太陽の蓋のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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太陽の蓋

[タイヨウノフタ]
2016年上映時間:130分
平均点:5.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
政治もの実話もの
新規登録(2021-02-28)【なたね】さん
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キャスト三田村邦彦(男優)菅直人
袴田吉彦(男優)坂下
北村有起哉(男優)鍋島
中村ゆり(女優)麻奈美
郭智博(男優)修一
大西信満(男優)山中
神尾佑(男優)福山哲郎
青山草太(男優)寺田学
菅原大吉(男優)枝野幸男
菅田俊(男優)
菜葉菜(女優)
阿南健治(男優)
音楽ミッキー吉野
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【クチコミ・感想】

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1.《ネタバレ》  タイトルだけ見ると、まるで某宗教団体が作ったような本作。しかし、「東電株主代表訴訟」弁護団長の河合弁護士、 同訴訟事務局長の小林結氏らの協力の下 、自然エネルギー政策研究所 橘民義代表が製作した映画であります。うーん、つまり、いずれにしろクセの強い皆さんが作った作品なのですね。
 福島第一原子力発電所事故を扱った近作「Fukushima50」との比較で言えば、彼の作は主にイチエフ(福島第一原子力発電所)の現場の物語であるのに対し、本作は当時の官邸の事故対応に関するものであり、また、彼の作では原発に対して、脱とも推進とも言ってないと思いますが、本作は製作陣を見ればわかるように、明確に脱原発の立場をとった映画です。つまり、プロパガンダ映画です。
 映画作品としては、そんなには手応えのあるものではなく、新しいトピックが開陳されるわけでもなく、まるでテレビの再現VTRを見ているかのよう。「Fukushima50」と比べても、例えば防護服一つとっても、とてつもない予算規模の差を感じさせるものです。
 ただ、従来、事故対応において菅総理を始め官邸の手落ちがクローズアップされ、「Fukushima50」でもかなりわかりやすくそのような演出がされていましたが、本作では、官邸に手落ちはあったが、もっと大きな手落ちが「東電の本社」にあったということを主張しています。なお、官邸のメンバーは菅首相を始め実名で登場しますが、東京電力については、「東日電力」と言い換えられています。
 あの事故はまだ終わっていないという メッセージが最後に込められます。そこはもう、ホントその通りだよねと思うワタシも脱原発派です。
【追記】DVDには3つのAnother Story(スピンオフ)が収録されています。事故前日譚の「僕たちがいた町」がとても良かったです。
なたねさん [DVD(邦画)] 5点(2021-03-01 22:01:30)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 5.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
51100.00%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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