95.《ネタバレ》 ヒアウィーゴーを見てからもう一度こちらを見返しますと、当時本作を鑑賞した時に若干感じた「寒さ」みたいなものが「感慨深さ」に変わって来るんですねぇ。おばさん三人の無理やりなはじけっぷりと、衰えた身体でややテンポのずれたダンスが、時間の流れとその割に根本的な部分は不変的みたいなものを感じられてしまって、逆にすごくいいです。観る順番、もしかしたら、マンマミーアヒアウィーゴー→マンマミーアの方が正解かも、です。そしてまたヒアウィーゴー観たくなったりして。 【ちゃか】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-08-03 17:45:50) |
94.要するにABBAの数々の名曲をつなぎ合わせた、やたら贅沢なプロモーションビデオということで。これだけハッピーを強く押し出されると多少は嫌味に感じそうなものですが、そうはなりません。こちらも自然にハッピーな気分になれます。聞き慣れた曲と現実離れしたストーリーのなせる業でしょうか。しかし007が歌い出すと急に現実に引き戻されてヒヤッとします。無理してる感じが伝わってくるので。 エンドロールとともに流れる「Dancing Queen」「Waterloo」「Thank you for the music」の3連発もなかなか聴き応えがあります。 しかし、メリル・ストリープが「悪魔」を演じたのはこの2年前なんですよねぇ。芸域が広いようで。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-10 22:56:12) |
93.《ネタバレ》 ~Mamma Mia!~なんてこったい!。 他人の結婚式のホームビデオほどどうでも良いものは無い。 結婚式はその空気感とか一体感とか感じるものがあるけど、それをいざホームビデオにされてしまうと、何故か空気感も一体感も失われてしまう。見せられる内容によっては拷問だ。 舞台のミュージカルならきっと臨場感とか遺憾なく発揮されたと思う。けどこの映画は敢えて、そのホームビデオ感を全面に出してきたんじゃないだろうか? 拷問にならないよう、超有名なABBAのナンバーと、美しいエーゲ海の島が、歌の素人っぽさを中和してくれる。ストーリーなんて飾りだ。 パーティでのドナと友達の熱唱。お金の掛かった余興の域を出ない内容で、ロージーが自分の振り付けが間違ってないかチラチラ確認するのとか、素人っぽさを出す演出だと思う。 エンディングのステージは、アンコールまで入れてノリノリのギラッギラだ。 やってる側と見てる側の温度差を感じさせつつ、でもすっごく楽しそうって思わせてくれる。 そんなホームビデオ感を出したと思いきや、序盤の『ダンシング・クイーン』は映像と歌とダンスが素敵すぎて、観て良かったって思ってしまった。 【K&K】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2021-05-18 01:39:40) |
92.ミュージカル良かったです。 清々しくハッピーな映画でした。 逆に言うとそれだけの娯楽映画。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-09-02 20:00:12) |
91.《ネタバレ》 2018.09/02 ビデオ鑑賞。楽しい!ウキウキ!軽やか!美しい海!気持ち良い! ミュージカルで楽しさ部門では一位!! 【ご自由さん】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2018-09-02 23:20:42) |
90.《ネタバレ》 花嫁が結婚式に父親を呼びたいというのは当然の事。 しかし、父親候補が3人も居て、会えばわかるだろうと思って3人とも招待してしまったからさあ大変! そこから巻き起こる大騒動と、無事に結婚式は成功するのかという物語。 父親候補の3人が皆自分が父親と思っているし、母親は参加者全員の前で不貞を暴かれるという公開処刑。まさに泥沼のグダグダ展開。もうね、DNA鑑定しかないわこれ! しかし、あくまでこの映画は能天気なので、そんな重要な問題でも歌と踊りで乗り切ってしまう。もう父親なんて誰でも良し!むしろ、母親も3人のうちの1人と勢いで結婚してしまうという無茶苦茶っぷり! とにかくABBAの名曲に乗せて歌って踊れる楽しい映画だ。 メリル・ストリープの歌唱力はさすが。 ピアース・ブロスナンは……2度と歌わないで下さい(笑) 【ヴレア】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-08-22 21:02:49) |
89.公開前に試写会で観ました。 なにせ自分がABBAにドンピシャの世代だけに、映画というよりほぼABBAのMV。 映画を観てる途中でも曲がかかるたびに ふろーんざたんばりー おーいえええ! とずっと(心の中で)歌ってしまうものですから、映画のストーリーがいまいち頭に入りません。 さらに言えばメリルストリープの頬骨が高い顔は昔から苦手で、一方で(このころまだ無名の)アマンダ・セイフライドにもいまいち興味が持てなかったこともあり、しかもABBAの歌の中毒性は驚くほど。 映画の途中、僕はただただ歌い続けるばかりでした。 でぃぎっざだんしんくいーん! 【あばれて万歳】さん [試写会(字幕)] 5点(2016-11-06 22:41:21) |
88.アバの名曲に乗せて、女性の明るさ強さをテーマにしたミュージカル映画。 基本的にストーリーなど、いらないというか評価の対象として大きなものではない。 という見解ですが、にしてもこちらのストーリーは映画の邪魔になっている。 まあ個人的な感想ここに極まれりなのかもしれませんが、 ミュージカル映画においては訴求は音曲によってなされれば良くて ストーリーはその補助の役割であればいいのですが、 この映画においては脆弱なストーリーを音曲で補うという形になってしまっているような。 またキャラクターがリアルではないがデフォルメされたものともいいがたく、 えらく抽象的な人物像でかつ勝って気ままな存在でうっとうしい。 ついでに独善的な善意に満ち溢れているといっても過言ではない台詞のかずかず。 正直、流し見するのならともかく真剣に観賞するにはいささか力不足。 音曲はよい。5点。 【病気の犬】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-12-15 17:20:45) |
87.導入部の状況から花嫁の父親は誰なのかみたいなミステリー調のミュージカルコメディを期待してしまった。確かに懐かしい歌で盛り上がるダンスは楽しいんだけど中身がドタバタ過ぎてちょっと物足りない。過剰なオバトリオショウにも閉口気味。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-10-18 23:07:10) |
86.陽気で可愛く、躍動感に溢れ、自然と浮き浮き!!次々に飛び出してくるアバの数々のヒット・ナンバーと共に'70年代の自分に若返るように青春時代が甦り、大変心地よく穏やかに優しい気分になる楽しいミュージカルでした。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-05-20 23:48:28) (良:1票) |
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85.青い空、青い海。美しい島、美しい女性たち。そして、心躍る名曲の数々。一服の清涼剤。そんな映画です。 |
84.悪いところはないと思うのだが、良いところもなかった。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-12-31 15:12:48) |
83.《ネタバレ》 メリル・ストリープ見たさに手に取った作品。男性陣が割と豪華でびっくり。しかもみんな、だらしがない意気地なし。外見や身分を考えれば世間的にはそれぞれがそれぞれに好条件なのかもしれないが、あそこまでいいように振り回されていると団栗の背比べ。笑った。とは言え、恋に泣き、恋に浮かれ、恋にまた恋をするメリル・ストリープの役が一番滑稽なんだろうなと思ったり。歌唱力云々は気にならなかった。ミュージカルというより、男女関係に浮かれ騒ぐのがメインなのでカラオケ大会的なノリでいいと思う。ABBAへのリスペクトに溢れた良作。 【Gerty】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-10-10 14:14:38) |
82.母親と娘の親子愛を、コミカル仕立てで描いたミュージカル。 全編アバの曲で構成、これまで観たミュージカルの中では一番曲数が多い。 いい点を挙げれば、全体的に明るいこと、ロケーションが素晴らしいこと。 悪い点はメリルとピアースの歌が下手なことで、ほとんどカラオケレベル。 振り付けも今イチ、シナリオ、演出がベタなこと。 途中から出演者たちの歌声をアバ本人たちの歌声に脳内変換、終盤からラストにかけてのベタな展開には溜め息が出るばかりだった。 アバの曲はいいんだけど……。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 3点(2013-09-28 07:42:07) |
81.《ネタバレ》 評価8はガイドラインの「見た後、率直に面白かったぁ・・って言える作品。出来としては良い。」に添って評価しました。私のミュージカル映画の悪しきイメージを払拭してくれた映画でした。単純にシチュエーションもいいし、音楽もいいし、そしてダンスも良かったし、メリハリを感じました。劇団四季の「マンマ・ミーア!」も観たくなりました。行ってないですけどね・・・。こういうミュージカルなら大歓迎です。 【レスポーラー】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-07-30 22:35:04) |
80.もうね、だめ…。だめなのよん。ABBAの曲が始まるだけで、胸のドキドキワクワクはおさまらない。なんだか楽しくなっちゃって、あのキレイな青色をバックに、一緒に歌って踊り出したくなっちゃう。ストーリーとかどうでもいい!…コトもないけれど、多少は全然目つぶれる!それくらい、全編を通してステキな曲を聞かせて頂きました。特に、ダンシングクィーンではまさかの涙!!!桟橋で踊るダンスをマスターしようと思った小星でした…。しかし、そんなABBA様でも、あの殿方達の歌唱力はカバー出来ず。。。ミュージカル映画で、一体何を基準にしてキャスティングしたのでしょうか。。許せないよ。ドミニクはいいんだよ、ドミニクは。アマンダたんと2人、ほんとにステキでしたよ。でも、あの親父3人組は…トホホ。小星がドナなら、間違いなくあの3人の誰にも惚れない!!! 【小星】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-16 00:29:14) (良:1票)(笑:1票) |
79.ABBAのメンバーは私とほぼ同年代であり、歌も若い頃ずいぶん慣れ親しんだものだ。「ダンシング・クイーン」や「テイク・ア・チャンス・オン・ミー」などなど、この映画の中の曲は、ほんどとまではいかなくても、半分以上は知っている。軽快なテンポで心うきうき自然と踊り出してしまうものばかりと言ってもよいくらいだ。 この映画も前半はまずまず、ところが男性3人組が出てくるともう耳をふさぎたくなるほどひどい。これじゃどんなにミュージカルが良くても映画は台無し。その余波か、後半は物語もだらけ(ズッコケ)てしまった。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-08-01 21:20:12) |
78.《ネタバレ》 私は悪くないと思いました。好きです。やっぱり働くオカーチャンは凄い!強い!憧れます。 【ゆみっきぃ♪】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-24 20:20:39) |
77.「アバ/ザ・ムービー」は一度しか見てないし、CDも「アバ・ゴールド」とこのサントラしか持ってないけどABBAは好き♪ 一つのグループでこれだけ多くのポップな曲をもつのは他にはビートルズくらい? ヴァネッサ・パラディ主演、ドロン&ベルモンド共演の「ハーフ・ア・チャンス」に似たパパ探しのお話で、可愛いソフィーと婚約者以外はオジちゃん・オバちゃんばかりで絵的にはちょっと苦しい映画ですが、俳優さん入魂の歌とダンスをヘタレぶりをふくめて楽しめばいいと思うけど。 メリル・ストリープは「プレンティ」で共演したスティングのコンサートに招かれた時、「あなたがうらやましい!」と告げたそうで、映画俳優は観客のナマの反応を感じる機会が少ないから歌手への憧れがあってもおかしくない。 コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、ピアース・ブロスナンの3人のパパたちはレコーディング・ルームで恐怖で固まってたそうで、(当然レッスンはしてきたでしょうけど)「恥をかきたくたい」「笑いモノになるんじゃ」との不安との闘いだったのですね。 CDにおさめられた歌の中ではメガヒット曲群をさしおき、彼らがフィーチャーされた「アワ・ラスト・サマー」が一番よかった気がします。 努力のたまもの! 舞台にはないギリシャの海・空・空気をパッケージングできるのも映画ならではの贅沢。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-09-18 06:00:05) |
76.劇団四季の舞台は、同世代の知人数人が鑑賞後絶賛の嵐だったし、メリル・ストリープ主演、ブロードウェイのこの作品の演出家が監督をつとめると聞いて、そりゃそりゃ楽しみにしてたものでした。でも結局のところ舞台でウケがよかったものを映画にもってきても、いいものになるとは限らない、という当たり前のことがわかった一作でした。トコトン悪かったわけじゃないけど、がんばって働いて娘を育ててきたオカーチャンの汗と涙みたいな味わいがスッポリ抜け落ちてる感じだから、たとえばサリー・フィールドみたいなタイプの女優さんにキャスティングしたほうがよかったんじゃないですかねえ。 【おばちゃん】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-09-04 12:14:07) |