天使の恍惚のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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天使の恍惚

[テンシノコウコツ]
1972年上映時間:90分
平均点:4.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
ドラマ
新規登録(2009-09-28)【TM】さん
タイトル情報更新(2015-10-22)【ESPERANZA】さん
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監督若松孝二
キャスト横山リエ(女優)金曜日
荒砂ゆき(女優)
製作若松孝二
企画若松孝二
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【クチコミ・感想】

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4.低予算のあまり、まるでヤケクソになっちゃってるような映画、ってのはたまにありますが、この作品は、まあ言ってみれば、ヤケクソと言うモノそのものを正面から描いたような映画。
いわゆる「活動家」の集まりが、闘争を企て米軍基地に侵入するも、色々と犠牲が発生し、その後も内ゲバみたいな展開でリンチがあったり、さらにそこにポルノ映画風の濡れ場が再三挟み込まれて、混沌の世界。
終盤はひたすら爆破、これぞヤケクソの世界。パワフルで、そしてどこか虚しい。
山下洋輔トリオの前衛ジャズが、ヤケクソ感をこれでもかと、いや増します。
鱗歌さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-02-07 22:18:46)
3.この時代の爆弾ゲリラって、学生運動からうまく卒業できなかった人たちだったのかなあ・・・。何の思慮もない自己陶酔タイプの若者たちで、10月だの2月だの、まるで「ごっこ」遊び。今の時代から見ると滑稽そのものですが、でもどこかうらやましい部分を感じました。冒頭と後半の、バーで女性歌手が歌うシーンには、現代の人が昔を懐かしんで作った映画(三丁目の夕日など)には決してマネできない独特の時代感があり、この映画はこのシーンを見るだけで十分だと思います。それ以外、見どころはほとんどありません。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2013-01-17 15:25:36)
2.子供の頃、交番が爆破されるような事件が新聞やニュースを賑わしていた記憶はある。当時はゲリラって呼ばれていた。厚化粧をした年齢不詳の誰とでも寝る「秋」ってコードネームの女がいて「孤立した青年が世界を作る」と言ってバカ笑いしていた。「実録・連合赤軍」の若松監督の初期の作品ということで期待して観たんだけど、何のことやらさっぱり分からず。反対に、理解されないことこそ我らの誇り、ってばかりに開き直られている印象。かなり不快だった。同世代の方には意味のある映画だったのか?
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(邦画)] 2点(2010-02-16 22:59:45)
1.《ネタバレ》 時代を感じさせる作品です。また、テロを否定していない危険な作品です。(爆弾テロを仕掛けまくってますし・・・・・・)

「自分の身体を張って闘えるヤツ、本気で孤立できるヤツ、個的な闘いを個的に闘える奴等、孤立した精鋭こそが世界を変える、世界を創る」というセリフが(ほとんど自己陶酔の世界ですけど)非常に印象に残りました。(あとはカフェバーのシーンが海外映画風で洒落てたことと、そこで歌われてた「ここは静かな最前線~♪」という物悲しい歌が気になりました。)

まあ、完全に受け入れる事は出来ない作品でしたが、かつて日本にもこういう時代があったという歴史的な視点で見ると非常に興味深い作品だと思いました。(決してオススメはしませんが)
TMさん [ビデオ(邦画)] 6点(2009-09-28 09:17:44)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 4.25点
000.00%
100.00%
2250.00%
300.00%
400.00%
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6125.00%
7125.00%
800.00%
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