1.《ネタバレ》 おフランス映画はあまり得意ではないが、たまに「アメリ」みたいな当たりもあるし、サスペンスと言う事ででともあれ見に行きました。
が、これは苦手な方だった。淡々と進み起伏に乏しくお話の核心もなかなか見えてこない。
主役の少女は犬並みに嗅覚に優れ、匂いを嗅ぐことで過去にタイムリープし過去に起こった出来事を見ることができる。
で、両親の元に突然現れた叔母(父の妹)をめぐる過去の思わぬ三角関係を目撃する事になる。「あの女がパパとママの結婚の邪魔になる」と思った少女は何とかして女を排除しようとする。(ここでは伏せるが非常に陰湿な事もする。)
この少女、妙に大人びていて子供らしいところがないなと思ったが、あの女が出ていくと知った時に「やたっ」と小さくガッツポーズするところは子供らしくて良かった。
でも最後に父親につくところは「パパかわいそう」と言う同情心なのでこの先を危うんだ。パパもしっかり浮気してるしね。
登場人物にどうにも思い入れる人物がおらず最後まで「ふーん」で行っちゃったので満足感はあまり高くなかったです。
タイトルのファイブデビルズも単なる地名でお話に何の関係もないし。