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PとJK

[ピートジェイケイ]
2017年上映時間:124分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-03-25)
ドラマラブストーリー青春もの刑事もの漫画の映画化
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タイトル情報更新(2024-10-11)【イニシャルK】さん
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監督廣木隆一
キャスト亀梨和也(男優)佐賀野功太
土屋太鳳(女優)カコ
高杉真宙(男優)大神平助
西畑大吾(男優)永倉二郎
玉城ティナ(女優)矢口三門
大政絢(女優)小森ふみ
村上淳(男優)本谷誠一
ともさかりえ(女優)本谷陽子
田口トモロヲ(男優)山本修一
江口のりこ(女優)
河井青葉(女優)
高橋メアリージュン(女優)
製作松竹(「PとJK」製作委員会)
日本テレビ(「PとJK」製作委員会)
講談社(「PとJK」製作委員会)
ジェイ・ストーム(「PとJK」製作委員会)
木下グループ(「PとJK」製作委員会)
読売テレビ(「PとJK」製作委員会)
配給松竹
美術松本知恵
編集菊池純一
録音深田晃
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》 上り坂気味の歩道を駆け上がってくるヒロインをカメラが追っていくと、小高い斜面を背景にした路面電車の乗降口があり、ドンピシャのタイミングで
電車がやってくる。
ラストで『Marry You』が流れるなかミニパトが走り去っていくクレーンショットも同様で、
路面電車の発車に合わせたタイミングから逆算して俳優らがディレクティングされているのは間違いない。
特にそのラストは学園廊下から校門前までの長回しミュージカルシーンを通じての逆算と車止めだから相当入念な準備とリハーサルがされたはずであり、
現在の映画はこうした部分に対してもっと評価を得るべきだろう。

バットやナイフを振り回す危険なアクションシーンも含めてだが、極力引きのショットで撮られていることで、街の景観、特に坂道などもよく活きている。
下校する土屋太鳳と高杉真宙が握手する下校道の、並木がざわざわとなるロングショットの風情。
学園祭の体育館にカメラが入ると一気にクレーンアップしてブラスバンド部の見事な演奏と立体的なパフォーマンスの壮観を映し出す外連。
(学園祭の風景は『ストロボエッジ』ともかぶる。) 函館の夜空に舞い上がるスカイランタンの灯りの美しさ。

そして窓ガラスの用法が実に的確だ。それが原作由来なのかどうかは知らないが、その用法は正しく映画的である。
特に二人が微妙にすれ違うシーンに効果的に現れる。窓外からのショットで、画面中央は縦の窓枠で分割されている。
その右手に土屋。左手側に亀梨和也がフレームインしてくる。土屋側には割れた窓ガラスを土屋が補修した跡。
二人が仲直りするとともにカメラが緩やかに右手に移動して二人を一つの窓枠内に収めていくという趣向だ。
あるいは、校庭外に止められた亀梨の白い車の前席部。わがかまりを抱えて気まずい二人はドアウィンドウの仕切りの前後に分断されている、という具合。
そして土屋一家のダイニングの広い見晴らし窓は、彼らの度量の広さと開放的な人柄を象徴するだろう。
ラストの礼拝堂は俯瞰ショットの時点でその黄金色のステンドグラスが後により印象的に使われるだろうことが簡単に予想できるが、
果たしてその美しいグラデーションは大団円のツーショットの背景として見事に決まる。
それはもうダグラス・サークばりと云ってもよい。

二人の家族、友人らまでを過不足なく含めてドラマを作っているところも、この手の作品の中では好感が持てる所以だ。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 7点(2017-03-30 22:52:40)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
71100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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