31.《ネタバレ》 TVシリーズが完璧な作品だっただけに見るのが怖かったけど、これはこれでアリと思えた。 続編と思って見始めたのに辻褄の合わない展開に戸惑ったけど、真相が明らかになって涙が溢れた。 本作は暁美ほむらの為だけの救済物語なんだと理解しました。 本編ではすべての魔法少女が救済されたけど、実際にはそれぞれの魔法少女にそれぞれの救済物語があったのかも知れない。 まどかがやったことの壮大さを改めて感じさせられました。 とは言うものの、救済後の展開にはモヤモヤしました。 それを除けば素晴らしい作品だと思うので、続編でこのモヤモヤが解消されることを期待して、甘い評価にしておきます。 【もとや】さん [インターネット(邦画)] 8点(2023-07-09 14:25:10) |
30.《ネタバレ》 DVDで鑑賞しました、TV版劇場版共に視聴済みです。叙実トリック的なのは良いのですが、ほむら自身が気がついてないというのが疑問、さらに「この時を待っていた」というほむらのセリフが疑問、結局ラストが疑問で何度鑑賞してもモヤモヤ感が残ります、まどマギは好きな作品なので甘いレビューになりました。 【映画あまり見ない人】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-08-28 04:17:18) |
29.《ネタバレ》 まどかマギカというアニメ自体は、宇宙生物に魔法少女にされた少女たちが戦い、 穢れが溜まりすぎると魔女になってしまう、というのがまずひとつのネタバレ。 そこからまどかという主人公が女神になって魔女化しないように世界を作り替えた、というのがテレビ版のラスト。 で、この映画は、その作り替えられた世界で過ごしたほむらが最後を迎えたときに 宇宙からの使者であるキュゥべえに取り込まれてその中で魔女化してしまうというもの。 そのほむらを救おうとまどか登場するもほむらはまどかを人間化してしまう。 これがこの映画の後半です。 多分非常にわかりづらい。 まぁ前半はファンサービスですし、後半は次のアニメができたらそれに繋げようというあざとさも見えます。 結局はそんな続編は作られず、ゲームのほうのアニメ化がされるようですけれどもね。 内容としては全員に見せ場がある、というところはポイントでしょうね。 特に美樹さやかちゃんはすべてを知るものとして、かつ人間でありながら魔女を内包しているチートキャラとして大活躍します。 というわけでテレビ版が好きかつ、ちょっとくらいはテレビ版をダメにしても問題ないという かなり狭いファンに向けての映画なので万人受けは全然しませんけどね。。。 【にんじん】さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2019-08-09 19:38:31) |
28.正直ストーリーはよくわかってないのですが、雰囲気に浸れたのでよかったです。 【Donatello】さん [映画館(邦画)] 8点(2017-07-20 17:16:16) |
27.アニメを全話見た直後の視聴。 アニメもまぁまぁ難しかったが消化し理解したつもりです。 ですがこの映画はほとんど意味が分かりません。 あと2~3回見たり、解説本だとwikipediaだのみればわかってくるのかもしれませんが それに興味が湧きません。 ただ絵は綺麗だったかな 【マントタヌキ】さん [インターネット(邦画)] 1点(2017-06-29 22:34:48) |
26.《ネタバレ》 「引き際を見誤ってしまった」。これが第一印象。確かにビッグコンテンツになってしまったら、例え嫌でも重役の意向で作らざるを得ないだろう。そういう臭いが感じられる。そのため、ほむら以外の他の登場人物の心理描写が空虚であり、キュゥべえのネタばらしが押井守ばりの長セリフを延々と話すだけで、映像で語ることを放棄した演出が致命的。難解云々以前に商品になってしまった作品を無理に作っているから破綻している(公式の2次創作化)。だからこそのあのラストだろう。まどかを契約させない約束を果たせず、比較的マシな世界になっても諦めきれないのは理解できるが、本作で意思をハッキリさせる必要はあったか。もっとも、潔く完結させる権限を持てないから、このまま"延長戦"をずるずると続けていくのだろうが。一番の収穫は新キャラの百江なぎさの可愛いさくらいだろう。 |
25.《ネタバレ》 「壮大な構想のもとにつくられた旧作を超える傑作」という見方と「新作を強制的に求められ、もはや制作者自身が物語を見失っている迷作」という見方のどちらでも見ることができそうな一作。◆はじめのうちは穏やかな展開だが(ただし、すでに死んだはずの人物たちが次々に登場するため、パラレルワールドもの?と思ってしまうのだが)、このシリーズを見てきた者にはそれによって後半はとんでもない筋書きになるのだろうなと早々に察しはつく。後半、ほむらが「魔女」を越えて「悪魔」と化し、再び世界を再構成してしまい、新たな世界ではまどかが転校生としてやってきて、ほむらとぼしょぼしょ話をする、というところで映画は終わる。◆終わりまで見てもっとも強く覚えたのは、ストーリーそのものより、関係者はこれをどうでもつくらねばならなかったんだろうなという裏事情であった。会社としてはこんなドル箱をそう簡単には手放せない。続編をつくれ、となるのも致し方ないのであるが、その結果、どなたかが書いておられたが「引き際を見誤った」印象を与えるものとなってしまった。冒頭の二つの見方に即していえば、現時点では私自身は後者と見るしかない。◆ストーリーは、キュゥべえに長尺のセリフを語らせて種明かし的に説明するなど苦心しているが、もはや破綻している感が強い。たとえば、新キャラのなぎさが登場しているが、ほとんど意味がない。しかも、中盤ではほむらがベベが黒幕と見て、マミとガチで戦うまでするのに、結局、何もなかった(つまり、ほむらの勘違い)というオチで、しかもそのことはサラッと流して終わりにしている。このあたりはシナリオの手直しがあったのではと推察させるものがある。あるいは、そういったストーリーの行き詰まりを映像表現で誤魔化している感もある。◆前作までは、多少ステレオタイプ的ながらもはっきりとしたテーマがあったが、本作では何がいいたいのかもわからないというか、そもそもいいたいテーマがあるのかどうかも疑問。終わり方からして、まず間違いなく、さらに続編がつくられるだろうが、よほどのハイクオリティでなければ、せっかくのシリーズの評価をさらに失いかねないものとなってしまった。 【delft-Q】さん [ブルーレイ(邦画)] 3点(2017-05-28 19:44:11) (良:2票) |
24.《ネタバレ》 あんましなんだかよく分からんかったな~~。後半ほとんど説明ばっかりだったしね~。ちょっと期待してたけど残念なものでゴザイマシタ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 2点(2017-03-04 08:12:22) |
23.《ネタバレ》 他のアニメとはあまりゆかりのない私でしたが、全12話と短いこともあり3ヶ月ほど前にまどか☆マギカシリーズを全て観覧。あまりにも予想外の展開とその独特の世界観に引きこまれあっという間にファンに。丁度 新作の映画も上映されるということで映画館まで足を運んでみた。 これまでのTVシリーズのコンセプトとの大きな違いに戸惑いを隠せず。この世界に至るまでの説明が不足し過ぎていて、全体像が全く把握出来ない。時間に限りがあるためなのか(前のレビューにもある通り)会話の中でそれを説明しようとするため、至極つまらない。 元来まどか☆マギカはその単純なストーリにショックバリューを挿入するところが売りだったのに、なぜこんな作品に仕上げたのか 狙いが全くもって理解出来ない。期待が大きかっただけにかなり失望してしまいました。 【鈴木】さん [映画館(邦画)] 3点(2016-01-19 02:18:08) |
22.ほとほと感心する。 TV版ありきの作品だが50歳のオッサンには辛い前半の緩み具合からの、大展開。 意図してかどうかは不明だが、TV版に仕込んであった深読み設定を解消するとても鋭いストーリー、中盤以降はグイグイ引き込まれる。 TV版でのOPや、反逆の前半などパッと見、敬遠されるレベル、しかし、これが終盤、鬼のように効いてくる、お見事! 他のレビューでも書いたが、実写映画の脚本は大いに参考にすべきだ、アニメに負けてるぞ。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 8点(2015-02-19 08:21:50) |
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21.《ネタバレ》 2014年の大晦日を迎えるのと時を同じくして、“叛逆”の物語を観終える。 しまった。一年間の大詰めのこのタイミングで観るにはあまりにインパクトが大きすぎた。 主人公の神々しいまでの「慈愛」をもって、“正義の味方”の根本的な存在性を守り切って終幕したテレビシリーズからの[新編]。 それに「叛逆の物語」と銘打った理由が明確になったとき、あまりに悲しく予想外な展開に対する衝撃と共に、この物語世界の本当の主人公が誰であったかということに気づき、“彼女”の希望と絶望の真理を思い知る。 あまりに残酷、あまりに悲壮、そのストーリーテリングと表現方法は、もはや狂気の沙汰と言って過言ではない。 しかしそこに物語の展開的な理不尽さは無い。テレビシリーズの最初から、この顛末に対しての布石は確実に打たれており、必然性を着実に育んでいた。その物語構成が本当に見事過ぎる。 思い返してみたならば、“彼女”は一度も「正義」のために戦ったことはなかった。“彼女”が戦う理由は、終始一貫ただ一つだけ。 ただ一つの戦う本当の理由を失い、それでも一人“記憶”を持ち続けて戦いの場に身を投じるしかなかった悲しき魔法少女がダークサイドに落ち込むことは、むしろ必然だったろう。 「残酷」の更にその先に存在した、狂おしいまでに純粋な愛と、それに伴う純粋な闇。 着地した場所は、「暴走」と「破滅」がもたらしたまったく新しい世界。 それは、正義や秩序とは程遠い偽りの世界。 けれど、深淵な闇そのものとなった魔法少女の“魂”を否定することなど誰も出来ない。 もし彼女を救うことができるとしたならば、それはやはり……。 この物語は、光と闇に等しくまみれた最高のエンターテイメントだ。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2014-12-31 10:28:03) |
20.《ネタバレ》 頭悪いので良くわからんてのが、正直な感想です。前作のその後に当たるのかと思いますが、耐性ができて意外性は感じないかもしれない。一気にTV版、映画2作、本作と観たんだけど、主要5人の名前が思い出せない^^;、元々、名前を覚えるのが苦手なんだけど、自分の記憶容量の少なさに呆れますね。。。まどかとほむらは覚えてるけど、あと3人なんだっけ。。。 【追記】1回目はパラレルワールド的な作品と思いこんでいたので失敗したのだと思います。2度目を観る時は続編との認識で観てみました、混乱したストーリーを把握する事が出来たので楽しめました。 【ないとれいん】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-12-03 14:21:52) |
19.解説本が要るのか? TVシリーズは「魔法少女」と「魔女」の意味付けに感心したけど、これは…。 後半、登場人物たちが自分たちは分かってる風で、意味有り気で、観客にはよく分からない勿体ぶったセリフをカッコつけて連発していくんですが…、置いてきぼりでポカーんでした。煙にまくこういうのがいいの? そういうのが多過ぎて、ネットや本で調べる気もしなかった。 青い娘って、死んだんじゃなかったっけ? ほむほむは、かわいいけど。 【団スバーン】さん [DVD(邦画)] 2点(2014-12-01 22:54:01) |
18.これはこれで面白かったです。TVシリーズを含めた作品全体を通しての印象は、見た目の奇抜さとこれまでの魔法少女とのギャップ、といった要素とは裏腹に、「タイムリープ」と「内なる宇宙」的な話を詰め込んだ、王道といってよい話なのかなぁという感じ。 【マー君】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-09-22 18:52:23) |
17.大筋良かったのですが、物語的にでなくインパクトの面で新キャラの娘は居ても居なくても良かった感じが。おそらく次回作もあると思われますのでそちらも期待したいです。 【TAKI】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-09-18 00:39:56) |
16.会社から続編の発注が来て、製作者はあれこれ知恵を巡らせて作品を再び作らなければならなかった事は推測できます。しかし、前後編で綺麗に完結している世界なので、本作は完全に蛇足だったと思います。とても残念です。さやかが少しだけ活躍した事は良かったです。 【DAIMETAL】さん [映画館(邦画)] 1点(2014-08-15 00:45:54) (良:1票) |
15.《ネタバレ》 「鹿目まどか。あなたは自分の人生が尊いと思う?家族や友達を大切にしてる?」 「えっと、わ、わたしは、大切だよ。家族も、友達のみんなも、大好きで、とっても大事な人達だよ。」 一話のやり取りをもう一度問い直すようなラストに、とにかく痺れた。 そう。ほむらが創造した「この世界」は、当然マトモとはかけ離れたイビツな世界なのだが、まどかの存在をほむらだけにしか認識できない「かつての世界」もまた、決して正常なんかではないと、私も思うのだ。 そんなほむらの壮大な「叛逆」を観終え、深い溜飲と共に「こりゃ二期(もしくは続編)、あるな」と確信し、ついつい小躍りしてしまう四十路の(きみわるい)私。 ほむらにとってもまどかにとっても、キチンとした幸せな世界があってもおかしくは無いはず。 ほむらやまどかだけでなく、全員が幸せな世界を切り開くようなそんな物語、続編を期待しつつ、とりあえず今作は感動させていただきました。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 8点(2014-05-25 03:38:32) |
14.《ネタバレ》 僕が見た限りでは、多くの映画作品の中には、「本当は死にたがっているのに『生きる事』を語る振りをしている」ようなもの、または「作品自体は『閉じた世界』を志向しているのに口先では『開いた世界』を語っているように見える」ようなものがあると思うのですが、その点このまどマギ劇場版に関しては、最初から「閉じた世界」を志向していることを明確に看板に掲げているだけ、そういった作品群より誠実だと思えました。ただし、そういった「閉じた(完結した)世界」の甘美さで観客に訴えかけようとすることによって、場合によっては観客もまたその「閉じた世界」の虜になってしまうのではないかという警戒心も感じるのですが。そしてこの作品に関しては、その「閉じた世界」の構築が極めて巧妙かつ魅力的になされているだけに、なおさらそう感じるのです。 個人的な話になってしまいますが、そのような「甘美さ」をここでことさら指摘するのも、恐らく僕自身が心の奥底ではそういう「閉じた世界の甘美さ」が大好きで、少しでも気を許したら自分自身がそのような世界にいつまでも中毒的に耽溺したがってしまうからなのだろうと思います。そんな自分にとってこの『叛逆の物語』は、はっきり言って「僕自身が一番見てはいけない類のもの」だと思わせる作品です。 細かい設定に関しては正直言って僕の中で消化しきれなかった部分があるものの、少なくとも作品に存在する感情面に関しては、ある程度受け止める事ができたのではないかと思っています。TV版の時もそうでしたが、この作品のベースにあるものは「報われなかった願い」や「優しさへの希求」を基調としたある種の渇望感であり、それに対する「自己犠牲」を基調とした甘美極まりない(言ってしまうと現実離れした)「善意」であり「思いやり」です。そしてそれらの要素に加えて、最後までその願望が完全に報われることの無いほむらという少女の個人的な渇望感が強烈に観客に焼き付けられるために、余計に劇中に存在する、まどかという少女に象徴される「優しさ」への渇望感もまた掻き立てられるのです。見当違いな例えである可能性を認めたうえであえて僕の感じた通りのことを言わせてもらうなら、それはちょうど劇中存在する「円環の理」という表現と対応するかのように、「優しさ・甘美さ」と「それへの渇望感」がまさに円環構造をなしているように見えます。 ここまで独特な世界を構築したその手腕は本当に凄いと率直に思うものの、見る者にただただ強烈な「渇望感」を植え付け、その上で「閉じた・完結した世界」を見せつけるその手法に関しては、僕は素直にそれを受け入れる気にはなれません。はっきり言って製作者の意図を測りかねる部分もあるのですが、少なくとも僕自身は、劇中ほむらが選択したような円環的な「閉じた世界」に留まっていたところで、結局どこにも行く事はできないと思うからです。自分自身とても楽しめたという事実と、その「甘さ」に耽溺してはいけないという警戒心と自戒の双方を込めて、この点数とさせてもらいました。 【マーチェンカ】さん [映画館(邦画)] 5点(2014-04-23 01:26:10) (良:1票) |
13.《ネタバレ》 前作(前後編)を支持した人々のうち、劇中世界の苛酷さを含めて受け入れた人々と、実はゆるい魔法少女世界の方を望む人々の割合がどの程度だったかはわからないが、しかし自分も一応のファンであるから、序盤でマミさんが入浴後の姿で登場し、鼻歌で「マミさんのテーマ」(Credens justitiam)を歌うところや、その後の5人勢ぞろいを見ているとやはり心なごむものがある。 当然そういうノリのまま最後まで行くはずもなく、やがて徐々に日常空間が異化していく過程も評価できるが、終盤の戦いではまたマミさんが超豪華版「ティロ・フィナーレ」を披露したり、さやかと杏子の友情が強調されたりするのが感動を誘う。まどかも含めこの場面ではみんな本当にかっこいい。ほか何気に「委員長の魔女」(の使い魔)が来援していたのも嬉しく感じられた。 ところで台詞を聞く限り、ほむらが改編した世界はそれなりに合理的に運営されているようで(呪いは全部インキュベーターに押し付けたらしい)、それでみんなが幸せなら何が悪いのか、というのも間違いない。しかし問題は、この都合の良すぎる世界が外の世界、つまりわれわれのいる現実世界と全くつながっていないことである。前作(前後編)では、悪も絶望も現世から絶対に除去できないことを当然の前提(いわば摂理)とし、これとあくまで戦うことの尊さを説いていたためアニメファンでなくとも共感を寄せられたわけだが、しかし新編では架空の理想世界として完成されたためこのアニメ限定で閉じてしまい、現世に生きるわれわれからはかえって遠ざかってしまっている。 これは個人的には歓迎できない結末だが、劇中でもこういう世界への疑問が最後まで残されていたことはわずかな望みなのかも知れない。前半ではほむらでさえも偽りの世界に反発していたが、終盤になるとまどかの存在が現実世界のわれわれとつながる最後のよすがになっていたように思われる。この新編が誰に奉仕しようとするものだったか現時点では判断できないが、まどか本来の姿に対する共感を失うべきではない、というのは制作側の残しておいたエクスキューズと取れなくもない。 なお自分としては、この新編で終わりになるのは納得できないが、際限なく続編を作り続けることも望まない。かえって初めから新編などなかった方がよかったのではという気もするが、評点はとりあえず“普通に面白い大作アニメ”の標準点としておく。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-04-21 21:55:43) |
12.《ネタバレ》 これで金取るか。ひどいよ。映画化って結局金儲け。地上波で人気を獲得したら映画で金を毟り取るパターン。もともと伝えたいテーマなんてないから時間稼ぎでいっぱいいっぱい。◆まどかが好きな人は「過酷な運命の中でもがく魔法少女を、自分を省みずに救うまどかの崇高な精神」が好きなんです。テレビ版はそのまどかの魅力を伝えることができてた。◆この映画は違う。言いたいことなんてないのに、金儲けのため時間稼ぎをしてるだけ。まどマギ自体が10年に一本あるかという傑作で、そういうレベルのを作りたいと思ってもなかなか作れないわけです。映画用にもう一本脚本書いてといわれてもいいものなんてそうそう書けるわけない。◆あらすじをまとめます。まず最初、まどかたちはナイトメアという魔物を退治しています。これは王道な魔法少女の世界です。仲間が殺されるような危険やノルマはなく、魔法少女達は余裕で魔物退治をしています。しかし、そんな世界にほむらは違和感を感じ、町の外へ行こうとします。すると町の外は存在しておらず、この世界が作り物だったと分かります。何者がなんのためにこんな虚構世界をつくりだしたのか?現実は魔女システムが崩壊した、まどかシステムの世界で、ほむらは魔女化する直前の状態で封印されていたのです。実はキュウベェがまどかシステムの秘密を探ろうとしていたのです。まどかが救済に来るのを観察してゆくゆくは支配しようと目論んでいたのです。そこでほむらは、キュウベェの好きにさせるくらいなら、まどかの救済を受けずに魔女になったほうがいいといいます。そこへ美樹さやかと新キャラがやってきて、魔女化することはない救済を受けろといいます。そこで、ほむらはまどかの救済を受け入れることにします。ところがまどかが助けに来たそのときにほむらは突然にやりと笑い「このときを待っていた」といいまどかの手をつかみます。そしてまどかシステムからまどかの人格を引き剥がしまどかと虚構世界に入っていきます。「これが欲や希望よりも強いもの、つまり‘愛‘なのよ」といいながら。だいぶ端折ってますが大体の内容はこんな感じです。途中派手な戦闘シーンもありますが本質的には意味がありません。◆こんなの、金払ってみる価値はないです。ネットで検索すればいくらでも動画が上がってますよ。エンディング曲に免じて1点献上します。お金払って見た人が本当にかわいそうです。 【承太郎】さん [インターネット(字幕)] 1点(2014-04-19 07:56:59) (笑:2票) |