12.どうやら事実に基づいた作品のようだが、この時代の戦闘の最前線に女性スナイパーが登用されていたのは驚き。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-08-06 16:03:37) |
11.《ネタバレ》 ソ連の女性狙撃手ってことで、鉄の女をイメージしていたのだが、そうではなかった。 ギリギリの戦場で一緒にいると自然とそうなってしまうのか、むしろ恋愛体質。 そんなゆるい感じの軍規で大丈夫なのかと心配になるほどだが、そこもちゃんと押さえてあるから、レオニードを失った直後に、プロパガンダ用の写真撮影で笑顔を無理やり作らされるリュドミラが可哀想で仕方なかった。 そして、あの頃の体制に批判的な映画を作れる時代になったんだということもちょっと驚き。 |
10.《ネタバレ》 Amazon_primeにて鑑賞、スナイパー要素は薄めというか、娯楽要素薄めな感じ、メインテーマがぼやけてる感じがしました。wikiにも記事掲載されていますが、女性スナイパーとしてはとても有名な方のようですね、大統領夫人との交流が興味深かったです。 原題を知ると腑に落ちることがあるので調べてみたら「セヴァストポリの戦い」なるほど、スナイパーをメインに据えたものではなさそうですね。ちなみに地名でした。数年前ウクライナ~ロシアで色々あった地域の様です(継続中?) 【ないとれいん】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-10-08 09:57:10) |
9.《ネタバレ》 主演女優は良いのだが、戦闘場面のうるさいCGと作り物めいた美術が今一つリアリティを感じさせず、恋愛要素が多い演出もよくある感じで、主人公が特殊な立場であるわりに作品の印象が弱く感じた。また、ルーズベルト夫人との親交やセバストポリの戦いなどはの歴史的背景の知識なしでは理解しにくいのではないか。内容が多くて尺が長いので、いろいろなテーマが十分咀嚼回収されていない印象だった。 【クリプトポネ】さん [DVD(吹替)] 4点(2020-05-16 15:47:40) |
8.《ネタバレ》 狙撃の現場については稚拙な感じが否めなかったものの、とても臨場感を醸し出していて飽きさせない演出だった。 ソ連における女性の参戦については、スベトラーナ・アレクシエービッチの著作と共鳴し合うものがあると思う。 政治については一言:ヒトラーもひどかったがスターリンもひどかった。 【チェブ大王】さん [地上波(字幕)] 8点(2019-03-17 00:48:50) |
7.題名にある「スナイパー感」を感じることが私にはできませんでした。 色々、詰込み過ぎた感があり、「戦時中を描いた映画」との認識ができただけで 私には、映画の楽しさを感じられなかった作品です。 【昭和の代表】さん [DVD(字幕)] 4点(2017-12-07 22:13:10) |
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6.恋愛気質なことは決して悪いことではないが何かと事が起きる度に仲間や上司を愛してしまい「死の女」として恐れられた英雄が霞んでしまう。 これだから女はダメだ…とどうしても言いたくなってしまう。 臨場感ある戦場シーンもあるだけにもっとスナイパーとしての描写を強くして欲しかったところが残念である。 |
5.戦争映画ではありますが、ソビエトの伝説的な女性狙撃手の伝記モノとしてしっかりと作られている作品です。 冒頭、ルーズベルト大統領夫人に「これまでに何人の人を殺したのか」と問いかけられた際の 「人ではない。ファシストです。殺したのは309人です。」と言い放つ冷たい表情が印象的。 しかしその後は彼女が育った家庭環境、彼女の周囲にいた男とのロマンス、女心、戦場での過酷な体験とそれが彼女の精神に与えた影響など、 大統領夫人との交流を絡めながら、様々な角度からこの伝説的女性スナイパーが描かれています。 スコープを通して狙撃のターゲットに命中し、倒れ、死んでいく様子を克明に捉えていく。 こういうテーマのロシア映画らしい重苦しい空気が常に漂っている作品ではありますが、 戦争映画としては、戦場シーンの数々にはかなりの気合が感じられます。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-21 13:19:03) |
4.冗長さを感じるが、真面目に作られた映画だ。 リュドミラがとてもいい。戦争の悲惨さを表す作品は多いが、これも分かりやすい一例となっている。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-01 12:28:59) |
3.《ネタバレ》 リュドミラ・パヴリチェンコといえば切手にまでなったソ連の超有名女性スナイパー、その彼女の戦争をフィクションを多々交えながら描いています。考えてみれば、戦場に女性を実戦兵士として送り込んだのはソ連だけ、それだけ独ソ戦のときはスターリンも切羽詰まっていたということでしょう。ドラマとしては戦場から離脱した後使節の一員として米国に送られ、その時のルーズベルト大統領夫人エレノアとの交流がカットバックされる構成になっています。語り口としてはまあオーソドックスで、戦場でも彼女の狙撃活動よりも上官との色恋や女性戦友との交流がメインという印象です。イーストウッドの『アメリカン・スナイパー』との大きな違いは彼女が狙撃という人を殺める行為に対して何の葛藤も持っていないことで、大義の前では意外と女性の方が疑問を持たないという傾向があるんじゃないでしょうか。旧ソ連の国策映画ほどじゃないにしろ、独ソ戦(ソ連の呼び方では『大祖国戦争』)に絡んでは戦争に疑問を挟むような映画の撮り方は、現在のロシアでもまだまだタブーなのかもしれません。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-05-21 22:01:09) |
2.《ネタバレ》 直球勝負の邦題、まぁ、他の邦題は付け様が無かったのでしょう。 あちらは男性の主人公が戦争の狂気と現実の狭間で徐々に精神を病んでいく話に対し、 こちらは女性が主人公の作品らしく、悲恋のエピソードを交えつつ戦争と国家に翻弄されていく運命を描いた物語。 とにかく、実在の人物であるリュドミラ・パブリチェンコを演じたユリア・ペレシドさんが、これ以上無い位のはまり役。 恋人でも有った上官が自分をかばい戦死した直後、国威高揚の為に重傷の身で無理やり銃を掲げた写真撮影をさせられるシーンは気の毒でしょうがない。 軍人の女性を主人公とした戦争映画自体、かなり珍しい部類に入ると思うが、やや冗長な演出・構成ながらも各シーンはしっかり作られているし、 主人公を取り巻く俳優陣も皆良い演技をしています。 鑑賞して損をする作品では無いと思います。 【たくわん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-05-10 13:05:32) |
1.ロシアの映画ってほとんどの場合、最初の20分がすごく面白い。女優さんがわたし好み。パブリチェンコがきれいな人なのでなんか見ているうちは許せちゃいますが、よく考えるとあの状況で愛とか恋とかましてや子供がほしいとか、私には考えられません。恋愛の伏線はフィクションだと思いますが、そういうのがなかったらもっと面白くなったと思います。最後も終わり方がいまひとつだったかな。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-05-07 12:00:19) |