2.《ネタバレ》 オープニングの殺人シーンはまさにゴダールを思わせるワンシーン。
それはさておき、序盤からベルモンドのバイオレンスシーンだったり、車で建物の中に突っ込んだり爆破したりといった手荒いシーンが無駄に多かったのが気になってしまいました。
またストーリーも、最初は脱獄したという設定の彼でしたが話が進んでいくと実は警部だったというのもちょっと入っていけなかった感じはあります。
逃走中に自動車教習所の車に飛び乗って繰り広げるカーアクションや、娘役の登場で画面上に彩りが添えられたのは良かったんですけどね。
原題のFlic ou voyouは英語に訳すとCops and/or robbersとのこと。いつも感じることですが、フランス映画のタイトリングっていつもビミョーですね。