12.引き込まれます。孤独、恐怖、絶望とは裏腹に海からのショット、魚は美しい瞬間もあった。ただ、ずっとではない。ロバート・レッドフォードの皺までいい演技をしていたと思う。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-07-18 10:10:49) |
11.《ネタバレ》 まぁ見事な程最後の最後まで一人っきり、セリフもほぼ無し、そして、映画としての構成上、なのだろうが、、あんなに船は気が付かないものなのだろうか?? サバイバル技術(海の上での)の勉強になりそうだけど、まぁこういう状況にはならないようにしようと思う(ヨットに乗るなんて、高そうー 沈んじゃったけど、、)。最後は助かってよかった~~ホッとした次第でゴザイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2019-11-15 19:46:23) |
10.《ネタバレ》 登場人物はたった一人。台詞も背景説明もほとんどない。ロバート・レッドフォードが老体に鞭を打ち、ひたすら生に執着する姿を追う。難破することによる海水の恐怖がジワジワ迫ってくる演出、その時間との闘い、八方塞がりな絶望感の描き方が上手い。退屈させないように違和感なく幾多の困難を挿入してくるところにリアリズムの極致を見た。海とは無縁の生活をしている自分にとって、自然が如何に畏怖に満ちあふれ、人がどれだけ無力な存在かを再確認できるが、たったそれだけ。このような死の恐怖に直面しなければ、主人公に共感することは難しい。 |
9.《ネタバレ》 登場人物1名・台本31ページのセリフ量というスケールの小ささだが、自然と引き込まれて目が離せない。 難破した際の、知識と経験に裏打ちされた老人の行動には舌を巻いた。 弱点としては、メッセージ性とインパクトは無いかな。主人公の背景が全然分からないのが一因かも。 あと、オリジナリティ。同じような海難モノである『キャスト・アウェイ』を彷彿とさせるため、見劣りする。 【カジノ愛】さん [インターネット(字幕)] 5点(2017-05-10 22:56:54) |
8.《ネタバレ》 huluで観た。堀江謙一氏の「太平洋ひとりぼっち」を読んでいたのでシーアンカー(海にロープを流して船を安定させる)でヨットを安定させようと必死だったサマは理解できた。ヨットの旅は一人が良いというが、その意味も理解できた。どうせ助かるのだろうとタカをくくって観ていたが「エエ〜ッツ」と思わせといて「結局そうなるのね」となった所が点数低い理由です。 【アマデウスga好き】さん [地上波(字幕)] 6点(2016-01-30 03:54:33) |
7.《ネタバレ》 レッドフォードもすっかりお爺ちゃんになってたんだなぁ。一躍脚光を浴びた『明日に向って撃て!』から半世紀近く経つのだから当たり前か。出てくるのはヨットで漂流する主人公一人だけで、サバイバルキットを頼りに孤軍奮闘。ほとんどセリフもなくひたすらサバイバルを淡々と描くという、とても静かな映画。遭難ものとしてリアルだけれど、あまりに地味すぎる。最後にボート上で火を焚きすぎてボートまで燃やしてしまったときは、コメディシーンではないのに笑ってしまった。 こういう山や海で冒険して遭難する人って、リスクがわかってるのにやってるんだから、あんまり共感できない。あきらめない根性はすごいと思うけれど。 【飛鳥】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2015-05-17 00:38:14) |
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6.《ネタバレ》 2015年4月13日、WOWWOWで観賞。 始まってすぐに引き込まれてしまった。こんな映画は久しぶりだ。 レッドフォードの演技が淡々としているのが又良い。 海に限らず、遭難するときはこんな感じだ、ヒタヒタと死が迫ってくる。大きな事故の後の静寂が無性に、非情に怖い。そんなもんだ。 演出については、ちょっと判りにくさもあるが、ヨットレースの経験もあったので彼の行動がすぐに理解できた。 また、ヨットに愛情ある視線を落とすシーンも印象的だ。バイクで河原に落ちて、泣く泣く放ってゆかねばならない時を思い出した。男はここで啼く。 この映画を見てる間のヨメのセリフのほうが多かった。「なんでしゃべらんの」「どないなっとんの」「まだ見てんの」「はよ風呂入りや」。。。 【亜輪蔵】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-14 16:43:03) (笑:1票) |
5.《ネタバレ》 いいですね。こういう遭難系の映画は好きなんですよ。本作は、登場人物がレッドフォードだけという、しかもセリフもほとんどないっていう、究極的に孤独な内容。でも中だるみなどせず、最初から最後まで目が離せない。もうね、一難去ってまた一難、この世に救いはないんですかって言いたくなるような、不幸の連続なわけです。それでも、文句ひとつ言わず黙々とやるべき対策をやっていた主人公。でもさすがにプッツンしちゃったんでしょうね。ふ、ふぁ、、ファーーーーク!と力なく叫んだ時は私も胸が締め付けられる思いでした。これを見てると感じるのは、大海原を一人で航海する身にとって、船というのは自分の身体そのものなんだなと。船に穴が開いて、マストが折れて、救命ボートに乗り換えてというふうになるのは、自分の身体が少しずつ死んでいくようなもんだな、つまり死が手招きしながら少しずつ近づいてきてるんだなと。そして死が近づいてくればくるほど、「生」というものがより意識されてくる。生きたい、という思いが、より輝いてくる。普段、現代社会の中でのほほんと生きてる自分にとっては、あまり生を意識してなかったな、生き物の本来の目的というか姿を再認識したような気持ちです。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-02-03 20:08:24) |
【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-01-17 16:49:56) |
3.《ネタバレ》 主人公はもちろんR・レッドフォードであって、それ以外の人は出てこない。けれども、もうひとつの主人公は海である。時に美しく、時に激しく、時にせつない。海の捉え方がすばらしい。特に海面下から海水面を見上げるショットは、漂流した主人公の孤独を映すとともに、人にとっては動的である海が、本来は常に静的であることを捉えている。その雄大な世界において、人はなす術もなく、ただ自分がどうやって生き残れるかを考えるしかないのだ。 【カワウソの聞耳】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-01-01 20:20:40) |
2.《ネタバレ》 だだっ広い大海原に受難の小さな船ひとつ。そこに一人ぼっち……『ライフ・オブ・パイ』を思い出す。けれど、この物語はウータンやトラへの語りかけも神への祈りもないので、タイトルにある『最後の手紙』がいきなり冒頭で読まれたあとは、ぼっちのレッドフォードは壊れた無線機のマイクに喋りかけたのみ、ずーっと何も喋りません。航海前に彼がどんな過去を過ごしたのかという回想シーンも全く挿まれないので、ずーっとセリフなしです。一度「ファーック!」て叫んだくらい。ほんっとに出演1人だけだし『2001年宇宙の旅』も真っ青なほどにセリフありません。でもずっとハラハラしながら見てました。ラスト、なにも自分から積極的に沈まなくても…と思いました…というか、そんな簡単に沈んでいく? 筋肉量スゲーの? 体脂肪率ハンパなく低いの? お腹ちょっと出てたよね? って、それまでの全てが飛んでしまいました。が、なかなか面白かったです。セリフほとんどなしのこの映画の脚本見てみたい。 【だみお】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-12-05 02:29:03) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 海の上で遭難するだけの話でした。心細くなってみたい方にはお勧めします。映画「アメリア」の結末を思い出しました。帰ってこなかった風船おじさんのことも思い出しました。 【よしふみ】さん [映画館(字幕)] 6点(2014-03-17 23:42:41) (良:1票) |