1.《ネタバレ》 明らかに不自然な描写が2ヶ所ありました。ひとつは、バケツを持って立ってろの刑。重りはご婦人が苦も無く運んできた球(ボーリング球?)。確かにバケツに入れるとキツイでしょうが、大の男が耐え切れない程の負荷ではありません。もうひとつは、顔面パンチの刑。振り子の質量から考えて、絶命は考え難いです。いずれも同一人物に対する刑罰。ということは、彼は刑罰執行側のスパイだった(演技で苦しんだふり)?一応結末とも符合はするのですが、どうも真相は違うようです。つまり単純に演出が稚拙であったということ。何故このような“間違い”が発生してしまうのか不思議です。とはいえ、前作よりも格段に見応えがあったのは事実。その点は評価します。オチ、演出共に、ソリッドシチュエーションスリラーの代表格『○○○』をお手本にしたような気が、しないでもありません。