18.親には心配かけたくない=根心は優しいんだと、思わされるところが、この兄弟は憎めないと思うところだろうね。 日常を一生懸命生きるだけでも何が起こるかわからないのが人生、塞翁が馬! 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-23 07:33:51) |
17.《ネタバレ》 主人公のやってることを見ると 失敗につながりそうなことを結構していて、ハッピーエンドになるのを疑問視してしまいそうだが、何か憎めない「駄目な子ほどかわいい」的な気持ちになってしまった。多分それが監督の狙いで、それにまんまとハマってしまっていた。 まあ深い話ではないので、気楽にボーッと見るのに合っている映画。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-02-11 15:21:20) |
16.《ネタバレ》 私は日本映画ってあまり見ないんです。 っていうか、今の日本映画は外れが多いので海外映画からは日本にはないものを求めてしまうんです。 そういう意味で言うと、この映画がやっていることは既に日本映画でやり尽くされているような気がするんです。 伊丹十三、三谷幸喜、周防正行。 こういう人の作品と比べると、本作は日本映画のレベルには達していないと思います。 ラストまで腰痛持ちの主人公、馬鹿な兄貴、全く笑えないギャグ。 正直1時間くらいでギブアップしそうでした。 店も自宅も失い、どん底に落ちたと思ったら、悪者の不動産業者はあっさり刑務所へ。 土地は競売、元カノから金を借りて、即、心機一転。 あっさりしすぎです。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-01-22 12:45:01) |
15.とても楽しめる映画でした。どんどん悪い方に行ってしまう主人公で表情もどんどん怒り顔になるのに、お話し自体はなぜか明るい。登場人物がみな生き生きしています。 しばらくしたら、どんな映画だったかなと思ってしまいそうな印象には残りにくい映画なので多少辛めの採点。 【omut】さん [インターネット(字幕)] 6点(2017-03-02 20:51:58) |
14.《ネタバレ》 ギリシャ系ドイツ人の主人公に、彼を取り巻く愉快で個性的なキャラクター達。監督が監督だけあって移民要素はあっても、あくまで肩の力を抜いたコメディだ。ぎっくり腰を始め、兄の博打で差し押さえられるレストラン、葬式のひと悶着でますます転落していくにも関わらず、もの凄く滑稽に映える。そこからハッピーエンド一直線の大逆転劇は一見御都合展開に見えるが、計算で描いているのだろう。全編を通して整合性があって、調和のとれた軽めのフルコースが並べられているようだ。カジュアルなタイトルと内容に見合った、程よい幸福感を残す一本。 【Cinecdocke】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-12-14 19:23:15) (良:1票) |
13.テンポが良くていろんなエピソードもあるけど、それぞれの登場人物の魅力があまり感じられず、なんとなーく最後まで行ってしまう感じ。あともっと料理にフォーカスが当たると思ってた。 【noji】さん [地上波(字幕)] 5点(2014-09-13 20:03:03) |
【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-18 21:03:04) |
11.《ネタバレ》 レンタルショップでジャケ借り。 出だしから面白いオーラがプンプン。そのままのオーラとテンポで、最後まで行っちゃった感じ。 あっさり、さっぱり見れました。 人に薦めれる良作。 【kontiki】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-03 02:01:40) |
10.《ネタバレ》 前半はやや未整理でもたつき気味、話が動き出してからの後半は割と面白くなるのですが、この種の作品の常套手段を行儀よく踏んでいきましたという無難な感じもしなくもない。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-31 03:04:03) |
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9.《ネタバレ》 劇中の登場人物たちは一見個性的で魅力的に見える。登場人物は椎間板ヘルニアに罹りひょこひょこ歩く主人公、料理に厳しく直ぐに手(と言うか包丁)が出るコック、妙にサバサバして可愛いウェイトレス、仮出所した本質的にはダメーな主人公の兄、そしてソウル・キッチンに家賃未払でしょっちゅう店の料理を勝手に食ってる偏屈な爺さんと実にウイットに富んでいる。そこまでキャラクターの魅力で押し切るべき作品であるのに、個人的には個々のキャラクターの掘り下げが余り感じられず、後半はそんな彼らに困難が次々と襲いかかる展開になるのですが、「まあ彼らがどうなろうとどーでもいいや」といった気分になってしまったのが残念です。 最後は各キャラクターにそれなりの着地点を与えてはくれるのですが、それも何か取ってつけたような扱いになっておりゲンナリ。 下馬評の通りカッコイイ音楽をガンガンかけてくれるので、それなりに全体は良く写ってますが。 【民朗】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-12-15 21:27:24) |
8.《ネタバレ》 端から滅茶苦茶テンション高い映画!キャラ良し、音良し、映像良し。いちいち全部がカッコいい!終盤少しだれたが、それでもテンションで突っ切っちゃう感じ。ストーリーはやっすい大衆レストランがチョットしたきっかけの重なりで大繁盛、その後お決まりの~といった凄くわかり易い話。しかし物凄くキャラのたった登場人物と演出で新鮮に感じた。みんな渋過ぎっす!面白かったです。 【tomatojunky】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-07-09 00:36:32) (良:1票) |
7.レストランやりたくなった 故ばあちゃんがドライブインやってて 飲食店の大変なとこをいっぱいみてきた僕が初めて飲食店やりたいなって気分になったんだ!すごいっ なんとなく うまそーな料理が出てきてウハウハ幸せって話かと思いきや そーでもない 料理というより生き方とかウィットなとことか映画のうまみがぎゅっと入ってる 終わり方も好き 愛のある料理と後味が似てると思う 愛のある映画なのだっ! 【おでんの卵】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-07-08 09:50:05) |
6.守りたい場所がある。 彼の場合は手塩にかけたレストラン。 古倉庫を改造して作られたレストランのたたずまいは、それだけで絵になって。 ベルリンはよくドイツ映画の舞台になるけれど、ここは北に位置する第二の都市ハンブルク。 主人公ジノスはギリシア系ドイツ人のオーナーシェフ。 彼と仮出所の兄、ウェイトレス、遠恋の彼女、凄腕シェフ、役人、不動産業者などが入り乱れるドタバタ劇。(必要以上にイターイ映画なので、腰痛持ちの人は見ない方がいいかも) トルコ系ドイツ人監督アキンの若者映画は、乱暴でヤリ過ぎなとこもあるけど不思議な味つけがされ、ジノスの自分の店への真摯な愛着に満たされているのもいいと思う。 ただの雰囲気キャラかと思ってた船長さんにもちゃんと活躍の場があり、ポッチリのお金にも使い道があったりと小技もきいてる。 ただ、さんざん引っかきまわした後で最後はこじんまりまとまった気もして、も少し何かあるかと期待してしまった。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-06-08 07:00:02) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 これねー。めちゃナイス。映像と音楽と登場人物のキャラクターとストーリーのセンスがいい。エンドロールがフライヤーみたいでかっちょいい。気持ちいい映画です。ドイツってこんな映画作るんですね。 【トメ吉】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-10-11 11:02:09) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 音楽やOP、EDロールにセンスを感じさせる作品でした。コメディですが、前編通して笑えるような話ではなかった印象です。けっこうお下品な表現もあるので子供には見せられませんね。マッサージ師のお姉ちゃんに惚れるのはわかるけど、向こうがあっさり了承する展開はなんだかなぁと思いました。 |
3.《ネタバレ》 本当にこのファティ・アキンという才能と同時代を生きている幸福を感じましたね。やはり同世代ということもあって、ツボというか感覚が合うんですかね。何というか、芸術性だけでなく、ところどころにB級テイストがちりばめられていて娯楽性も上手く共存しているんですよね。それと、この人は音楽の使い方が抜群に上手くて、今回の作品でも堪能させていただきました。一昔前のソウルカルチャー風のエンドロールも最高でした。 ストーリーやキャスティング、設定もしっかりと荒々しいながらもツボをそつなく押えており、楽しい時間を過ごすことができました。 【TM】さん [映画館(字幕)] 9点(2011-04-17 15:58:52) |
2.ソウルキッチンという食堂を営む主人公の男と、店に関わる人々をコミカルに描いた作品。主人公の男は不器用ながらもまともなのですが、あとがおかしな奴らばかり。ムショ帰りの兄貴と得体の知れない兄貴の悪友に、キレると包丁を投げつけてくるちょっとイカれた、しかし腕は確かな孤高の料理人に、ソウルキッチンに住んでいる?謎のジイさんに、同級生の最後はマヌケな悪徳不動産屋など、見事にヘンな連中揃いなのですが、それぞれに憎めないものがある。結構強引な展開もあるし、途中は一体何の店なんだ?なんてツッコミを入れたくなる時間帯もあったのですが、作品自体にも何か憎めないものがあるし退屈させない勢いもありました。店を取り戻す競売もかなり強引でしたが、人生、上手くいかない時期もあるけれど生きがいを失わず頑張っていればまたいいことがあるさ。最後はそんなことを感じさせてくれました。 【とらや】さん [映画館(字幕)] 5点(2011-03-25 22:49:00) |
1.《ネタバレ》 ちょっと間違ったらトレンディドラマになってしまいそうなぎりぎりのポイントで踏みとどまった作品。食堂を営むジノス(太ってるくせに彼女は美人)のもとにトラブルメーカーのイリアス兄貴が帰ってきて、さらに変わり者の天才シェフが絡んですったもんだあった末にまあるく治まるという限りなく陳腐な設定にもかかわらず、最後まで飽きることなく観られた。料理はおいしそうだし音楽は最高だし、それだけでもういっかと思えちゃう自分の鑑賞眼はまだまだ甘い。 外人って本当に自由だよなあ。20~30代のドラマなのになぜか大学時代を思い出した。おれも一旗上げたくなってきたぞー! 【枕流】さん [映画館(字幕)] 6点(2011-03-10 21:19:43) |