1.《ネタバレ》 イギリス人サウンドエンジニアのおっさんが
異国イタリアでホラー映画を扱うことになるという筋書き。
たぶん、それまで大人しい映画ばかり担当してきたのでしょう
おっさんはホラー映画の音作りをしていて
だんだんと気が変になっていきます。
しかも製作陣たちが妙な奴らばかり。
これはイギリス人から見たイタリア人を
ある意味茶化しているのかな、と思うのですが、
まぁとにかく地味で大人しいおっさんが、
気質の荒いイタリア人たちに囲まれ、慣れない
ホラー映画の音作りをしているうちにだんだんと心が
浸食していく、というそういう話しなのですが、
すごく地味でそれでいてアートっぽく描いてるので、
刺激を求める方にはまことに物足りない映画なのです。
「え?なに、これで終わりなの?」見終わった正直な感想。
カルト的秀作を目指したのかもしれませんが、
どうにも消化不良でした。とにかく、イタリア女性は
気難しいのだな、ということだけ印象に残った次第です。