1.《ネタバレ》 イタリアの17才の女子高生が実体験を描いたという小説が原作。
セレブで遊び好きな少年を好きになったものの、弄ばれて屈辱感を与えられたことをきっかけに、どんどん無軌道な性にハマっていく。
自分をあえて傷つけるような浅はかな行動は、いかにも悲劇のヒロインを気取る自己陶酔好きの痛い女のよう。
『プラトニック・セックス』よりもっと青臭くて未熟。
なんの共感もできず、ストーリーも散漫で中途半端。
母とわかり合えてなんとなくハッピーエンドのようなラストが、とってつけたようで説得力がない。
主演のマリア・バルベルデは悪くないのに、メリッサが魅力的な人物として描かれていないのでまったく惹かれない。