SUPER8/スーパーエイト(2011)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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SUPER8/スーパーエイト(2011)

[スーパーエイト]
Super 8
2011年上映時間:111分
平均点:6.21 / 10(Review 106人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-06-24)
公開終了日(2011-12-02)
サスペンスSFミステリー
新規登録(2011-03-08)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-03-15)【イニシャルK】さん
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監督J・J・エイブラムス
キャストカイル・チャンドラー(男優)ジャクソン・ラム
エル・ファニング(女優)アリス
ロン・エルダード(男優)ルイス
ノア・エメリッヒ(男優)ネレク大佐
ザック・ミルズ(男優)プレストン
グリン・ターマン(男優)ウッドワード
マイケル・ジアッキノ(男優)クロフォード保安官
ブルース・グリーンウッド(男優)クーパー
グレッグ・グランバーグ(男優)シットコム出演の男優
ブレット・ライス(男優)プルート保安官
ボー・ナップ(男優)ブリーン
木下浩之ジャクソン・ラム(日本語吹き替え版)
大川透ネレク大佐(日本語吹き替え版)
松山鷹志ルイス(日本語吹き替え版)
楠見尚己ウッドワード(日本語吹き替え版)
小清水一揮プレストン(日本語吹き替え版)
寺内よりえカズニック夫人(日本語吹き替え版)
石住昭彦カズニック氏(日本語吹き替え版)
東條加那子ジェン(日本語吹き替え版)
粟野志門ブリーン(日本語吹き替え版)
水内清光(日本語吹き替え版)
岸尾だいすけ(日本語吹き替え版)
田村睦心(日本語吹き替え版)
嶋村侑(日本語吹き替え版)
脚本J・J・エイブラムス
音楽マイケル・ジアッキノ
編曲ブラッド・デクター
ティム・シモネック(ノンクレジット)
撮影ラリー・フォン
製作J・J・エイブラムス
ブライアン・バーク〔製作〕
パラマウント・ピクチャーズ
スティーヴン・スピルバーグ
製作総指揮ガイ・リーデル
制作東北新社(日本語版制作)
配給パラマウント・ジャパン
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
美術ドメニク・シルヴェストリ(美術監督)
衣装ハー・グエン
編集メリアン・ブランドン
メアリー・ジョー・マーキー
録音ゲイリー・ライドストロム
アンディ・ネルソン[録音]
日本語翻訳岸田恵子
その他ティム・シモネック(指揮)
ジョン・クラシンスキー(サンクス)
ジャド・アパトー(サンクス)
あらすじ
自主制作のゾンビ映画を8ミリフィルムで撮影する少年たち。彼らがリアリティを求めるためにロケ地に選んだのは深夜の駅舎。順調に撮影が進み今まさにクライマックスを迎えようとした時、彼らの眼前で貨物列車が大事故を起こす。やがて急行してくる兵士たち。危険を感じた少年たちは急いで逃げ出すが、その日以来、街では異様な事態が頻発するようになる。そして、現像したフィルムにそれは写っていた…。「LOST」シリーズのJ.J.エイブラムスとスピルバーグがタッグを組んだSF大作。
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106.悪辣な大人たち(しかも軍というのがステレオタイプ、警察が対比して純朴というのも同様)を出し抜いて勇敢な子どもたちが解決に向かうという、ありがちなお伽噺です。
別に子供たちが解決するわけではなく、宇宙人が自力で助かるわけです。そんな力があったなら何故今まで囚われの身だったの?、という疑問を抱いてはいけないんでしょうね。お伽噺なんだから。
ヒロイン(というほどの位置付けでもありませんが)が捉われたことがいきなり判明。しかも場所まで把握。まあまあ、お伽噺ですから…。
傲霜さん [DVD(吹替)] 6点(2023-08-23 11:09:33)
105. 『スタンド・バイ・ミー』や『ハリー・ポッター』のような味わいのある作品。少年少女たちが力を合わせて何かを達成するというのはいつ見ても気分を高揚させてくれます。
 主人公グループは十人十色。個性がはっきりしていてわかりやすい。
 ストーリーはミステリー仕立てのシティアドベンチャー。ちょっとゲームっぽくて好きなテイスト。序盤の列車事故までは名作と呼ぶに相応しい内容です。そしてその脱線シーンの迫力が凄い。普段映画を好き好んで見ようとしない妻が、その音を聞いただけで『気になる』と言って2階まで見に来たほど。なので少し巻き戻してもう一度いっしょに映画を見ることになったくらいだから、普段映画を見ない人をひきつけちゃう魅力があるらしいです。
 ところがこの映画のクライマックスはここまでだったようで、この列車脱線シーンを超えるような場面はここから先出てきません。また、ここから宇宙人が出てきちゃうような展開、私は全然好きなんですけど、私の妻は腑に落ちなかったらしい。
 どうやら私の妻は前半すごく丁寧に謎をちりばめた作風に興味をひかれたようで、後半になるにつれて大味になっちゃう展開についていけなかったみたいです。
 でもこれはハリウッド映画あるあるなので個人的には十分に楽しめる内容でした。
 ただ宇宙人が人を食べちゃうのはちょっと違うかなと思いました。
 もしそういった描写がなければ、完全に『軍=悪』という図式になりしっくりきます。もしエイリアンが地球に来た当初、そういうことがあったとしたらどうでしょう?危険生物と見なされて監禁されてしまうのもやむなしとなってしまわないでしょうか。
 やはりこーゆー映画は勧善懲悪が基本でしょう。エイリアンは脅威であっても、彼に非は無かったというのが一番良かったかな。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-02-10 13:02:04)
104.80年代風の雰囲気はとっても良かったものの、根幹となるSF部分には消化不良感が強い。ある意味作風だけでなくオチの落とし方も古め。子供たちの冒険の方がテーマ中心か。アリス役のエルファニングの演技は素晴らしかった。子役の域を超えている。この作品を2010年に作るってことに意味がある。今はCGバンバン映像くっきりでどうにも味わいっていうもんがない。昔って映画に夢があったなあをしみじみする作品。
タッチッチさん [インターネット(吹替)] 6点(2019-08-26 13:31:12)
103.スタンドバイミーのSFversionみたいな感じでした。
ロードショー受けするような子供たちの冒険とエイリアンとの遭遇。
前半はまあまあまよかった。結局エンジンかからず、後半は盛り上がるところが無くて、最後もしっくりこない。エイリアンの長年に渡る監禁を同情すべきでした。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-09-22 23:30:35)
102.《ネタバレ》 ある超常的な設定、あるいはオチのようなものを最初に用意してしまえば、その過程で何をやっても、見た目上は矛盾を感じさせずに最後まで持っていける。
エイブラムスの常套手段だ。
映画に限らず、この手法を用いてエイブラムスは数々のヒット作品を生み出してきた。素直にプロデューサーとしては優秀だと思う。しかし、この方法でヒット作品は生み出せても名作は生み出せないと思う。
確かに、本作には観たいと思わせる魅力があるし、実際に鑑賞すれば序盤の列車事故や謎めいたキューブの存在、次々と起こるミステリアスな展開にとても引き込まれる。
しかし、本作はそういった数々の伏線をどう処理するのかと思ったら、それらを全て宇宙人に丸投げして終わるのだ。
確かにそこに矛盾はない。あの奇妙なキューブも宇宙人の持ち物であれば、存在してもおかしくないし、人間や犬が謎の行方不明になるのも、宇宙人の異常な運動能力とたまたま現場を写せないカメラワークがあれば成立するからだ。なんとも便利な設定と巧みな演出だと思う。
だが、矛盾がないと同時に必要性もない。本作はそういったもののオンパレードだ。それで全ての観客が騙され、賞賛を贈るほど甘くはない。その安易さは観客に無意識に伝わり、感動を薄れさせる。上手さやテクニックだけの作品に心を揺さぶるパワーは生まれない。
結局、本作は一体何を描きたかったのか?E.Tのような宇宙人との友情だったのか、それともスタンドバイミーのような子供たちの冒険ドラマだったのか・・?監督として参加したにも関わらず、最後までプロデューサー的発想しかできずに終わってしまった作品である。
ばかぽんさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2018-02-01 17:21:15)(良:1票)
101.《ネタバレ》 JJエイブラムスなのでもう少し面白い作品を期待してしまいましたが、腑に落ちない点が多くちょっと乗りきれなかったです。アリスの父親の代わりに鉄工所で事故で死んだのが主人公の父親ではなく、母親という点が事故シーンもないため違和感があって大分混乱しました。教師が異星人を救うために事故を起こしたのも、入念に計画したわりに街の近くで行うなど雑過ぎますし、そもそも異星人にあれだけの力があったら捕獲当時の人間の科学力で押さえ込んでおくのは不可能ですね。もう少しそこら辺の設定を練り込んであればよかったと思います。悪い点は以上のような感じですが、自主製作映画を軸にストーリーを展開させていくのは良かったと思います。主人公の男の子とエル・ファニングは二人共可愛らしくていい感じでした。
映画大好きっ子さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-12-24 18:35:24)
100.《ネタバレ》  スピルバーグの“宇宙人モノ”全部乗せ、みたいな映画。J.J.エイブラムスは余程スピルバーグに心酔しているのか、それともAMBLIN制作の作品だからなのか、スピルバーグ的なクセが其処彼処にある。その分スピルバーグの嫌な部分もけっこうありますが。
 その他のスパイスとして『スタンド・バイ・ミー』、ロメロの『ゾンビ』辺りが効いてるかな。列車事故のシーンは『ファイ・デス』シリーズを思わせる気合の入り方。それ以外にも『エイリアン』等などヒット作へのオマージュ的な細かいお遊びがたくさん散りばめられていて、映画好きには結構楽しめる。
 まったく予備知識無しに観たため、田舎町でゾンビ映画を撮る少年達を前振りに、列車事故、軍の秘密作戦と来て「ああ、そういう映画ね……」と思いきや、まさかの宇宙人モノというバカ展開も、個人的には楽しめた。
 まぁツッコミ所も多々あるが、そこは考えちゃダメ。決して神妙に観る映画では無いので、多少の穴は大目に見て笑って楽しむのが良いでしょう。後味も悪くないし、そこそこの佳作。SFホラー映画好きの暇つぶしにはけっこうお薦めかも。w
TERRAさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-11-04 15:41:15)(良:1票)
99.《ネタバレ》 見る側の意見としては、詰め込みすぎたせいで矢継ぎ早に話が進みすぎて置いてけぼり感が強かったです。フィルム×自主映画×年代にかけたスーパーエイトという題名は結構センスがあります。

意外と面白いけど全体的に色々詰め込みすぎて散漫になりましたね。これだけ散漫なのに割とキレイにまとまっているのは誰の手腕か?アリスが可愛かったので友情・両親・初恋だけに的を絞って、エイリアンと軍は背景にしたほうがマイルドなヒューマンドラマになって良かったような気がしますね。話が変わってしまいますがもしかしてエイリアンが居たのかも?という程度の演出のほうが夢があったような。。
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 5点(2017-03-24 11:53:28)
98.《ネタバレ》 ○オマージュに次ぐオマージュ。映画ファンなら楽しめるし、そうでなくても割と面白いと思う。○青春時代を想起させる展開で、観る映画ファンがかつて見た映画の時代を思い出せる。
TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-01-04 20:30:47)
97.この映画も(も、って何だw)公開前に試写会で観ました。

事前の宣伝では「未知との遭遇やET等のかつてのSF大作の正当な後継者」みたいな宣伝が行われていてちょっとだけ期待していったのですが…内容的には残念ながらやや拍子抜けでした。

しかしこの映画、JJエイブラムが70年代にスピルバーグの影響を受けて「スーパーエイト」を使って映画を撮っていたという想いが(郷愁として)がっつり詰め込まれていて、同世代で同じようにアマチュア映画に興味があった僕なんかが観ると「わかるわかる」という独特のノスタルジー感に溢れています。
そういう意味では「モーレツ大人帝国の逆襲」などにもある意味似ている映画なのですが、ノスタルジーの内容がよりマニアックに特化されているために、一般的にはそれほど郷愁を感じる内容ではないと思います。
あくまでも70年代中盤~80年代前半にSF映画に心ときめかせながら、アマチュア映画にも興味あった世代オンリーな郷愁。
いや、それマニアックすぎるってw
「スーパーエイト」「シングルエイト」などの単語の意味が分かる人ならニヤっとしながら楽しめると思います。
あばれて万歳さん [試写会(字幕)] 6点(2016-11-22 12:01:41)
96.《ネタバレ》 子供たちが青春しつつ、ある陰謀に巻き込まれて頑張るジュブナイルSF映画。前半の勢いは悪くない。列車爆発など迫力ある絵作り。ただ、後半、お話が徐々に失速。最後まで退屈せずには観れるけど、個人的には、この映画、面白いよと友達にはオススメできないです。ヒロインが主人公に、「太っちょはリーダーぶってあなたを利用してる」ってセリフいるかな?それも中盤の色々物語が展開していくタイミングで。そこでそのセリフ?なんかヒロインがやな奴に思えてしまうではないか。とか、主人公の父が軍から、勇ましく脱出するわりには、最後は特になにもないとか。敵の描き方とか、物語に統一性をあまり感じなかったです。でも一昔前の家族でのんびり見る感じのお茶の間SFとしては、こんな感じでもいいかもしれません。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 5点(2016-11-21 18:56:18)
95.子どもの頃見たグーニーズを思い出しました。常に子ども目線で、子ども達の行動で物語が進むので、丁度、近い年代の子達が見たら面白い映画として記憶に残る作品かと。只、良い意味でも、悪い意味でも上手く行き過ぎている展開は、個人的には古くささもあり、現代ならではの少し捻くれたイヤミもあれば、より共感できたかもしれません。そう言う意味では、40歳の自分には純粋過ぎる映画でもあったと思います。
sirou92さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-10-24 00:22:12)
94.いや、何も知らなかったもんで、まさかこんな映画だとは思いませんでした。まさかこんな面白い映画だとは。
『E.T.』の系譜に繋がるような、少年少女たちが、大人の向こうを張って、未知の「何か」に遭遇するオハナシで、冒険テイストは『グーニーズ』なんかも思いこさせつつ、デブ繋がりでついでに『スタンド・バイ・ミー』をホンの少し思い出させて、なんとなく『パラサイト』を経由しつつ、最後は大人も子供も関係なく『未知との遭遇』へと回帰していく。
次から次へ、うち続く奇怪な事件の数々。真相そっちのけでどこまでも引っ張っていき、ワクワクさせてくれます。
で、色々と取返しのつかないこともあるのだけど、それを乗り越えて最後には何となく(親同士の仲直りも含め)融和に向かって行く感じ。ムチャクチャではありますが後味のいいラストでした。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-06-18 07:44:18)
93.《ネタバレ》 何かこう、あれこれ詰め込まれてるんだけど、見事に放射状に方向性がバラバラになってしまいました。しかもその割に雰囲気は妙に暗く、前半は一体どうなるのかと思いました。焦点が絞られてくる後半はまだましになりますが、わーわー騒いでいたらいつの間にか終わったという感じで、解決もなければ着地もありません。それはそうと、エル・ファニングちゃんは可愛くなったね。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-06-11 00:28:45)
92.皆さんおっしゃる通りの既視感ありまくりの子供向け作品ながら、これはアレのパクリ(オマージュ?)だなと回想しながらも、展開としては終盤まで結構楽しめたので自分もまだ「少年の心」を残しているのかなと安心?したのだが、ラストがコテコテの説教臭で「こうなっちゃうのかあ」とため息。まあ、仕方ないのかな。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-08 10:32:28)
91.母親の事故死を思わせる出だしからとてもいい感じだったが、途中までいい感じの多くの映画同様やっぱり尻すぼみ。大事件への対応やSF観があり得ないくらい非現実的で、いくつもの人間ドラマも空々しく映る。エンドクレジットで主人公たちの自主製作映像が流れるが、まるで彼らが作ったようなシナリオの中味に途中から義務感だけで見ていた。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-06-08 07:24:15)
90.おしいなあ~。何が惜しいかを正確に表現するのは難しいのですが。宇宙人が物語の雰囲気に合ってないというか。いっそのこと最後まで宇宙人を出さないという演出方法もあったのではないでしょうか。あの宇宙人の造形や性格(?)は監督の趣味なんでしょうね。ジュブナイル映画の良作になり得た可能性があっただけに残念。
MASSさん [映画館(字幕)] 5点(2016-01-19 00:08:58)
89.《ネタバレ》 J・J・エイブラムスは「スタートレック」シリーズが今のところ最高の映画だと思うけど、この映画も大好きだ。
葬式の場面から始まるファースト・シーン。
母親らしき人、駆けつける男、それを怒りながら止める男。ここから既に伏線が張られていた。人が死んだ話をしながら平気で食事をする子供たち。
俺も今は抵抗が無くなってきているが、子供でその領域はどんだけ修羅場くぐったんすか君たち。流石アメリカ、銃社会だけあるわ(物凄く不謹慎な発言)。
数年後、成長した子供達は映画祭に出てホラー映画を撮るという。
監督を目指すチャールズは面白い奴だ。
「クオリティ」とかおめえは何処のオーソン・ウェルズだよ。体系まで後期型のウェルズだ(初期のウェルズはスマート)。
見た目は重量、しかし映画造りへの情熱と行動力は最高にスマートな少年だぜ。
70年代のポピュラーミュージックが彩りを添える(特に「マイ・シャローナ」と「おしゃれフリーク」は最高!)映画を見終えた後のあの心地良さはなんなのだろうか。
文字通り主演女優のアリスが可愛い&カッコイイ。
序盤は映画の撮影をめぐる冒険ドラマ、列車の事故が起きる辺りからSF映画に。
大惨事にも関わらず、妙にリアリティが無いのはCGによる演出のせいか。
惨事後の散らばった列車の破片が実物だっただけに、余計にCGが目立ってしまっている。
それ以外は特に不満な点は無い。
フィルムを見ただけで感情移入してしまう少年の強さ(流石警官の息子)、“先生”が傷だらけでベッドに横たわり蝿が飛んでいる妙な生々しさ、回り続けるビデオカメラが捉えたもの、謎のキューブ(ルービックキューブは1980年代に発売)、次々に起こる怪奇現象、電気が消える中影響を受けないウォークマン?、医療行為による“殺人”、「出てけ!」→マジで出て行く→本当に出て行くとは思わず慌てて娘を追う→「俺が悪かった!」→事故る→うめいている間に娘誘拐。言っちゃ悪いけどこれ何てギャグ?
ラストであえて手を離す“過去との決別”シーンも良い。久々に楽しめる映画だった。
女性の会話も面白い。
「アメリカはお先真っ暗よ!」→「真っ暗は黒人」→「人種差別!」 バロス。
エンディングのチャールズによるゾンビ映画も必見。
流石に事故の音がセルフってのはどうなのよ(狙ってやったかヤケクry)。
しかし本当に怖いもの知らずだなコイツら。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-20 20:22:11)(良:1票)
88.《ネタバレ》 映画作成に熱中する子供達が経験したひと夏の冒険と初恋物語、そしてエイリアンとの遭遇、そして家族との和解。いろんな要素が混合され主題が曖昧になっている。監督の意図としては、全ての要素を繋ぎ合わせるのが8㎜フィルムということ。映画作りで仲間が集まり、偶然謎の生命体を撮影して軍の謀略に巻き込まれ、少年の母親の映像で少年と少女が心を通わせ、軍の極秘フィルムでエイリアンの秘密を知り、最後は映画を完成させる。だが、求心力が足りず、各要素の繋がりが弱い。
演出は巧いと思う。工場の無事故掲示板を取り外すことで事故を示唆。少年の父が同僚と会話する姿が影絵になる。円盤の門出の祝福として給水塔の大噴射。才能を感じる。
エイリアンには破壊者と友人と両方の面がある。暴力行為を最小限に留め、少年達との友情を前面に押し出せば、ラストの感動が深まっただろう。現状ではエイリアンが少年のペンダントを欲した理由がわかりにくい。友情を交す相手としてエイリアンは巨大すぎるし、エイリアンが人間を食べる設定は論外だ。それに、ただエイリアンに触れただけで感情が通じるのであれば、科学者達もコミュニケーションがとれたのではないか?ちなみに逆さ吊りにされた人間は脳圧が上昇し、数時間で意識を失い、やがて死ぬ。少女が「エイリアンに助けてもらった」と話すが説得力が無い。
理科教師の行動が不可解だ。エイリアンを助けるためとはいえ、トラックで貨車と正面衝突するのは常軌を逸している。生徒らを逃がす為とはいえ、銃を向けるのはいただけない。尊敬される先生像でないと後に続かない。
少年と父、少女の父の和解が描かれる。少女の父の過失で少年の母が事故死したという設定は両者の関係に緊張感を生み、いい効果を与えている。しかし具体的な事故の説明は無く、不満が残る。不仲だった二人の父同士が和解して、共に我が子の救出に向い、探し出して和解する。感動の場面だが、父達と少年少女達の行動が別々ということに問題がある。再会したとき、お互いの行動を全く知らないのだから、深く共感しあえる理由もなく、和解も表層的なものだろう。ここはやはり、両者が情報を共有し、共に行動して目的を果たすということにしないと感動には結びつかない。両者が軍隊の裏をかいて、エイリアンの帰還を助けるような設定にすれば、一本筋が通る。脚本を少し変えれば名作になった。惜しい作品である。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 7点(2014-04-22 11:36:17)(良:1票)
87.《ネタバレ》  モンスターのキャラクタ設定がうまくいっていない気がしました。顔を見ても怖がらせたいのか笑わせたいのかよくわからない。
海牛大夫さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-01-12 23:18:48)
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【点数情報】

Review人数 106人
平均点数 6.21点
000.00%
100.00%
200.00%
321.89%
41110.38%
52018.87%
63331.13%
71917.92%
81312.26%
976.60%
1010.94%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.60点 Review10人
2 ストーリー評価 5.31点 Review16人
3 鑑賞後の後味 5.78点 Review14人
4 音楽評価 6.78点 Review14人
5 感泣評価 4.81点 Review11人
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