ギレルモ・デル・トロのピノッキオのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ

[ギレルモデルトロノピノッキオ]
Guillermo del Toro's Pinocchio
2022年メキシコ上映時間:116分
平均点:8.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-11-25)
アドベンチャーファンタジー戦争ものアニメミュージカルファミリー小説の映画化配信もの
新規登録(2022-11-07)【Cinecdocke】さん
タイトル情報更新(2024-03-27)【Cinecdocke】さん
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監督ギレルモ・デル・トロ
ユアン・マクレガーセバスチャン・J・クリケット
デヴィッド・ブラッドリー〔1942年生〕ゼペットじいさん
ティルダ・スウィントン木の精霊/死の精霊
ロン・パールマン市長
クリストフ・ヴァルツヴォルペ伯爵
ケイト・ブランシェットシュプレッツァトゥーラ
ティム・ブレイク・ネルソン黒ウサギ
ジョン・タトゥーロイル・ドットーレ
バーン・ゴーマン神父
森川智之セバスチャン・J・クリケット(日本語吹き替え版)
山野史人ゼペットじいさん(日本語吹き替え版)
深見梨加木の精霊/死の精霊(日本語吹き替え版)
山路和弘ヴォルペ伯爵(日本語吹き替え版)
横島亘神父(日本語吹き替え版)
原作カルロ・コッローディ「ピノッキオの冒険」
脚本ギレルモ・デル・トロ
マシュー・ロビンス(原案)
音楽アレクサンドル・デスプラ
挿入曲ユアン・マクレガー"Better Tomorrows"
クリストフ・ヴァルツ"We Were a King Once"
撮影フランク・パッシンガム
製作ギレルモ・デル・トロ
配給ネットフリックス
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【クチコミ・感想】

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1
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3.ストップモーションアニメ大好き。
手作りの温かい質感、本作ではしっかり表現されていた。
ピノッキオを動かしてくれたのはメキシコの製作者とか。
これだけの感情表現が出来るなんて、ピノッキオやゼペットがあたかも生きているよう。
CGだけでは出せない深みを存分に味合わせてもらった。

そして、声優の皆さんの演技や歌も最高♪
ユアンさんのクリケットの声、いつまでも聞いていたい。
エンドロールは続けて見るを急いでクリックし、素晴らしい歌声に聞きほれた。

ハリーハウゼンさんへのリスペクトも大いに感じられた。
豪華で贅沢な作品を作ってくれたギレルモ監督や皆さまに感謝。
大きな拍手を送りたい。
たんぽぽさん [インターネット(字幕)] 9点(2023-03-02 16:50:53)
2.《ネタバレ》 命を宿した木彫りの人形の大冒険を描いたイタリア児童文学の名作『ピノッキオ』。アニメや実写などこれまで何度も映像化されてきたこの名作を今回クレイアニメという手法で映画化。しかも監督はなんとギレルモ・デル・トロ!これは観ないわけにはいきますまい。早速インターネットで鑑賞してみました。そんな僕の期待を裏切らない、素晴らしい出来の作品でした!とにかく圧倒的に手間暇かけたであろう映像が凄い。見た目はちゃんと手作りの人形なのにここまですべらかに動くんですから、いったいどれだけの時間をかけたのやらと気が遠くなりますなぁ。ゼペット爺さんに造られたという主人公の造形も思いっ切り木彫り感が残っているリアルな質感で、可愛すぎず気持ち悪すぎずという絶妙の匙加減でした。嘘をついたときに伸びるハナも思いっ切り普通の樹木なのも拘りが感じられて良い。当時のムッソリーニ政権がもたらしたファシズムの暗い影をテーマとした物語も深みがあって非常に良かったです。声優陣も豪華で、特にコオロギのクリケット氏を演じたユアン・マクレガーが声だけなのに彼と分かるほどの存在感が凄い。最後の歌声なんて聞き惚れてしまいました。ウサギたちが働く死者の国もユーモラスで大変グッド。僕の大好きな『パンズ・ラビリンス』を髣髴させる、この何処か暗い世界観がとにかくツボでした。うん、なかなか面白かったです。8点!!
かたゆきさん [インターネット(字幕)] 8点(2022-12-29 07:19:27)(良:1票)
1.《ネタバレ》 原典とディズニーアニメへのリスペクトを散りばめつつ、ギレルモ・デル・トロなりの解釈を加えた、
"ピノッキオの冒険"というよりは"ピノッキオの数奇な人生"に近い。

戦争と死が身近にあったムッソリーニ政権下のイタリアで、
ピノッキオは時代に翻弄されながら権力と運命に屈せず、自分の意思で試練に立ち向かう。
しかも彼は死んでも待機時間と称して、時間が経てば何度も生き返ることができる。
つまるところ、限りある生を持った人間とは違い、永遠の命を持つことの意味を彼は知ることになる。

我々が知っているピノッキオは最後は人間になるが、本作では木の人形の少年のままだ。
ハッピーエンドになっても、いつかは死という永遠の別れが訪れ、ピノッキオ一人が残される。
冒険を通じて、様々な通過儀礼を経験した彼は新たな旅に出て、その先の物語をどのように紡いだのだろうか。
寂しげで儚い終わり方であり、逆説的に言えば、
ピノッキオではない人間はたった一度の生を如何に生きるかを問われていると言える。
国家に言われるがまま、少年兵として散っていくのか?

ストップモーションによる表現力もさることながら、隅まで行き届く美術を堪能。
とは言え、友情を育んだ市長の息子の消息が不明のままで、
終盤の興行師との"再会"が偶然すぎたりと、脚本的にもう少し何とか出来たと思うが。

ユアン・マクレガーによる主題歌は必聴。
すごい歌唱力だ。
Cinecdockeさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-12-10 12:07:26)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7133.33%
8133.33%
9133.33%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

2022年 95回
長編アニメーション賞ギレルモ・デル・トロ受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2022年 80回
作曲賞アレクサンドル・デスプラ候補(ノミネート) 
主題歌賞 候補(ノミネート)Ciao Papa
アニメ映画賞 受賞 

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