11.この複雑な設定は「リバー、流れないでよ」以来。 小品として面白いが、理屈っぽい人にとっては理屈が気になって仕方なくなり本当に楽しめるかはちょっとあやうい。 【simple】さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-11-16 16:26:28) 《新規》 |
10.《ネタバレ》 「リバー流れないでよ」を観て、その流れで鑑賞しました。あ!流れてきちゃったw たしかにこちらの方がSFぽさはあるし、練り込まれた脚本はすごいとは思うけど、「リバー」の方が登場人物たちの人間味の豊富さがあったし、風情もあって映画としては良かったかな。にしてもよくまあこんな話、思いついたもんですね。もう途中から何が何だかで「プリデスティネーション」以来の頭グッチャグチャ状態になっちゃいました。そしてほぼ長回しの撮影にはもう敬意しかありません。ほんとすごい。 ノストラダムスはめっちゃわかる~...私もどうせ1999年に人類は滅びるんだ!て思ってたから、結構自由奔放な生き方をしてきて、そのせいで安定とはかけ離れた今に至ってしまってるんで...(^_^;) 話的には一応ハッピーエンドみたいになっているけれど、ちょっと待って!あの5階の怖い人たち、あの人たちは記憶残ったままだよね?あのタイムリープに直に関わってないし、だとしたらだよ、マスターたち報復にあっちゃうんじゃないの?それだけが気がかりで、とてもハッピーエンドなんて気楽に思えませんでした。はい。 まあでも、人には観てみて、と勧められる映画ではありますね。 |
9.《ネタバレ》 まあ2分間のタイムリープの仕組みはあんまり理解できなかったんだけども。 ヨーロッパ企画お得意のスタイルはやっぱり面白い。 演技が多少オーバーになるのも、2分前と2分後を比べるには必要な動きなんだろうし、セリフが大げさになるのもその理屈でいくと違和感はあんまり感じない。 日常の中に非日常をポンと落とし込んで、それをあんまり深く考えないでとりあえず楽しむって、現実にはほぼ考えられないシチュエーションだけど、現実にあると楽しいだろうな。 こんな風に非現実を楽しむ心の余裕と大らかさが欲しいと思わせてくれる一本。 |
8.頭の中で構成は出来ても、実際に撮るとなると相当難しかったのではないかと想像する。原作・脚本の上田氏はじめ、監督やキャスト陣も大変だったろうな。細かく考察すればおかしいところもあるのかもしれないが、そこは御愛敬でいいと思う。そういうゆるい空気感が魅力の一つでもあるはずだから。面白かった。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2024-04-20 21:07:49) |
7.大好きなヨーロッパ企画の映画なのに見落としてました。U-NEXTで視聴。 元は「ハウリング」という、土佐和成さん主演のショートムービー。 このアイディアを膨らませた本作は、いつもの「例のパターン」で 終わることなく、最後まで楽しめました。 出演している藤谷理子さんはチャーミングで素敵な女優さんです。 「リバー、流れないでよ」もよかった。もっと売れればいいのに。 いつものメンバーで、ワイワイガヤガヤやってるのがすごく 楽しいのですが、それにしてもみんな老けたなぁ。 【ひなりょん】さん [インターネット(邦画)] 8点(2023-12-14 10:13:01) |
|
6.これは努力賞ですね。 撮影は相当大変だったと思うが、良く撮り切ったと思う。 辻褄が若干合ってないかと思うところもあるが、そこを押し切るだけの力技は感じた。 新作も楽しみです。 【ぴのづか】さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-06-26 22:26:53) |
5.《ネタバレ》 面白かった!。ケチャップとシンバルににんまり。スクラッチくじとガチャガチャとビデオデッキがわからなかった。タイムマシンものでの金儲けは「競馬の結果を新聞で調べて、その着順の馬券を買う」的なものがオーソドックスだと思うのですが、この場合はどうやって結果を知れたの?スクラッチくじは全部削って当たりの場所を見つけてから、過去の自分に当たりの場所を指示するしかなくない?ビデオデッキは札束発見のニュースを見て、報道される前に過去の自分に報告するしかなくない?ガチャガチャに至ってはさっぱりです。 【Bebe】さん [インターネット(邦画)] 7点(2023-03-09 11:46:49) |
4.《ネタバレ》 雑居ビル1階のカフェ店長カトウが2階の自宅に帰ると突然パソコンのモニターに自分が映し出され自分は2分後の未来から話しかけていると言い出す。 カフェのモニターと自宅のモニターでやり取りをする現在の自分と2分後の自分。 カフェの常連客がやってきてモニター同士を向かい合わせて2分後の映像のその更に2分後の映像と延々と続けることで遠い未来を見る事を思いつく。 そうして道端に札束が落ちていることを未来の自分たちから聞き見つけ出す。 ただ、その札束の持ち主は上の階のヤクザの物で持ち逃げ犯と誤解されてしまう。といった内容。 長回しで撮影してるのかと思ったら上手くつなぎ合わせてるだけなのか。 2分という微妙な未来が見れるだけというだけでここまで話が膨らむもんなのかと感心した。 普段は演劇している劇団とのことなので興味沸いたわ。 ぜひ見てみたい。 【Dry-man】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-11-20 20:48:39) |
3.《ネタバレ》 過去テレビと未来テレビを合わせ鏡にすると、画面の奥にドロステ効果で、うんと先の未来を見ることができるという理論(というか屁理屈)を、ワタシ、ホントはあんまりピンときていませんが、そうだよねと思わせる威勢の良さ。おそらく未来永劫コンプライアンス的に大丈夫なように作ってあるし、つまり全世界で通用しそうな本作。ただ期待していた爆発力にはいたらなかったみたい。面白いんだけど、お行儀が良すぎる。頭のいい人が上手に作ったんだなあという感じがしてなあ。ラーメンズのコント(大好きですが)みたいなんですよ。また、舞台的お約束のなかで演じられれば気にしないだろう、テレビへの給電用のケーブルのことやシンバルの防弾性能が、映画だと気になってしまいました。などと、我ながら貧乏くさい文句をつけちゃいましたが、それは10点じゃない理由。もちろん、むちゃくちゃ面白かったです。 【なたね】さん [インターネット(邦画)] 9点(2022-06-25 16:12:14) |
2.《ネタバレ》 『サマータイムマシン・ブルース』や『曲がれ!スプーン』など、壮大なSF設定(サイエンスフィクション又は少し不思議)を平凡な日常に落とし込むのが滅法得意なヨーロッパ企画・上田誠主宰の脚本作品。着想の素晴らしさや展開の巧みさは折り紙付きですが、上田作品の魅力の本質は氏の人間観(人生観)にあると考えます。人々の行動、判断は決して正しい(論理的あるいは倫理的)とは言えません。でも時に馬鹿をしてみたくなるのが人間です。それが世の理に反する行為だとしても。愚かで、滑稽で、でも愛おしい人々の姿に共感するのだと思います。二人の小気味よい蛮行に拍手しました。キムタクも、綾瀬はるかも、ガッキーも出てこないけれど、だからこそドロステの果ての僕らは、私たちでありました。 【目隠シスト】さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-06-25 15:44:32) |
1.素晴らしい作品でした。えっ!!?レビューするの、私が二人目ですか!!信じられない。なんでこれほどの傑作がこんなマイナーな扱いなの?これ見たら絶対人に喋りたくなると思うんだけどなあ、なんで口コミで広がったりしないの??何か大きな闇の力が働いて、この映画を黙殺しにかかってるとか?「2分後が見られるテレビ」ってだけのネタを深掘りしながら展開させていくストーリーの面白さと、演出、演技の緊張感と、本当に面白かった!こういうのが話題に上ってこない日本のエンタメ界って終わってる。 【すらりん】さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-06-23 23:58:28) |