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デリカテッセン

[デリカテッセン]
Delicatessen
1991年上映時間:99分
平均点:6.06 / 10(Review 70人) (点数分布表示)
SFコメディ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-05-30)【イニシャルK】さん
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監督ジャン=ピエール・ジュネ
マルク・キャロ
キャストドミニク・ピノン(男優)ルイソン
ジャン=クロード・ドレフュス(男優)肉屋
ティッキー・オルガド(男優)マルセル・タピオカ
脚本ジャン=ピエール・ジュネ
マルク・キャロ
撮影ダリウス・コンジ
製作クローディー・オサール
配給日本ヘラルド
美術マルク・キャロ(プロダクション・デザイン)
アリーヌ・ボネット(セット装飾)
ジャン・ラバス
ミリアン・クレカ・クリアコヴィッチ
編集エルヴェ・シュネイ
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70.ウィキペディア(Wikipedia)によるとデリカテッセンという言葉は、サンドイッチや持ち帰り用の西洋風惣菜を売る飲食店である。とのことです。この作風からは美味しそうに見える食材などは見当たらず、どういった意図でこの作品名を付けたのか大いに興味が湧きます。(まあ、暗に示されてはいますが・・) また本作はいくつかの賞を受賞したそうですが、その辺りも日本人の感覚からはちょっと理解しがたいものがあります。

さて、ジャン=ピエール・ジュネ監督の作品といえば「アメリ」「エイリアン4」ともに大好きです。この作品、本作デリカテッセンの特殊性?というかジュネ監督の本来の姿らしい、という噂は聞いていましたが、まさかここまで特異な作品だったとは・・ 「アメリ」「エイリアン4」とあまりにも違い過ぎていて驚きました。
正直、全く好きな作風ではありませんでしたし、物語自体も全く面白いとは思いませんでした。途中で見るのをやめようかと思ったくらいです。しかしついつい見てしまい、結局はラストまで見るに至りました。この作風なのに見るのをやめさせない力があったことにはとても驚きました。他の皆さま同様、ベッドの軋みネタが二回とも面白かったですね(笑)そのベッドの持ち主であったカリン・ヴィアール嬢ですが、この映画の当時25歳で、口はかなり下品ですがフランス女性らしい美しい美貌を披露しています。エロ目線では一応見るべき点です。

ゲテモノ作品ですが、確かに映像的・カメラワーク的にはかなり凝っています。映画通を自称する方は一応見ておくべき作品なのかもしれません。(アメリのほうは非常に清潔かつ洗練されていますので、あちらも併せて鑑賞すべきです)
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 4点(2022-09-15 14:39:01)
69.ジュネ&キャロによる第1作。ダークな世界観は1作目から全開。ひたすら暗く、おぞましい映像の連続だが、これもハマる人はハマるだろう。カエルとカタツムリだらけの部屋はウギャーってなった。地底人がゴソッと出て来る所とか、不気味すぎてトラウマ。映像にこだわりすぎるあまりストーリーがイマイチ面白くないのはマイナス。
ヴレアさん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-11 07:57:17)
68.うーん、いい。まさにジュネ節全開。ただし少々クセのある作品なので、この監督の他の作品を知らないでいきなり見ると???となるかも。逆に知って見ると終始ニヤニヤできるでしょう。主人公とヒロインが絶世の美男美女というわけではないけど、物凄く可愛くてチャーミング。脇を固めるキャラは変人ばかり。そんな登場人物たちの行動が微妙に影響し合い、同時進行的に話が進んでいく。このあたりはアメリと共通しているので、アメリが好きならジュネ監督の初期作品として納得できるはず。
54dayoさん [DVD(字幕)] 8点(2014-11-09 02:18:13)
67.これは残念ながら面白くなかった。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 2点(2014-09-30 23:48:36)
66.《ネタバレ》 音が面白かった。ベッドのきしる音のギャグ、普通同じネタを二度やると駄目なんだけど、これは二度目も笑えた。ハワイアンでしたか、ベッドの修理のリズムとミュージカル的に合わせてた。亭主の奥さんと踊るのはチャチャチャ。この手の話には陽気なラテン音楽が似合う。それに対して水のイメージがある。カタツムリの部屋とか、ラストのタワーリングインフェルノ的洪水まで、そういう世界観。タイトル、ゴミの中から文字を順に拾っていくのがよろしい。裏返しの文字が鏡に映ってたりとか。個々の趣向は凝ってるんだけど、何か物足りないのは、話としてもっと住民とのカラミがあってもよかったんじゃないか。地底人は要らない。この建物のなかだけに絞ってくれてたほうが好みだ。この作者の狙いはカフカ的よりもルイス・キャロル的な、キジルシのお茶の会の世界だったのかな。だとするともっと無意味な具体物がほしかったところ。あのカタツムリのような。カフカとキャロルの間で、どっちつかずの宙ぶらりんに置かれてしまった感じもある。自殺願望マダムはあっさり事故死するかと思ったけど、それはナシ。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 6点(2012-10-23 10:17:25)
65.なんちゅー世界観。ブラック的な要素がフランスらしいっちゃらしいんだけどかなりぶっ飛んでるのでその辺凄いんだけどーもこれは、、、好きになれないなぁ。mニアックというかディープというか監督らの趣味嗜好を追求して作ったような雰囲気でハリウッドでいうティム・バートンのオタク映画みたいな感じ。たまに画面が暗くてなにやってんだかよくわかんなくなるのはちょっと残念でした。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 5点(2012-10-06 23:12:19)
64.《ネタバレ》 悪趣味、悪夢、悪食、のアートな絵巻。細部まで徹底している。ダークな色調に閉塞感(縦方向しかない)。カニバリズムのタブーの戦慄があるが、死の意味の軽薄化と変人のオンパレードで喜劇を演出している。そして、水のイメージで不快な湿気感も与えている。どこまでもが、作った側のセンス。見る者はそれを楽しめるかどうか、だ。一度でも、自分なりに悪夢の意味を考えて、それを空想でも実際でもいいが、イメージしてみたことがある人は、そして、自分の想像力の無さに失望した人なら、この監督を天才と評価すると思う。
K-Youngさん [DVD(字幕)] 8点(2012-06-02 17:02:39)
63.十何年ぶりかに再鑑賞しました。ブルーレイで観たせいか、画面の暗さは全く気にならず楽しめました。ダークなストーリーとダークな映像が独特の世界観を醸し出していて、個人的には非常に映画っぽい映画だと思います。
camelさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2011-09-12 05:07:20)
62.《ネタバレ》 神経症的に作り上げられた美術が私にとっては悪夢のようだった。壁びっしりのカタツムリ&カエルでもうだめ。生理的嫌悪感ばかりがおぞおぞしてずっと寒かった。スプリングのきしみにたくさんの音がかぶさってゆく・・笑っていいのかなんなのかわからん。当時本木雅弘が勧めていた(たしか)からって乗った自分に反省した。
tottokoさん [映画館(字幕)] 2点(2011-07-29 15:24:21)
61.いろいろと狙っているのは十分わかるのだがそんなにおもしろくなかった。というか「核戦争後の世界」っていう設定を知って観るか知らないで観るかで見方も変わる気が。自分は知っていて観たが、予備知識なしで観ると核戦争後の世界だなんてわからんのじゃないのかな?
すたーちゃいるどさん [DVD(字幕)] 5点(2011-04-13 16:25:32)
60.このくらいの規模の映画を作るのが、彼らにとって丁度いいのでは???ジャン=ピエール・ジュネの中で一番良くできてると思います。サントラも好きー
HAMEOさん [映画館(吹替)] 6点(2010-02-02 15:31:54)
59.ジュネ&キャロの味は十分出ているが、まだマニアックな領域をでていない。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-06 01:00:17)
58.近未来の話ですが、全体的に容赦なく暗い雰囲気は、現在のパリ(そして世界中)に暮らす人間そのものがもつ根源的な暗さでもあります。そこを突き抜けて心の底から笑うことができる人なら、この世はなかなかにおもしろい、生きるに値する場所であるに違いありません。
きのう来た人さん [DVD(字幕)] 7点(2009-04-28 05:42:28)
57.鑑賞前はオリジナルティ溢れていてブラックコメディを予想したがまったくの空回り。どこにも映画を楽しめる要素がなかった。
mighty guardさん [ビデオ(邦画)] 1点(2008-09-28 23:09:48)
56.セピア調の荒廃した工場のようなアパートで繰り広げられたのは、群像劇の人間ドラマだったのか、身の毛もよだつホラー、サスペンスだったのか、男女のアドベンチャー/ファンタジーだったのか、それともやはりただのコメディだったのか、見終わっても判然としません。
徹底的に凝り性の監督がやりたいことを全て丁寧に作り上げて、なんとも手間をかけて拘りの強い作品を作り上げてみたら、なんだかわけわかんなくなっちゃった、っていうような映画ですかね。きっと一回では見逃したこともきっと多いので、もう一回観たくなります。内容は薄く説明もしないけれど楽しみどころの多い、不親切な芸術的エンターテイメント。そんなに暗く感じなかったけどなぁ。
すべからさん [DVD(字幕)] 8点(2008-07-27 02:06:02)(良:1票)
55.《ネタバレ》 この監督は言わずもがな、好き好きの分かれる監督だと思う。私はアメリでこのジャン・ピエール・ジュネを知り、この人のセンスにノックアウトされてしまった人間だけど、アメリは全体的におしゃれ映画としてきれいにまとまっているのに対して、このデリカテッセンは分かる人だけ分かればいい、やりたいようにやるぜ!という監督の思惑みたいなものが出ているように感じて、私はこちらのほうが好きだ。地上人 対 地底人のわけの分からない構図とか、ベッドのスプリングの下ネタ?(というのだろうか)具合とか、変なやつらオンパレードのこういうユーモアが好きな私にはたまらん映画です。
ペケジローさん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-09 22:19:07)
54.《ネタバレ》 決しておいしそうなサラダや料理が出る映画ではありません。
フッと猿死体さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-12-16 09:49:24)
53.《ネタバレ》 この映画を見終わってからまだ3時間しか経ってませんが、ストーリーを全く覚えてません笑。そんくらいストーリーはあってないようなものでした。ただ映像を見て楽しめるか楽しめないかだけというか。僕はまぁ合計3分くらい楽しめたかな笑。この監督はストーリーと関係ないところで遊ぶのが好きですね(住人たちの行いがリズムを作るシーンなど)。アメリと同じ監督みたいですが、そういやアメリでも同じようなことしてました。キルビル見た時も思ったけど、こういうのって監督のオ○ニーにしか思えないんだよなぁ。キルビルよりはおもしろかったからいいけど。
TK of the Worldさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-12-14 22:46:06)
52.期待に胸膨らませて映画館へ行くと、裏切られたときのショックはでかい。もっとブラックな笑いを提供してくれる映画かと思ったが、結局のところ、物語の意味も何もかも、画面の暗さでよく分からなかった。まぁ、でも、おフランス映画なら仕方ないか…。
マイケル・エリスさん [映画館(字幕)] 1点(2007-10-27 04:25:46)
51.画面が暗いのはビデオソフトのせいで、スクリーンではちゃんとキレイに映されているのだろうと思っていたのですが、↓どうやら違うみたい。だったらダメじゃん。せっかくの奇天烈ワールドがもったいない。見てはならないダークなものを明るく可愛らしく語るその語り口は良いし、それゆえに画面を暗くするというのもわからなくはないが、ただ暗いだけでメリハリが無いので観ていてひたすら疲れる。ストーリーやキャラクターの独創性は嫌いじゃないのでそこそこには楽しめたように記憶してますが、ブラックユーモアのブラックな部分が前に出すぎなんだろうか、それともやっぱり画面の暗さのせいだろうか、オープニングが楽しめたピークで、あとは右肩下がりなんだな。
R&Aさん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-27 13:27:19)
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【点数情報】

Review人数 70人
平均点数 6.06点
000.00%
145.71%
245.71%
345.71%
457.14%
51014.29%
61217.14%
7811.43%
81115.71%
968.57%
1068.57%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review4人
2 ストーリー評価 5.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review4人
4 音楽評価 7.75点 Review4人
5 感泣評価 2.66点 Review3人
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