アルゴのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アルゴ

[アルゴ]
Argo
2012年上映時間:120分
平均点:7.15 / 10(Review 146人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-10-26)
公開終了日(2013-03-13)
ドラマサスペンス政治もの実話もの
新規登録(2012-10-07)【+】さん
タイトル情報更新(2023-08-18)【Olias】さん
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監督ベン・アフレック
キャストベン・アフレック(男優)トニー・メンデス
ブライアン・クランストン(男優)ジャック・オドネル
アラン・アーキン(男優)レスター・シーゲル
ジョン・グッドマン(男優)ジョン・チェンバース
ヴィクター・ガーバー(男優)ケン・テイラー
クレア・デュヴァル(女優)コーラ・ライジェク
クリストファー・デナム〔1985年生〕(男優)マーク・ライジェク
スクート・マクネイリー(男優)ジョー・スタッフォード
テイト・ドノヴァン(男優)ボブ・アンダース
タイタス・ウェリヴァー(男優)ジョン・ベイツ
マイケル・パークス〔男優・1940年生〕(男優)ジャック・カービー
カイル・チャンドラー(男優)ハミルトン・ジョーダン
クリス・メッシーナ(男優)マリノフ
ジェリコ・イヴァネク(男優)ロバート・ペンダー
キース・ザラバッカ(男優)アダム・エンゲル
ボブ・ガントン(男優)サイラス・ヴァンス
リチャード・カインド(男優)マックス・クライン
エイドリアン・バーボー(女優)ニーナ
シェイラ・ヴァンド(女優)サハル
フィリップ・ベイカー・ホール(男優)(ノンクレジット)
森川智之トニー・メンデス(日本語吹き替え版)
内田直哉ジャック・オドネル(日本語吹き替え版)
稲垣隆史レスター・シーゲル(日本語吹き替え版)
島香裕ジョン・チェンバース(日本語吹き替え版)
村治学ジョー・スタッフォード(日本語吹き替え版)
間宮康弘(日本語吹き替え版)
廣田行生(日本語吹き替え版)
小形満(日本語吹き替え版)
脚本クリス・テリオ
音楽アレクサンドル・デスプラ
挿入曲レッド・ツェッペリン"When The Levee Breaks"
撮影ロドリゴ・プリエト
製作グラント・ヘスロヴ
ベン・アフレック
ジョージ・クルーニー
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
美術シャロン・シーモア(プロダクション・デザイン)
ジャン・パスカル(セット装飾)
衣装ジャクリーン・ウェスト
編集ウィリアム・ゴールデンバーグ
録音ジョン・T・ライツ
グレッグ・ルドロフ
イーサン・バン・ダーリン
あらすじ
1979年秋、親米の腐敗した王制を倒してイスラム政権を樹立したイラン民衆がエネルギーの矛先をアメリカ大使館に向けた。王制時代の極秘文書の処理に追われた大使館員の多くが館内に監禁されたが、カナダ大使公邸に逃げ込んだ6名の大使館員を救おうと米CIAは策を練る。首都テヘランからの脱出は空路しかなく、6人の身分を隠すためのビジネスや文化交流は途絶えていた。そこでCIA職員メンデスはハリウッドの著名映画人の名前を借り、架空のSF映画作品をプロデュースして6人をカナダ人映画製作者として出国させる賭けにいどむ。
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【クチコミ・感想】

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146.ギリギリの攻防が痺れる。
TERUさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-11-05 20:57:22)
145.実際に起きた事件をベースにしたみごとな作品です。特にラスト20分のイラン脱出のシーンは何度みてもドキドキします。俳優陣も皆演技とは思えないほど上手で、その中でも少し抑えた演技のベン・アフレックが特に素晴らしいです。出国管理官や革命防衛隊員たちも俳優とは思えない緊張感を醸し出しています。そんな中、絵コンテを見て楽しむ隊員たちが微笑ましかったです。ベン・アフレックの演出も素晴らしく、これからの映画人としてのキャリアがとても楽しみです。
みるちゃんさん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2024-06-11 10:00:02)
144.《ネタバレ》 “Argo”実際にあった架空のSF映画のタイトル。モトはギリシャ神話の巨大船だそうです。
ベン・アフレックと言うと、なんかアイドル俳優みたいなイメージがあります。パールハーバーやアルマゲドンの影響かな?そんな彼が実際にあった事件映画の監督をやってることに、正直違和感を感じたものでした。
『架空のSF映画をでっち上げて、イランに閉じ込められてる外交官を脱出させる』なんて、映画以上に映画っぽい事を、CIAが大真面目に実行したことが非常に興味深い。

怖さの演出は控えめです。路上で囲まれて撃たれる人の1シーンと、クレーンで吊るされる死体のシーンがあるくらい。それでも『捕まったら残酷に処刑される』緊張感はきちんと伝わってきました。
911テロ以降、私たちに焼き付いている“中東=命の価値が違う国だから怖い”ってイメージからでしょうかね?印象操作?
恐怖演出は控えめながら、バザールのロケハン。デモ隊との遭遇、写真を撮ったことから始まる揉め事など、バレたら即殺される、生きた心地のしない緊張感はきちんと感じられました。

クライマックスの空港脱出も、アメリカとイランにまたがってのハラハラ具合は、まさに映画の醍醐味。ここに来て予想外な人物の活躍もスカッとさせてくれました。視聴2回目の今回、大統領史上かなり地味なジミー・カーターが、作戦承認を即決したところが良かった。またこの救出作戦を、自分の人気取りに使わなかったことも好感度UP。

最後の飛行機とパトカーのチェイスは、やっぱり映画的演出だそう。でもそこを映画的に脚色するなら、脱出の前の晩に外交官たちが酒宴を開いてるシーンは削っても良かったかな。
せっかくトニーが入国するとき、イラン領空で乗客のアルコールを回収するシーンを入れたんだから、脱出で領空を出てから、やっと久しぶりの酒呑んでみんなでイェアーー!!じゃないでしょうか?映画的には。
でもこの事件において、外交官6人はもちろん、人質となった52人全員が解放、死者もゼロだったことは、当時のイランとは、まだ話の通じる関係だったんだなって、思えました。
K&Kさん [映画館(字幕)] 7点(2024-01-20 18:13:15)
143.《ネタバレ》  実話に基づく衝撃的なサスペンス。
 オープニングから度肝をぬかれます。まさかこんなことが本当にあったとは・・・。
 大使館はその国の領土ではなく、そこはアメリカの領土なんだから、こんな簡単に侵入していいものかと驚きました。
 当時の情勢とか国際ルールとかよくわからない。でもアメリカは自分の領土を不当に占拠されたわけですから、なぜ強気に出られなかったのかがよくわかりませんでした。人質を取られていたから強気に出られなかったのかな・・。
 映画はかなり真面目な内容になっています。
 そのぶん、娯楽性が犠牲になっていることは否めません。
 なにしろ、見所がオープニングとラストの国外脱出シーンしかありません。
 もちろん、ラストの国外脱出に向けての準備が着々とされるわけですから、それはそれで緊迫感があります。が、しかし、なにしろ長い。
 救出に来てもらっといて、文句ばかり言う大使館職員にも好感が持てない。
 それに6人は救出されたかもしんないけど、残りの大多数の職員が解放されたのは444日後だそうで・・・。史実なんだから仕方ないんでしょうけど、まだ人質が大勢残っている状況で、めでたしめでたしみたいなテレビ中継がされていたのに対し、それはどうなん?って思ってしまいました。
 ただ、こういった事件を知ることができたという意味では見る価値があったかと。
 もちろん映画的な盛りあがりで言えば、オープニングとラストの脱出シーンは見る価値アリかと。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-12-19 04:07:01)
142.作品自体はとてもスリリングで面白いのですが、そもそもアメリカの謀略でパーレビが残虐非道の限りを尽くしていたからこんなことになったとに、という気持ちがぬぐえず、しかも外交官の人々(彼らもパーレビに大なり小なり加担していたはず)が何らそれを内省していないというのは、今の時代の鑑賞にはとても耐えられない。
みんな嫌いさん [インターネット(字幕)] 5点(2023-12-13 09:34:53)
141.《ネタバレ》 エンドロール直前の数分間で映し出すリアルと映画のモンタージュに、この映画を撮ったベンアフレックの思い入れというか、こだわりというか、映画人としての矜持を感じた。 もっとも当のベンアフレックがメガホンを取っていた事に気がついたのはエンドロールが始まってからの事だけど(笑) あと、劇中の音楽もまさにその時代。サルタン・オフ・スイング、イイねぇ♪ で、79年のあの事件、つまり在イラン・アメリカ大使館占拠事件は概ねの日本人に取って果たして記憶にある事件なのだろうか?カーター政権の、いやその前のフォード、いやニクソン、ってか、ううんジョンソンだな!その辺からベトナムで赤い泥沼で膝まで泥に使ってしまったアメリカが、やっと赤い妖怪との闘いに縁を切ることが出来たかと思っていたら、今度は砂漠の妖怪達と付き合うことになるそのひとつの警鐘だった、あの事件のサイドストーリーなんだけど、それ自体は冒頭の3分間でちゃんと「猿にも判るイラン革命」を解説してくれるから、そんな当時のアメリカ世情や背景を楽しみながら(理解しながら)この映画を楽しむ事が出来れば、きっと面白いと思うな。それにしてもアラン・アーキン、良い味だなぁ。爺になってから特にイイ♪ きっと、今後、イカシタ爺役で色んな映画に出てくるな、うんうん。それにしても Ar go fu○k yourself って字幕ではどー訳すんだろう?などと思っちゃうな…。 ちなみにキャスト的にTVシリーズの“ダメージズ”にちょっとかぶる気がしたのは、単なる気のせいかな?
crushersyuさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2023-11-10 10:38:04)(良:1票)
140.《ネタバレ》 映画を作るとという壮大な偽装工作までして人質の脱出を図るという展開は非常に面白かった。
そんなドラマみたいな話が実際にあったというのだから驚きだ。
ただ、物語の後半、脱出の当日になってからは、ごく平凡な「スリリングな演出」に終始し、また、いかにも作り話的な展開ですこし興ざめした。
いくら何でも、作戦の前日に中止命令が出たり、事務所の電話にギリギリ応答できたり、ちょうど脱出のその日に敵にメンバーの素性がバレて、あまつさえ、飛行機の離陸の瞬間ギリギリまで追いかけられるなんて、ちょっとあまりにリアリティ無視でエンタメに走りすぎである(実際、その当たりは当然全て事実と異なる)。
映画として成立させるには仕方なかったとは思うけれど、あそこまでされてしまうと、「実際にあった出来事」から「フィクションのアクション映画」に引き戻されてしまった。
まあ、十分に面白い映画であった。ただ、そこまで突き抜けた魅力があるわけでもない。アカデミー賞を取ったのは、一にも二にも、愛国的な映画だったからであろう。
椎名みかんさん [インターネット(吹替)] 7点(2023-07-31 03:13:01)
139.《ネタバレ》 1979年のイラン革命時の在イランアメリカ大使館人質事件を題材にした作品です。アメリカ大使館からカナダ大使公邸に逃げ込んだ6人の大使館スタッフを、CIAが「アルゴ」という仮想の映画をでっち上げ、映画撮影クルーに偽装して救出するという、映画みたいな本当の話を実際に映画化しましたという作品です。何度も言いますが、映画みたいな、驚くべき実話なのですが、いざ映画にしてみたら、思いのほか驚きが得られなかったなぁというのが率直な感想です。あくまでも主役はCIAの彼と大使館員で、メインはシンプルな救出劇なので。この歴史的背景ならではの、深みがあまり感じられません。相手がイスラムだと深みに嵌まれないのも分かりますが。大使館員達が占拠される前にシュレッダーにかけた書類を、イラン側が子供達を使った人海戦術でサルベージするなど、ちょっと面白い描写があったりはするのですが。まあまあ、そこそこスリルを楽しめる作品にはなっているかと思います。
camusonさん [DVD(字幕)] 5点(2023-05-12 17:06:49)(良:1票)
138.《ネタバレ》 脚色が多いにあると思いますが(特に空港のシーン)緊迫感の演出が凄いと思いました。
メメント66さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-01-01 21:44:01)
137.《ネタバレ》 最近、悪魔やゾンビみたいな映画ばかりみていたので、久しぶりに良い映画をみたなって気持ちです。
実話に基づくということで、一層緊迫感もってみることができました。たいくつな時間なく過ごせました。無事に脱出おめでとう。
ブリーバンデカンプさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-09-11 12:15:52)
136.《ネタバレ》 ずっと観たかった映画。
ハードルが上がってたのかなぁ・・・全体的に退屈してしまった。
公開当時から「この映画は緊張感がスゴい」という評判をよく耳にしていたので、これを退屈に感じた自分はおかしいのかと少し不安になっている。

実話に基づいているので、当事者及びイランやカナダに適度な配慮をしつつ、如何に娯楽映画へ昇華できるかを考えて作られたのだろう。
しかし、当事者を配慮しなければならない故に、突飛な人物描写はできないし(アラン・アーキンを除く)、史実に忠実であるために度が過ぎる展開は用意できない(それでもある程度は脚色しているだろうけど)。
なので、意外性が生まれにくい。致し方ないのだが。

この条件で観客を盛り上げないといけないわけだが、そうなるとハリウッド映画の『お約束』的な展開が満載となってしまう。
なので、やっぱり意外性が生まれにくい。重ねて致し方ないのだが。

空港でのクライマックスは流石に少しハラハラしたけど、ハリウッドの事務所に掛かった電話をギリギリのタイミングで取るところとか、あまりに定番だもんね。

悪い映画じゃないんだけどなー。丁寧に作られてると思う。
映画を作ることでリアルに命を救ったんだという、映画を愛する者にはたまらない話だし・・・映画を作る"フリ"だったけど。
ま、近代史の勉強になったのでよし!

P.S.
アメリカ人が作ったわけだから、アメリカ目線の映画になるのは当然だと思っている。
本作の愛国主義的な部分は特に気にならなかった。
イランをそこまで意地悪に描いてないと思うし・・・『過激』という典型的なイメージを強調している気はするけど。
アメリカ側に同情してほしいんだな。
Y-300さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-10-18 18:24:41)(良:1票)
135.《ネタバレ》 実話モノのエンターテイメントとしてはアメリカン・ハッスルよりこちらの方が完成度が高いかな(個人的にはあちらも好きだけど)。というかかなり優等生的で手堅すぎる。ただ、テーマと表現・演出方法は合致しているので文句を言う筋合いではない。うまいと思わせるのは偽映画の製作班たちとのエピソード。特にアカデミーにノミネートされたアラン・アーキンの描き方がこの映画に深みを与えている。単なる海千山千の映画人として描かず、家庭生活の悔恨などをベン・アフレックと語らせながら、ごり押しのプロデューサーっぶりもしっかりと見せる。終盤の空港からの脱出劇のハラハラさせ方は模範的ともいえる。CIA側からハリウッド側からと多元的に描写するところも心憎い。作戦終了後のアメリカでベン・アフレックに電話で「アルゴ、くそくらえ!」とアラン・アーキンが吠えるシーンがなんか好き。
エリア加算さん [地上波(字幕)] 8点(2020-08-25 19:41:56)
134.《ネタバレ》 手に汗握る展開。臨場感溢れる画面。文句なくの傑作である。また、事実をベースとした映画として、その事件映像を忠実に再現する拘りが素晴らしい。(それが最後に分かるのも心憎い演出である)

イラン革命の後、イスラム法学校の学生らがテヘランのアメリカ大使館を占拠する。外交官や警護の海兵隊、その家族等52人のアメリカ人が人質に捕られるが、占拠前に6人が大使館から脱出する。CIAは、架空のSF映画『アルゴ』のロケハンをイランに設定し、人質を撮影スタッフと偽って、彼らの救出を図ろうとする。そんな奇想天外な作戦が実際にあったとは。。。

イランの子供達がシュレッダーでちりぢりになった大使館員の肖像写真を繋ぎあわせていく様子も、ニュース映像そのものであれば、今でこそ冷静に、エンターテイメントとして面白く観られる。結局、全員無事に国外脱出できたことが、この映画をエンターテイメントとして成り立たせている重要な要素だろう。イランアメリカ大使館人質事件そのものやその政治的背景を題材として扱えば、なかなかそうはいかない。

ところでアルゴって何? "Ah, go fuck yourself!!"
それ誰が言ったっけ? "Marx" "Groucho said that?"

最高です。
onomichiさん [映画館(字幕)] 10点(2019-12-12 22:05:50)
133.《ネタバレ》 ハラハラドキドキ、特に映画のロケハンとかすごい設定だ。途中で計画が中止にされるなど本当にそんなことがあったのかと思う。どこまで事実なんだかわからんがとにかく楽しめた。
ホットチョコレートさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-06-25 16:18:49)
132.ポリティカルな内容だが、エンターテイメントの要素が強い。面白いが、後に余韻が残ったという感じはなかった。
にけさん [映画館(字幕)] 7点(2018-12-30 18:18:14)
131.《ネタバレ》 何も悪いことはしていなくても、外国のイミグレーションというのは、いつ通ってもいやなものだ。
ましてや、命がかかっている状態で通過するのはどれだけ勇気がいることだろう。
結末はわかっていても、かなりハラハラドキドキした。
チェブ大王さん [地上波(字幕)] 6点(2018-11-24 00:58:22)
130.《ネタバレ》 とてもハリウッド的な作品だけれど、その歴史についてそれほど知らない私には勉強になりました。
事実を基にしていながらあまりにも非現実的に感じるため、イラン側の視点を気にせず見ることが出来るので楽しく見れたのかもしれない。
しかし最後はギリギリにしないとダメな決まりでもあるのだろうかと笑ってしまいました。
さわきさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-11-20 16:54:31)
129.《ネタバレ》 ポリティカル・サスペンスとハリウッド・ショービジネスのユニークな化学反応。『最後の猿の惑星』から作戦の着想を得たのが可笑しい。繋ぎ合わされていく写真の断片、言葉の分からない海外の恐さが脱出劇の空気を引き締める。ハリウッドの凸凹コンビによる掛け合い、航空機のアナウンスによる粋な演出がいい。地味だけど、欠点らしい欠点のないエンターテイメントの王道を突っ切っていると言える。ディレクターズ・カット版では、疎遠になった家族とのドラマを描いており、スピーディーさは少し削がれるが深みが出ていると思う。イラン側の扱いが気になるものの、信仰の名の元に扇動された人がたくさんいたわけで、誰が善く、誰が悪いかは一概に言えない。
Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 7点(2018-11-12 23:57:02)
128.《ネタバレ》 面白い映画だと思う。トランプ頑張れ イランはいらん。そんな気にさせる。中東の混迷が(アメリカ)ですが ここから始まる。
ガリペロさん [DVD(字幕)] 8点(2018-11-09 21:45:32)
127.切迫した状況が常に、それもメリハリの効いた描かれ方がなされ、
緊張感が物凄い。

映画のロケハンです、だなんて大使館人質立て籠りの状況でそんなのあり得るか?
と思いつつ、ありえない状況を映画にしてきた歴史があっての大演出ですね。

救出に回った側、される側、ともに極限状況で
「演じなければいけない」ことを強要され、
とにもかくにも成功させた。

空港での絵コンテのシーンで心が解かれたのが、
疑う側も、「疑わしきは罰せよ」を超えて
こんな映画をつくるのか楽しみだな、という表情になったこと。

バカバカしさや有り得なさを常々追求していたことが吉と出た、
逆羊飼い物語といっても良いかもしれない。
元祖さん [インターネット(字幕)] 8点(2018-04-11 23:01:08)
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【点数情報】

Review人数 146人
平均点数 7.15点
021.37%
110.68%
210.68%
300.00%
432.05%
585.48%
62315.75%
73926.71%
84732.19%
91812.33%
1042.74%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.40点 Review5人
2 ストーリー評価 7.08点 Review12人
3 鑑賞後の後味 7.25点 Review12人
4 音楽評価 6.00点 Review9人
5 感泣評価 5.71点 Review7人
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【アカデミー賞 情報】

2012年 85回
作品賞 受賞 
助演男優賞アラン・アーキン候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)アレクサンドル・デスプラ候補(ノミネート) 
音響効果賞イーサン・バン・ダーリン候補(ノミネート) 
音響賞ジョン・T・ライツ候補(ノミネート) 
音響賞グレッグ・ルドロフ候補(ノミネート) 
脚色賞クリス・テリオ受賞 
編集賞ウィリアム・ゴールデンバーグ受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2012年 70回
作品賞(ドラマ部門) 受賞 
助演男優賞アラン・アーキン候補(ノミネート) 
監督賞ベン・アフレック受賞 
脚本賞クリス・テリオ候補(ノミネート) 
作曲賞アレクサンドル・デスプラ候補(ノミネート) 

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