1.《ネタバレ》 第一次世界大戦後のハンガリーを舞台に、遺体写真を専門とする写真家トーマスが遭遇したある不可解な出来事を描いたオカルト・ホラー。正直さっぱり面白くありませんでした。とにかくストーリーの見せ方が恐ろしく稚拙。なんだかよく分からないまま始まってなんだかよく分からないまま物語が進んでなんだかよく分からないまま終わっちゃいました。物語の重要な要であるあの少女はいったいなんだった?主人公はなんのためにこの村に来たの?なぜに最後、主人公はゴーストハンターとなって各地を旅することになるん?そこらへんが全く説明不足なせいで一向に物語に入り込めません。監督さん、もっと基本を勉強してから映画を撮ってくださいな。全編を覆う乾いた雰囲気と彩度を抑えたシャープな映像にはほんのちょっとだけセンスを感じました。