拷問男のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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拷問男

[ゴウモンオトコ]
Daddy's Little Girl(2012)
2012年上映時間:107分
平均点:6.90 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
ホラーサスペンス
新規登録(2021-08-05)【目隠シスト】さん
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あらすじ
デレクは弟と共にサーフショップを経営する一児の父。妻とは離婚しており、幼い娘とは離れ離れに暮らしている。デレクが娘の誕生日パーティーを開催して間もなくのこと、元妻から娘が消えたとの一報が入る・・・。原題は『Daddy's Little Girl』。※注意喚起!拷問描写があります。ゴア表現に耐性の無い方は鑑賞ご注意ください。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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1
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10.《ネタバレ》  他の方がおっしゃっているように、タイトルで損しているのは間違いないです。
 とはいえ、原題のままだと、ドラマかなんかだと勘違いして見た人が卒倒しちゃいそうです。
 いや~、拷問する側の人間にこれほどまでに感情移入するドラマがいまだかつてあっただろうか。これはもう、前半の作りこみが良かったのだと思います。過剰なまでの娘への溺愛ぶり。そして娘もパパが大好き。そこからの悲劇。娘が見つかったときの描写の辛さといったら・・・。父親も母親も、娘が見つかったという一報を受け、安堵し喜び、思わず笑みがこぼれ、迎えに行ったらそこには変わり果てた娘の姿が・・・。女性警官が吐くところを見せて、父親に最悪の事態を想起させるシーンなんか本当によくできています。まさに天国から地獄です。
 ただ、一言だけ言わせてもらうなら、そんなに娘が大事なら離婚なんかするんじゃないよ。
 確かに窓を直さないのも問題だけどサ。それ以前にせめて娘が大きくなるまでは、離婚せずに家族仲良く暮らしていればこんなことは起きなかったんだから。そこだけはずっと心にひっかかっていました。
 おそらく、なんとなくですけど、離婚の原因は奥さんのほうにあるんだろーなー、という気はしましたが・・・
たきたてさん [DVD(字幕)] 7点(2023-06-14 01:18:23)(良:1票)
9.《ネタバレ》 いかにもなB級っぽいタイトルなんで、どーせ拷問とかゆーても大したことないやろうって思い観たのですが、いや、ほんまに拷問男のお話でした。後半は1人の男をずっと拷問します。死なせないように気絶させないように最大の痛みを与えるにはどーするのかを学んで、とてもエグイ拷問を実行します。ただ前半はなぜ、その男を拷問することになったのかが描かれており、その部分が切な過ぎて、子供がいる僕なんかは、観るのがだいぶ辛かったです。で、主人公に感情移入しちゃって、拷問しちゃう気持ちもわかちゃって。拷問のエグイシーンも含めて結構、ドスンときました。
なにわ君さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-30 23:13:21)(良:1票)
8.《ネタバレ》 アマゾンプライムで鑑賞。見る前はボタンを押すのに相当なためらいがありました。
これは邦題で思い切り損してますね。原題は「Daddy's Little Girl」ですよ。ラストクレジットの先頭も殺された女の子。ちなみにこの子の惨殺シーンは無く殺された遺体も一切見せてません。主人公は中盤以降犯人に拷問を加えるが、一方で殺された娘の幻影と会話する。その娘の「悪い人は警察に送るんだよね」の言葉に最後は殺すつもりだったのを踏み留まり警察に引き渡して投降する。何とも悲しい結末でした。見た後はしばらく引きずりそうだし、人には薦められませんね。別な意味で見るのには相当な覚悟が必要です。
ぴのづかさん [インターネット(吹替)] 7点(2022-07-23 19:10:25)(良:1票)
7.《ネタバレ》 ハードコアなサスペンスとして見た場合、彼を捕獲し、いたぶり始めながらも途中まではホントに彼が犯人なのか、はっきり自白させろよ 実は彼じゃなかったというパターンもアリなのか?という不安もアリだった。
だが、私はパパ彼のやったこと100パーセント許しますけどね。最後、トドメの一撃を刺さなかった事にもそこは良き判断だったと頷いてあげたくなったところです。
だがそれ以前にこれ、もっと一般人の目にも留まり、娘愛のドラマとして、嫌な予感をさせられるサスペンスとして、痛々しいホラーとしてですね、もっと陽の目を浴びて評価されてよい作品なんじゃないかとさえ思います。法に任せばきっと悔しさ残り泣きをみるだけ、勝手に悪人成敗それでヨシ。
だがこれ、拷問男とは、ちょっと浅はかで、タイトル失敗じゃないすか。そこででかなり損をしてますね。変態男とかムカデ人間みたいなノリで売りたかったのでしょうかな 実に勿体ないです 惜しい。
3737さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-12-29 02:24:52)
6.私はこの映画が好きだ。

当たり前、狂ったように悲しみ
壊れたように怒り、無になる。

その結果も人間である。

責めたとして誰が幸せになるわけではない。
真実は、人を救わない。

白昼夢に出てくる娘は
良心とか悪夢とかといった類ではない。

ただ一人の娘である。

心をかきむしられる、この映画が好きです。
元祖さん [インターネット(字幕)] 9点(2021-12-26 00:50:32)
5.《ネタバレ》 サイコパスに痛めつけられる者を思うと「さぞや痛いんだろうなぁ」観るのに迷いましたが、レンタルした以上は観なければ、恐る恐るの鑑賞。開始からキチンとした筋立てで描かれる愛娘を殺された父親の復讐譚が意外や意外。犯行記録をノートに記していたという割と雑な展開で判明した犯人が弟だというのにも驚き。1時間くらいから拷問の火蓋が切って落とされ、腸の中に有刺鉄線を入れる!始めとする無茶苦茶なシーンが延々続きます。製作側として趣向を凝らしたものでしょうが、サスペンスとか無情さとかが吹き飛んでしまう、唯々悪趣味な演出で結末にも胸糞感しか残りません。グロ描写とドラマ部分の折り合いがついていない残念な作品です。
超絶頑張って完走したビビリな私を褒めてあげたいところです。(ヘンな夢見そう・・・)

2021.8.24追記
鑑賞の祟りなのか、翌日、突然の歯の不具合での受診で、「これは酷い・・以下略」抜歯となり、「もう少し力抜いて」注意されるも、あのシーンが重なり硬直のままでした(ヘタレ)
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 5点(2021-08-24 14:05:22)
4.《ネタバレ》 この邦題は「罠」ですよ。この映画で真に拷問されるのは作中の浅はかな登場人物ではなく、こんなタイトルに釣られてトーチャーポルノ目当てでホイホイ群がってくる変態どもの方です。正にこの世の地獄の様な、とでも言いましょうか、とにかく全編実に居たたまれないという作品です。お気をつけアレ…

キャッチー?なタイトルに比べ、その拷問描写は(低級~中級程度というワケでは決してありませんが)そこまで突き抜けてグロ全開、というホドではありません。個人的な観たままの感覚としては『ホステル』か『ソウ(2以降)』と同程度、ないしは少し下、といった位かと。今作で拷問を手掛けるのは主人公ですが、元々はごくマトモな父親なのですから、激しい拷問とはゆーてもそこにはどこか理性が残されていて、狂気というまでのモノは感じ取れない、というコトだと思います。その分、その哀れな父親の人物像を描いてゆく部分には、前述どおり非常に高度な居たたまれなさを伴う優れた見応えが確実に存在します。たぶん「思ってたんと違う」映画になるコトも多々あるかと思いますが、それでも(チャンと観れば)おそらく観る価値はきっと見い出せるという作品、なのではないかと思いますね。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-08-24 00:14:53)
3.《ネタバレ》 題名からしてグロ耐性が無い方は見れないですね。邦題でかなり損をしている感じがします。
思ったよりもしっかりとした作りでビックリで観ることが拷問にならずにすみました。
家族が明確な殺意をかけられた遺族はこういう気持ちになる人もいるだろうな。
恋人?元妻等使って、もう少し話に波があっても良かったかも。

実は共同経営者が犯人とかじゃなくてホントに良かった。
あんな拷問して間違いでしたじゃ恐ろしい…。
とむさん [インターネット(字幕)] 5点(2021-08-21 23:44:40)(笑:1票)
2.《ネタバレ》 正直に言いまして、あまり意味を見出せない作品でした。
殺された娘のリベンジで、犯人である弟を拷問する、もう一言で言い終わる内容。
演出なり音楽の付け方等に安直さ浅さを所々感じたりもしました。
強いて言えば、見る人の感じ方に違いがったりするのかな、という点。
目には目を、これは当然だってな感じでスッキリする人もいれば、
ただただ胸糞悪くなりこれは間違ってると感じる人もいるでしょう。
私は後者ですけど、これが弟でなく赤の他人だったらまた違ったのかな?
なとど考えていけば、それなりの意義を見出せてくるのかしら。
あろえりーなさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-08-14 17:46:05)
1.《ネタバレ》 (ネタバレしています。ご注意ください)
幼子を殺された父親が犯人に復讐するお話。邦題は復讐方法に言及したもので、拷問マニアが主人公ではありません。子を殺された親にしてみれば、命を返してもらう以外の贖罪に意味などなく、せめて我が子が味わったのと同じ苦しみを犯人に与えたいと願うのは当然の心情と考えます。いわば原始の刑罰感。反省とか更生とか、他所でやってくれという話。建前はどうあれ“心情的には”遺族による復讐は肯定されると考えます。
ただし、本作では一筋縄ではいかない事情がありました。それは犯人の素性。奴は主人公の実弟でした。被害者からみれば叔父。さらに本件以外にも複数人を手にかけている殺人鬼と判明しました。この特殊な犯人の属性により、一般的な“復讐”に別の意味が付加されたと考えます。それは“躾”と“後始末”。加害者に被害者の痛みを追体験させる拷問は、遺族からみれば“復讐”ですが、構造的には“躾”に同じ。また弟の犯した大罪に対するオトシマエをつけるため、あえて兄が汚れ役を買って出たとも受け取れます。『殺してくれ』と懇願する弟を無視して刑事に身柄を引き渡した判断は、『温情』ではなく『最も厳しい罰』を選択したものでしょう。弟を殺して自らも命を絶つのが一番簡単だったのに。被害家族であると同時に、加害者の身内でもある主人公は、彼なりの覚悟と責任で、己が役目を全うしたのだと思います。
舞台となるオーストラリアは死刑廃止と復活を繰り返してきた歴史があり、現在は死刑廃止国とお聞きしました。つまり現行、合法的に殺人犯に“被害者と同じ苦しみ”を与える術はありません。誰かが法を犯す以外に道なし。本件でそれを望むなら、最適任者は主人公であり、彼が選択した『拷問の末、生かしておく』は『国が定めたルールは無視しつつ、最後の一線は越えなかった』というもの。感情的でありながら理性は失わず、制度に対して幾許かの皮肉を込めた、大いに考えさせられる結末であったと考えます。ただ犯人が特殊過ぎたが故に、メインテーマと思しき『司法制度の問題点』『死刑廃止の是非』について“芯を食わなかった”印象を受けます。システムの是非を論じるなら、想定される一般的な事例でなくてはいけません。
最後に拷問について。殺すつもりと、開放前提では、自ずと手法が変わると思われます。当初主人公は「最後は殺す」と明言しており、拷問の手立ても容赦無いように見えましたが、犯人が負った傷をみると最終的に生かしておく選択が念頭にあったのは間違い無さそうです(注:一番気になるのは内臓の損傷具合ですが、手加減していたと思います。死んだら拷問が続けられないですから)。完治後は重介護が不要なギリギリのラインかと。私は先に『温情は無い』と書きましたが、『情』はあったのかもしれません。それが亡き娘の幻に由来するものなのか、血を分けた兄弟故の感情なのか、私には量りかねますが。
目隠シストさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-08-05 19:21:59)(良:4票)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.90点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5220.00%
6110.00%
7550.00%
800.00%
9220.00%
1000.00%

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