2.《ネタバレ》 ごめんなさい。
貴重な時間を使ってしまってごめんなさい。
さておき、まぁ、低予算、というか、村の役場が作ったとしたら絶賛の映画。
誇り臭いアメリカかどっかの酒場で、おれ、昔ゾンビ映画に出たことがあるんだぜ!
レベルの映画。
役者を目指してた親父が昔ゾンビ映画に出たって言ってたけど、ありゃ嘘だな…。
と思っていたが、父の死後、VHSを見つける。
『親父、ほんとだったのかよ。…クソつまんねぇよ。』
みたいな映画。
DVDのパッケージにはちゃんと、そういう映画だってことを記載してほしい。
ちくしょう。また騙されたよ。
しかしまぁ、映画自体はかなり親切だ。
開始早々、古くさい演出で低予算をアピール。
(まだまだ。ゾンビ映画なんて、かえって低予算でもエグいことできたりするし、撮り方次第だぜ!)
と思うも束の間、仲良しマッチョブラザーズが出てきて、明らかに空振りのパンチアクションに昭和の香りのするチープすぎる効果音。ここに来て、期待と緊迫感は一気になくなり、0点からの加点式で見るべきB級、いやC級映画であることを悟る。
あとはまぁ、長いコントを見るだけ。
嫌なら見なければいい。
でもまぁ、みた。
見ながら『僕とB級映画』という題で原稿用紙2枚くらいの作文を書いてみようかというくらい余裕があるのもいい。
まぁ、なんといってもインディペンデントというのだろうか、みんなで名前を上げてやるぞ!というのか、学芸会のノリとでもいうか、青春を感じさせてくれるいい映画だった。
ただ、DVDのジャケット作った人間と、よくわからん評論家、あななたちは…。