48.《ネタバレ》 ニューヨークの野良猫「黒猫ミトンズ」は、路地裏でずっと自分を捨てた飼い主を恨んでいた。そして世間知らずの「白犬ボルト」に出会う。ボルトは、飼い主の少女ペニーを信じて疑わない。だから旅の途中で(ボルトと)対立して別れたが、「ハムスターのライノ」と共にボルトを追いかける。最初はあんなに嫌っていたのに。●つまりこの映画の「真の主人公」はミトンズ。捨猫から、ペニーの家の愛猫になった。ニューヨークからハリウッドへの旅は、黒猫にとって大冒険だった。鳩をいじめる意地悪な猫から、大きな試練を乗り越えて、優しい猫に変わった。たぶん、もう二度と鳩をいじめないと思う。●さて、タレント犬から「ふつうの犬」になったボルト。その展開は地味に見えるが、実は以前より幸せになった。だってボルトは人間じゃなくて「ペニーの飼犬」なんだから。ペニーと一緒に暮らすこと、それが一番の幸せ。エンディングの、(スペシャルに可愛い絵の)アニメーションが素晴らしい。●嘘臭くない、地に足のついた「名作」だと思う。「いつもの嘘っぽいディズニーアニメだろ」と、ずっとバカにして観なかったことに反省。ちなみに、同じハワード監督の『ラプンツェル』も素晴らしかった。★10点! 【激辛カレーライス】さん [DVD(字幕)] 10点(2023-01-31 21:21:13) (良:1票) |
47.パートナーに薦められて鑑賞。なかなか良かった。動物の特徴をよくつかんでいてホッコリするシーンが多いです。特に犬派も猫派も両方が楽しめる作りになっている点は素晴らしいです。 ストーリーはありきたりなロードムービーですが最初のTV撮影のシーンから迫力満点です。道中でも冒険あり、出会いあり、ピンチありと盛りだくさん。ラストのスーパーボイスはありきたりですが王道の締めくくりです。(ここウルウルポイント!) 他のレビュアーもおっしゃっているように、井の中の蛙だったボルトが外の世界を知って一皮剥けて、そして井の中にある本当の愛情を取り戻します。単純な子供向けストーリーですが、、普遍的なテーマを扱っていますので大人が見ても得るものはあります。 ジョントラボルタが吹き替えていますので英語版は必見ですが、比較すると日本版も非常によく再現されています。英語版でも日本版でも遜色ないです。動物が好きな方でしたら随所でウルウルすること請け合い! 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2020-11-12 22:27:38) (良:1票) |
46.《ネタバレ》 これは『犬版トゥルーマンショー』ですね。 好みでいくと、正直そんな好きなタイプではないです。勘違い系って、見ている間ずっともやもやしちゃうんですよね。 個人的にはこの作品のピークはプロローグ。予備知識なしで見たので、ボルトが本当にスーパードッグって思ってました。『実は違います』って言われたときの落胆。もしかするとボルトの気持ちに一番共感できたのは私かもしれない。 むしろ、スーパードッグっていう設定で、SFアクションまっしぐらのほうが面白かったんじゃないかと思えるほど、プロローグが素晴らしすぎましたね。現実世界に投げ出されたボルトがヒートビジョンやスーパーボイスを使おうとするたびに、なんか痛々しくて見ていられませんでした。 トイ・ストーリーのバズも勘違い系ではありましたが、あちらは楽しく見られたんですよね。この違いはいったい何でしょう。 ネコのミトンズは良いキャラクター。一番好きかも。最初のジャイアンみたいな登場の仕方がいただけません。あれのせいで、『弱者を虐げ、強いものに媚びる』というヤなイメージが途中まで抜けなかったのです。 ミトンズが自分の過去を告白。ボルトと自分の寝床を作り、暗に一緒に暮らそうと示唆するシーン。このけなげさと切なさは何気にぐっと来ます。この辺りから感情移入しまくっちゃって・・・そこからラストまでは素直に面白かったです。 ペニーのために火の中に飛び込むボルト。最後の力を振り絞ったボルトの遠吠え。あれはまぎれもなくスーパーボイスでした。ボルトを最後にホントのスーパードッグ、スーパーヒーローにするディズニー。こーゆー王道の演出をさせたらディズニーの右に出るものはいませんね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(吹替)] 6点(2020-03-16 00:55:16) (良:1票) |
45.犬好きと猫好きと鳩好きには必見の映画であり、また、これからペットを飼おうと考えている人も必ず観るべき映画だと思います。 この映画はディズニーがPIXARを買収した後、ジョンラセターが製作に関わった記念すべき1作目であり、長らく低迷していたディズニーアニメが復活した記念すべき作品でもあります。 初めての共同作業だったためかジョンラセター色が強すぎて「ほぼPIXERアニメ」になってしまったのですが、その反省からか次回作以降はもっとバランスのよい映画になり「塔の上のラプンツェル」などの名作が生まれていくわけです。 とはいえ、この「ボルト」ほぼPIXARアニメとなりつつしかも本家越えすら果たしてしまった感がある奇跡の1本。傑作である事は疑いようがありません。 ちょっと話は変わりますが、このサイトで10点を付けるという事にはやはり特別な意味があります。 すごくいい映画、面白い映画、傑作映画であれば9点までは自然に付けられます。 しかし、それを超えて10点を献上するには、単に「すごくいい映画」というだけでは無理です。 そこには「自分にとって特別な何か」が必要なのです。 「すぐれた映画」に「自分にとって特別な何か」がプラスされて初めて10点を付けられるのです。 そして僕はとてつもなく「犬好き」でとてつもなく「猫好き」でとてつもなく「鳩好き」ですから、この傑作に10点をあげる事は全くやぶさかではありません。 【あばれて万歳】さん [ブルーレイ(吹替)] 10点(2016-12-13 20:50:01) (良:1票) |
44.《ネタバレ》 ボルトが飼い主の少女ペニーの愛情を確認して終わり。こんなわかりきった結末のためにわざわざ映画作ったの? 見るだけ時間の無駄です。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2016-04-19 18:28:01) |
43.結論から言うと、面白かった! しかし、ディズニーにしてはちょっと重すぎたかな?って感じです。 とにかくストーリーは生々しい。見ている側としては、騙されているボルトを見ているのは哀れというか、見てて悲しい。 だからこそ、現実を突き付けられてからのボルトはどうするんだ!?って思えて、続きが気になる。 けれど、その気になる感が、ワクワクというよりは怖い物見たさ寄り。辛い現実を知り、それに苦悩するボルトを見ることになるのですから。 まるで、ディズニーの世界に夢を求めワクワクしている子供に、「これは作り物なんだよ!!君は騙されているんだよ!!」というような・・・。 他の方のレビューに、4歳児が泣いちゃったみたいなのがありましたが、これに尽きるのでは。 大人としては、かなり面白かったです!が、夢にワクワクな幼い子供には見せられない・・・笑 「夢を与えるディズニー」っていうよりは、ドリームワークス的な生々しさがありましたね。 【OKfilms】さん [DVD(吹替)] 8点(2015-08-10 15:30:10) (良:1票) |
42.一人合点の独白を繰り返すボルト、何だかバズライトイヤーを思い出させるし、はたまたテルマエロマエの阿部寛にも通ずるものがありますが。イヌにしてはちと「しゃべり過ぎ」かな、という気もいたします、ストレートなセリフはも少し抑えてもよかったかと(一方で、一見ドンチンカンなライノのセリフは、いい味出してます)。それでもこの作品がイイのは、井の中の蛙だったボルトが「外の世界を知る」という形をとっているようでいて、実は外ではなく「中」を知る話だったということ、ウソの世界の中にあったホントの「ペニーの愛」を見出し、自分の中にあったホントの「勇気」を見出すオハナシだった、ということですね。まあそれにしても、ペニーに愛されなかった“新・ボルト”くんの雑魚キャラぶりは、誠にお気の毒でしたが。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2015-03-11 22:44:21) (良:1票) |
41.4歳の娘には、ちょっと刺激が強すぎたようでした。鑑賞後、怖かったといって大泣き。。自分は楽しめましたが。 【よしふみ】さん [DVD(吹替)] 9点(2014-11-30 22:57:52) (良:1票) |
40.ちょっと物足りないです、説得力がもうちょっとほしかった。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-10-28 16:36:29) |
39.面白すぎてびっくりしました。正直期待していなかったんですが、観て本当に良かったです。と同時に公開当時に観に行かなかった事を後悔しております。お話もさる事ながら、作画のクオリティも相当に高いですよね。動物の毛とか見事でしたよ。ボルト可愛いなぁ。 【sava1100】さん [DVD(吹替)] 10点(2013-04-17 01:54:06) |
|
38.《ネタバレ》 無難に面白く感動できるけど、そのまんま劇中映画な内容でも良かったかもしれない。ラストアンクションヒーローを思い出しました、ガラスをぶち破れないシュワちゃん。 【ないとれいん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-03-25 22:16:10) |
37.個人的に“犬好き”なので、涙腺が緩んだポイントなどは挙げればきりがない。 ブロックバスター映画顔負けの劇中映画を描いたオープニングで、主人公ボルトが飼い主の少女を綱で引いてハイウェイを激走するシーンはもとより、その前のプロローグ場面から涙腺は緩みっぱなしだった。 そんな“犬好き”を惹き付けることなんてことは、この映画にとっては朝飯前のことだったように思える。 今作において最も特徴的で素晴らしいことは、“犬を犬として描き切っていること”だと思う。 他の多くのディズニー映画と同様に、今作においても動物たちは生き生きと喋る。しかし、それはあくまで動物間でのやり取りに限られており、必要以上に擬人化はされていない。 主人公の飼い主の少女をはじめ、登場する人間からは犬は犬、猫は猫、ハムスターはハムスターとしか見えておらず、きちんとそういう描かれ方がされている。 今までもそういう設定のアニメ映画は多々あったろうが、この映画で描かれている世界観は、あくまで人間社会の中で生きる動物たちのお話であり、動物が動物らしく描かれていることが、紡ぎ出されるドラマ性をより効果的に高めている。 それは、クライマックスで主人公が愛する飼い主を救い出すシーンのちょっと驚くくらいの「地味さ」を観ても明らかだ。 娯楽映画として単純な見た目の盛り上がりの乏しさに対して不満を漏らす人もいるのかもしれないが、この映画におけるその徹底した「犬の犬らしさ」こそが、ディズニーの動物映画としては珍しいほどのリアリティ感を生んでいると思う。 この当たり前のように言っている「犬を犬らしく描き出す」というアニメ表現を、さも当然のように成し遂げているディズニー・ピクサーの圧倒的な技術力と表現力に、改めて舌を巻いた。 それぞれのキャラクターの立たせ方、伏線を生かした小気味良い展開力、脚本自体が巧いとしか言いようがなく、それがこの魔法のようなアニメーション技術によって形作られているわけだから、面白くないわけがない。 前述の通り“犬好き”で簡単に涙腺が緩んでしまうので、逆に「犬映画」は積極的に観ないし、あまり好きではなかったりもする。 だからこそ敢えて言いたい、この映画こそ史上最高の「犬映画」だと。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2012-03-01 13:07:00) (良:3票) |
36.《ネタバレ》 お話自体は、「トイ・ストーリー」に出てくるバズ・ライトイヤーの犬バージョンという感じでそう目新しくはないのですが、逆に言えば安定感のある、ピクサーらしい感動的な作品に仕上がっています。特に僕のような犬好きの人には凄くお勧め。ぶっちゃけ、エンドロールで少々涙が、、、(笑)。いいシーンはいろいろあるけど、ボルトがハリウッドに向かう中で、窓から顔を出したり投げたものを取ってきたりと、犬としての喜びを少しずつ知っていく様子が微笑ましくて好きです。ペニーと偽ボルトが抱き合う演技を目撃しちゃうところなんて、すごい切ない。そしてまた、普通の犬になってペニー一家と仲良く暮らすラストは、とても温かい。猫とハムスターも素晴らしいキャラだし、見終わった後は、家でペット飼ってる人は自分のペットをぎゅ~っと抱きしめたくなる事間違い無しです。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-02-21 18:11:18) (良:1票) |
35.序盤の展開が素晴らしいだけに、後半からラストにかけて当たり障りなく終わってしまうのが残念。 【akila】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-02-11 14:15:07) |
34.《ネタバレ》 自分の力を過信してしまうのは、幼少期に陥りがちな事。ボルトの場合、意図的にそう仕向けられていたとはいえ、井の中の蛙であったことに違いはありません。小さな蛙は大海を知ることで、己が無力さを悟る。本作は、典型的な若者の成長物語の体裁を有していました。ここで注意したいのは、ボルトの冒険は気づきの過程に過ぎないということ。本当の成長はこれからの経験で決まります。スタジオ火災は、偽りのスーパーパワーを捨て去るケジメ。少女を助けた後、ボルトは再び旅立つべきだったと考えます。巣立ちのとき。ところが本作には、そう出来ない事情がありました。ボルトは犬だった。ペットや家畜は、人と共に生きるのが本分です。ボルトは少女の元に留まらざるを得なかった。天下のディズニーがペットの野犬化を推奨できるはずもありません。この不都合を補正するため、成長物語よりも少女とボルトの愛情物語の色合いを強める必要があったものと推測します。ボルト役の声優に成人男性を起用したのは苦肉の策。なお、ボルトが天才アクター犬から愛玩ペットに成り下がったように見えてしまうのは上手くないです。警察犬とか災害救助犬として新たな道を歩み始めた、なんてエンディングのほうが分かり易いと思いました。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-09-02 22:11:58) (良:1票) |
33.ピクサーの頭脳(社長と監督)を移植されたディズニーの作品。なるほどはじめて見る外の世界に驚きながらの冒険譚といえばピクサー諸作品『トイストーリー』『バグズライフ』『ファインディング・ニモ』『カーズ』に共通する。CGアニメーションの技術はピクサーの真骨頂。犬の毛一本一本がゆらめく描写は凄い。そこにディズニー『わんわん物語』で研究に研究を重ねたリアルな犬の動きが加わる。そしてあきらかにディズニー実写映画『三匹荒野を行く』にオマージュを捧げているような内容。またこの単純なストーリーがいいのだ。冒頭のアクションも良かった。縦横無尽に動くボルトを適格に画面に収め続けるアニメーションならではのスピード感が素晴らしい。娘と見に行ったんだけど、偽ボルトと抱き合う女の子を影から覗き見るボルトを大泣きで見ていた娘を私がまた盗み見て泣くという、もうここまでくると映画で泣いてるのかどうかもわかんないことになっちゃってるんだけど、素直に良かったなあと。この涙は映画館ならではなんだろうね。 【R&A】さん [映画館(吹替)] 7点(2011-07-20 13:54:15) (良:1票)(笑:1票) |
32.《ネタバレ》 良くも悪くも今までのCGディズニー映画のいいとこ取りのような印象の映画。ボルトはバズ・ライトイヤーと同じ『自分は本当に超能力を持ってる』系の勘違いしてるキャラ。個人的には、自分がホントは普通の犬だと気づいた時に、まぁバズまでとは言わないがもうちょっとへこんでくれてももよかった気がする。ハムスターに元気付けられて一晩で復活ってのはちょっと展開が速い感じがしたし、ショックを受けたボルトのブルーな一日を描写して欲しかった。でも、それに気づくまでの猫とのやりとりや珍道中は結構楽しかった。ハムスにも笑わせてもらったし、最初のボルトと女の子の出会いのシーンは犬好きにはたまらんでしょう! スーパーボイスのラストはちょいしょぼかったですが、十分安定した作品だと思います。 |
31.ウィットに富んだアクションシーンは楽しかった |
30.《ネタバレ》 子供向けではなく大人も楽しめる。 【たこちゅう】さん [DVD(吹替)] 7点(2011-05-30 22:58:54) |
29.《ネタバレ》 アニメ殆ど観ないんだが、この作品はいいねえ。家族のみならず大人も笑えますよ。 動物たちのキャラ最高、やっぱハムスターが一番っしょ。犬の毛並みとかホント抱きしめたくなるような精密なできばえ。CGも素晴らしいですね。 飼ってるウサギをおもわず撫でてしまったよ。眼から光線だしてってね。犬の声優にも驚きがあった。クレジット観てびっくり。遊び後ごろ満載でディズニーアニメはやはりすばらしいのですね。 【カボキ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-04-23 02:52:27) |