らずにもっと作りこんだら伝説の傑作になりえたかも知れんわね。日本の二人の首相とサルコジさんと北の指導者にそれぞれ1点。 【ジブラルタの星】さん [レーザーディスク(邦画)] 4点(2009-02-02 17:00:03) |
2.《ネタバレ》 つくりの荒さが少々目に付くが、やっていることはとても面白い。役者たちの一生懸命さが忘れがたい。ニューズペーパーの連中はあんなに緊張しなくていいので、もっと馬鹿やってよい。 スタッフロールのときのスナップショットで泣けた。というより救われた。 |
1.《ネタバレ》 まあ、相変わらずのバカ映画なんですが、幼少期から特撮怪獣ものを見て育ち学生時代にビートたけしの洗礼を受けた世代なら金払って映画館で見る価値のある作品だと思います。もう、タケ魔人が消火器と傘を持っているのを見たときは飲んでたジュース噴きそうになりましたよw 加藤夏希のおちゃらけてない真剣な演技も非常に良かったです。 G8(+α)の風刺ネタもベタですけど過激で面白かったです。北のあの人はもう鉄板ですが、フランス大統領が妙に似てて笑えました。でも、本人見たら怒りますよw。ロシアネタも危険でしたしw日本の映画でここまで露骨にやるのは珍しいですよね。まあ、ベネチア映画祭で上映されるみたいですけど、もしかしたら日本よりも外国で受けるかもしれませんね(特にアメリカとかで受けそうな気がします)。 この作品が遺作となった水野晴郎先生の姿にはつい涙がこぼれそうになりました・・・・ご冥福をお祈りいたします。 【TM】さん [映画館(邦画)] 7点(2008-08-18 12:34:57) (良:1票) |