2.《ネタバレ》 主人公にスティーヴ・オースティン、悪役にダニー・トレホを配すれば、それだけで一本の映画が出来上がる事を証明してみせたような作品ですね。
特に終盤の殴り合いは、両者のファンならば必見かと。
ストーリーに関しては、ヒロインが主人公を庇ってくれる理由が今一つ分からない事など、気になる点も多いのですが、そういった諸々に対してツッコミを入れながら楽しむ事も可能な作品だと思います。
やたらと爆発シーンが派手だったりもして、作り手側の「どうぞ楽しんで下さい」というサービス精神が窺える為、欠点があっても憎めない。
復讐を遂げた主人公が、車に乗って町を去っていくラストシーンは、素直に格好良いなぁと感じられました。