デビッド・クローネンバーグのシーバースのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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デビッド・クローネンバーグのシーバース

[デビッドクローネンバーグノシーバース]
(恐怖の人喰い生物<TV>/SF人喰い生物の島 謎の生命体大襲来<TV・旧>)
Shivers
(They Came From Within)
ビデオタイトル : シーバース/人喰い生物の島<ビデオ・旧>
1975年カナダ上映時間:87分
平均点:5.55 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
ホラーサスペンスSF
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2014-03-11)【M・R・サイケデリコン】さん
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監督デヴィッド・クローネンバーグ
キャストデヴィッド・クローネンバーグ(男優)(ノンクレジット)
脚本デヴィッド・クローネンバーグ
音楽アイヴァン・ライトマン(音楽スーパーバイザー)
製作アイヴァン・ライトマン
ドン・カーモディ(共同製作)
製作総指揮ジョン・ダニング
アンドレ・リンク
アルフレッド・パリサー
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11.寄生生物モノ。なんかブヨブヨした気持ち悪い生物が人間に寄生する。
で、普通なら寄生されて精神を乗っ取られるとか、体の中で増殖するとか、という展開になるところだろうけれど、そこはクローネンバーグ、一筋縄ではいかない。
強いて言うなら、寄生されると「ヘンタイになる」って感じですかね。いや俺は寄生されてないけどヘンタイだよ、という人も多数いらっしゃるとは思いますが、そんなアナタよりももう少しだけ、ヘンタイになってしまいます。
だからこの映画、パニック映画の語法とはちょっと違う。寄生が広がりヘンタイが広がる過程、というのは確かに、一応は押さえているのだけど、テイストはむしろ、後の『ヴィデオドローム』などを思い起こさせるような、キモチ悪さ。悪夢的世界。
低予算らしい安っぽさはあるとは言え、腹の中や口の中で寄生生物がうごめく描写は、なかなかのもの。
パニックが拡がるというより、もっと受け身のまま、キモチ悪さだけが拡がっていく。ああ、実にキモチ悪い。
とは言え、最もヘンタイ的でキモチ悪いのが、冒頭の少女殺害シーンであるという皮肉。結局、寄生生物がヘンタイなのか、人間そのものがヘンタイだから寄生されるのか。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-05-15 19:08:31)
10.《ネタバレ》 エロ時々グロホラーな感じでクローネンバーグの独特すぎる世界が垣間見れるある意味密室風ゾンビ的ホラー映画。ツチノコみたいなのに襲われてエロくなっちゃう?血とか吐いちゃってるんで描写がその辺微妙だけどまぁ寄生虫やらなんやらでこんな設定を思いつくのはすげぇわ。人喰い生物ではないけど腹の中を蠢く寄生虫も見事。低予算で全体的には淡々と進むけれど後半の逃げ惑う中に移される人間たちのさまざまな本能とか母性とか笑っちゃいそうになるんだけど人間のやることってほんとこええええと思っちゃいました。恐るべしクローネンバーグ、この時から作風はもう出来上がってたんですね。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 5点(2014-03-11 02:27:41)
9.《ネタバレ》 絶望に向かって一次関数的な盛り上がりで進行していく、ワリとトントンとしたテンポの安定したホラー。
寄生虫による伝染というだけで(主に時間軸を)無理に進行していくが、ホラーものに論理的な理由付けは邪魔なだけだと思うので、そういう意味ではピュアなホラーかと。好印象。地味目の映画が苦にならない人には、無難に楽しめると思う。
afoijwさん [ビデオ(字幕)] 6点(2014-02-09 02:57:12)
8.《ネタバレ》 クローネンバーグ版『ゾンビ』だが、このゾンビ(正確には寄生虫の感染者だが)、凶暴になる代わりにエッチになる。老若男女、みんなエロエロして襲ってくるのだ、怖いやら嬉しいやら…(笑)また、クローネンバーグ好みの女優さん(リン・ローリーが良い)が、無意味にポンポン脱いでくれるのだから堪らない。目の保養になる映画。
フライボーイさん [DVD(字幕)] 5点(2013-04-30 08:16:05)
7.最後のシーンはとても印象に残ってます。もう少し丁寧に作られていたら化けていたと思います。
spputnさん [インターネット(字幕)] 5点(2009-06-07 04:00:53)
6.《ネタバレ》 人工島に建てられた環境抜群のハイテクマンションだが、住んでいるのは人間であって、案外脆い物。「タワーリングインフェルノ」と似た空気を感じていたが、街に繰り出したラストで深読みし過ぎた事を後悔する(笑)。パニック物としてはテンポが悪く、ホラーとしては怪物が中途半端。
オニール大佐さん [ビデオ(字幕)] 4点(2008-08-23 11:31:27)
5.ゾンビのエッチバージョン。てゆーか正確にはゾンビじゃないけど、展開がゾンビっぽい。臓器移植の役目をはたす寄生虫が暴走して次々人に寄生し、寄生された人はエッチをしたくなって他の人を襲いまた寄生する。とある島のマンション限定なんやけどね。冒頭、いきなり物語にのめりこませる展開でグイグイ映画に惹きつけられたんやけど途中はちょっとだれてくる。そしてクライマックス、エッチ集団だらけになり、家族で愛し合うものや、裸の小さな子供にくさりをつけたりして、倫理的にもやばい画面もチラッと写すあたりクローネンバーグらしい。でも、おもしろさはこんなもんかな。
なにわ君さん 5点(2005-03-10 01:01:23)
4.クローネンバーグ版ゾンビだが、非常にチープな映像。にも関わらず、画面に恐怖が漂っている。それは、クローネンバーグが人間の本質を描いているからだろう。そのため、口から口へと寄生していくものが男性器を連想させる造型となっているのだが・・・。 『裸のランチ』でも性器そのもののクリーチャーを出しているが、ここがクローネンバーグが巨匠になりきれない原因か?! 俺は好きなんだけどね(笑)。
恭人さん 6点(2003-12-14 02:38:00)
3.クローネンバーグの劇場公開作一作目。TVで小学生の時にこれを見たのがクローネンバーグ作品との出合いだった。ま、ゾンビモノの亜流なんだけど、『ナイトオブザリビングデッド』よりは後だけど『ゾンビ』よりは前に作られてるのはすごい。独自のグロテスクとエロティシズムは最初っからだなー。すべての作品に共通してるのはそれだけじゃなく、タブー(寄生虫の研究にしろ、事故の恐怖で興奮しようとするにしろ、ゲームの為に脊髄にプラグをつけるにせよ)に対しての憧憬が感じられる・・・そしてタブーを犯したあとには必ず代価がある。・・・そうしてみると、変わった作風の監督だけど、一種の真面目さが感じられるなー。
ウメキチさん 7点(2003-11-27 00:15:17)(良:1票)
2.口から出てくる虫がツチノコみたいだったな。
あろえりーなさん 5点(2003-04-05 00:40:17)
1.テレビ用として製作されたらしいがさすがはクローネンバーグ。グロテスクな暴力描写だし、ストーリーもB級でこれまたなんだよ。 
本間さん 5点(2002-11-11 21:47:56)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 5.55点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
419.09%
5654.55%
6218.18%
719.09%
819.09%
900.00%
1000.00%

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