PLASTIC CITY プラスティック・シティのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 フ行
 > PLASTIC CITY プラスティック・シティの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

PLASTIC CITY プラスティック・シティ

[プラスティックシティ]
Plastic City / 塑料城市 / Dangkou / 蕩寇
2008年ブラジル上映時間:95分
平均点:6.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-03-14)
ドラマサスペンス犯罪もの
新規登録(2010-01-16)【真夏の42.195キロ】さん
タイトル情報更新(2012-05-24)【にじばぶ】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ユー・リクウァイ
キャストオダギリジョー(男優)キリン
アンソニー・ウォン〔1961年生〕(男優)ユダ
ホァン・イー(女優)オチョ
チェン・チャオロン(男優)ミスター台湾
タイナ・ミュレール(女優)リタ
アントーニオ・ペトリン(男優)コエーリョ
脚本ユー・リクウァイ
フェルナンド・ボナシ
リュウ・フェンドウ
音楽フェルナンド・コロナ
半野喜弘
撮影ライ・イウファイ
製作ジャ・ジャンクー
ツイ・シウミン
配給ビターズ・エンド
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
3.《ネタバレ》 映像的な面で、非常に個性を感じた。
ただ、個性があることと、映像センスがあることとは別。
本作の映像センスが優れているか、私には何とも判別し難いものがあった。

あらゆる映像表現に挑戦し、更には、香港とブラジルの要素も入り混じっており、映像面において、見所が多い。

ただ、少しファンタジックな映像を格闘シーンなどで使ったのはどうだろうか。
チャレンジマインドは感じられたが、浮いた感は否めないだろう。

アジア特有の美しさも随所に感じられる。
特に、オチョを演じたホァン・イーが美しかった。

又、闇社会のボスとして成り上がったアンソニー・ウォンの凋落、そして死に至るまでの顛末。
人間ドラマとして楽しめる。
オダギリジョーの、ボスとの絆の深さもよく描かれており、映像面だけではない、人間と人間との精神面でのつながりをも描いているのは評価に値する。

敢えて苦言を呈すれば、中国・香港・ブラジル・日本の4か国が製作に参画したことにより、映画全体が悪い意味で混沌とし、バラバラした感を否めないのが惜しい。
その点が、観る人によっては、わけの分けらなさにつながるやもしれない。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-11 02:18:40)
2.世界のグローバリゼーション下で、被害者であるアジアとブラジルを通底させる試みの作品だろう。偽ブランド商品が大量に売られるブラジルで、「この安い価格のうしろには20億の奴隷のようなアジア労働者がいる」と。アマゾンのジャングルとアジアのジャングルが連結し、あたらしい再生の磁場となる。
そのストーリーだけでなく、映画表現としてもアジアとブラジルを通底させようとする演出が面白い。つまり、アジア映画の方法とブラジル映画の方法をちりばめる。アジア映画もブラジル映画もあまり観ていないわたしなどにはわからない部分もあるだろうけれども、若干、「ちりばめただけ」という印象は受ける。
今の観客がすぐにわかるブラジル映画といえば「シティ・オブ・ゴッド」だろうし、その影響ももちろんある。日本映画へのパスティーシュももちろん。しかし、ブラジル映画ならグラウベル・ローシャ監督の「アントニオ・ダス・モルテス」(この作品の中で使われていた音楽が、この「プラスティック・シティ」でも使われている!)、アジアならタイの監督アビチャッポン・ウィーラセクタンの「トロピカル・マラディ」(虎と密林)などの映画が容易く観ることの出来ない状態で、いきなりこの作品だけ一般公開されたりDVDリリースされたりしても、この作品の根本の部分は伝わらないのではないのか?と、危惧する(わたしだってわかっちゃいない)。
keijiさん [DVD(字幕)] 7点(2010-03-17 14:39:32)
1.舞台となる街の無国籍なごちゃまぜ感がいい雰囲気を出していて、オダギリジョーがまたその雰囲気にうまく溶け込んでいていいなと思って見てたんだけど、雰囲気がいいだけでいまひとつノレなかった。妙に浮いたシーンがあって、それは決闘シーンというか、チャンバラシーンなわけなんだけど、それまでの空気を一切排除した独特の世界観でこのチャンバラシーンを描いていて、「他から浮く」ということ自体はすごく好みな展開ではあるんだけど、それが魅力的な「浮き」じゃなく、それどころか「夢」と誤解されかねないヘンテコなシーンとなってしまっている。記憶が定かでないんだけど、スローモーション使ってなかったっけ。そのせいもあると思うんだけど。あと、後半になってくるとシーンごとがぶつ切りで、ストーリーというより「詩」っぽくなってきて、それも悪くないんだけど、最初からストーリーに拘らない寓話性を露呈させるか、もしくは反対に後半の寓話性をもっと色濃くして前半をおもいっきり置いてきぼりにするかしてくれたほうが個人的にはノレたような気がする。
R&Aさん [DVD(字幕)] 5点(2010-01-20 15:47:07)
別のページへ
新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5133.33%
600.00%
7266.67%
800.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS