10.変に豪華キャストにしちゃったことによって、スピード感や軽快感が止まり、作品のラジカルさも抑えられてしまっています。お金の遣い方を間違っていますね。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 4点(2023-06-28 00:22:13) |
9.映画プロデューサーってこんな仕事をしてるのかと。それを垣間見ることができただけで、それ以上でも以下でもありません。大物の役者陣にギャラを吸い取られ、ストーリーがおざなりになった感じ。すぐに忘れそうです。デ・ニーロとB・ウィリスの2ショットはちょっと珍しかったかな。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 4点(2015-08-09 03:31:04) |
8.ハリウッドの内幕を描いた業界ドラマですが今一でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-08-17 12:58:22) |
7.《ネタバレ》 映画ファンなら誰もが憧れる映画の都ハリウッドの住人。そんな世界に生きるデ・ニーロ演じるハリウッドの大物プロデューサー、ベン。監督に振り回され、役者に振り回され、映画会社サイドに振り回され、観客の反応に振り回され、家族に振り回され・・・。という姿をシニカルに、コメディタッチに描いたハリウッド内幕モノです。 豪華キャストも、大物俳優の本人役での使い方も、いろんな意味でロバート・アルトマンの傑作「ザ・プレイヤー」と比較されてしまう作品です。 原作はこれまた大物プロデューサー、アート・リンソンの自伝で、自らが脚本を手掛けています。本作の主人公ベンはリンソンの分身ということだと思いますが、「プロデューサー稼業はつらいよ」というボヤキのような空気がラストまで作品を支配します。ラストも皮肉が効いた結末が用意されていた「ザ・プレイヤー」と比較するとやはり分が悪い。映画ファンにとってはそれなりに楽しめる作品ではありますが…。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-05-31 22:17:19) |
6.2012.10/26 鑑賞。映画界の裏側をテーマにした作品は何本かは観たがそれなりに面白い。ショーン・ペンやブルース・ウィリスが本人として出演とは面白い。特に噂のあるブルース・ウィリスは地のままなのだろう。今回は《吹替版》で3大スターのイメージが崩れる。ー1点。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2012-10-27 17:20:35) |
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5.みな既に「ハリウッドってこんなとこだろう」って想像ついてしまっているからどのエピソードもさして面白くない。日本で民放が垂れ流してるサラリーマンドラマのほうがよほど理不尽な話ばかりというのは社会の皮肉だ。それにしても振り回され役がハリウッドの頂点であるデニーロっていうのもどう考えてもミスキャストだろう。振り回すほうより振り回されるほうがオーラバリバリの大物って、こんなリアリティの無さで楽しめと言われてもキツイ。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-05-27 17:27:27) |
4.比べられているザ・プレイヤーのほうがよりリアルだ。こちらのほうはただの映画という感じ。デニーロも切羽詰ってる印象が見受けられない。最後にヒゲのくだり長すぎ。そんなに面白くないし。 【カップリ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2011-03-29 18:13:38) |
3.《ネタバレ》 監督と、会社の意見の対立。一方はラストシーンをカットせよと言い、もう一方は芸術をわかってないと言う。そんな間に挟まれ頭を抱えるプロデューサーのベン。あるいはまた、俳優やクライアントとの対立など、プロデューサーとしての立場の苦悩が描かれていて、見ているこっちも気の毒さがヒシヒシと伝わってくる。妻との不仲も絡み、ベンは最初から最後まで悶々とした表情。実在のプロデューサーによる回想録が元ネタになってるとのことで、その状況は真にリアリティあるのだが、つまるところ、その苦悩を描いた以上の深みや見どころがない。監督と会社のやりとり、観客の反応などはそれなりに笑えるのだが、オチがどうにも見え見えだったし、コメディ要素もつきぬけたものがなく、平凡である。つまらなくはないものの、凡作という表現が丁度いい作品。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-27 23:38:17) |
2.最初に投稿された方が指摘されてるように、自分もロバート・アルトマンの「ザ・プレイヤー」を思い出した。悪くはないけど切り込み方が弱いから、これなら「トロピックサンダー」を見てバカ笑いしてるほうがいいかな。毒っ気と着目点もベン・スティラーの方が上。鑑賞目的だったショーン・ペンはやはり出番は少なく、面白く扱われてるわけでもなかった。 【ピカレスク。】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-14 12:19:51) |
1.《ネタバレ》 『ヒート』『ファイトクラブ』などのプロデューサーであるアート・リンソンが自身の体験をもとに脚本を書いた映画製作の裏側をプロデューサーの視点で描いたバックステージものです。「プロデューサーのデ・ニーロが体験する悪夢の二週間」というプロットなわけですが、彼はその間にショーン・ペン主演の映画を完成させ、ブルース・ウィリス主演の映画をクランク・インさせるのに四苦八苦することになります。ペン主演映画はキース・リチャーズそっくりのパンク野郎みたいな監督が悩みの種で、犬が射殺されるシーンが映画のラストなので試写会の観客や配給会社の社長から大ヒンシュクを買ってしまいシーンを改変しないといけなくなるがパンク野郎の監督は応じない。考えてみれば、劇中劇とはいえ犬が撃ち殺される映像があるハリウッド映画ってたしかに珍しいですし、この脚本はこれがやりたくて書かれたのではとも思えるぐらいです。人間が殺されたり拷問されたりする作品はOKなのに動物が殺されるのはNGというのだから、ほんとアメリカ人ってやつは理解しがたい。 ウィリスの映画は彼自身が大トラブルで、ぶくぶくに肥った上にヒゲぼうぼうの姿で撮影所にやって来て、これまた映画会社はヒゲを剃らないと制作中止だと大激怒。このウィリスが地なんでしょうけど、もう我がままし放題暴れまくり放題で、嬉々としてセルフ・パロディを演じています。 この二つの映画のトラブルはそれぞれオチがあるのですが、観ていて何となく予想した範囲のオチだったのがこの映画の印象を薄くしている原因かと思います。デ・ニーロの私生活でのトラブルも並行して描かれるのですが、それが本筋とはまったく絡まないので余計に散漫な映画になっちゃいました。このジャンルはアルトマンの『ザ・プレイヤー』という傑作があるし観客にも飽きられ気味な題材なので、これ以上製作されても興行的には難しいでしょうね。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-16 22:21:13) |