38.《ネタバレ》 ヤマト2から見始めたせいか、ガミラス艦よりは彗星帝国メカのほうが好きだったり、
ブラックタイガーよりコスモタイガーが好きだったりと、やや評価下がるんですが
(三段空母や戦闘空母は好きですがね)、
ストーリーは最初のが一番おもしろいかなと思います。
劇場版でも反射衛星砲、ガス生命体、ドメル艦隊決戦、ガミラス本星での酸の海と嵐と、
様々な戦闘が見られますし、わりと序盤でばれちゃってる気もしますが、
ガミラスとイスカンダルの双子星のアイデアなんかもおもしろいと思います。
また14万8千光年という絶望的な距離を行かねばならないという、
「俺たちは本当にイスカンダルへ辿り着けるのか?」
という大きな不安とわずかな希望の雰囲気がたまらなく感じられるのは、
この最初のシリーズだけだと思います。
ただヤマトの不死身ぶりはもう健在でドメル司令が可愛そうになってきます(笑)。
一応序盤も丁寧に描かれてますので導入編としては悪くないかもです。
まあTVの焼き直しの切り張り状態ですので映画としては低評価になってしまいますが
(それでもラストの沖田艦長の台詞では涙ぐんでしまいました)
(この最初のシリーズで終わっていれば名シーンだったのですがね…)。
ラストといえば、イスカンダルに着いて以降はあっさり終わるのもちと寂しいです。
イスカンダルでの波乱やデスラーの執念、雪の覚悟に真田さんの機転と、
結構見ごたえがあると思うのですが…。
劇場版で興味を持たれた方はぜひテレビシリーズを見て欲しいと思います。
各話の最後の地球滅亡まであと○○日がこの旅の困難さを物語っています。