東京兄妹のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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東京兄妹

[トウキョウキョウダイ]
The Tokyo Siblings
1995年上映時間:92分
平均点:6.78 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(1995-01-14)
ドラマ
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タイトル情報更新(2018-12-05)【イニシャルK】さん
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監督市川準
助監督吉川威史
キャスト緒形直人(男優)日暮健一
粟田麗(女優)日暮洋子
手塚とおる(男優)友人
広岡由里子(女優)恋人
白川和子(女優)おばさん
音楽梶浦由記
撮影川上皓市
小林達比古
製作鍋島壽夫
プロデューサー吉田多喜男
配給ギャガ・コミュニケーションズ
美術磯田典宏
録音橋本泰夫
照明中村裕樹
その他吉川威史(キャスティング)
あらすじ
東京の下町、雑司が谷に、二人きりで暮らす兄と妹がいた。幼い頃に両親を亡くしつつも地道に真面目に生きてきた二人。ある日、兄が友人を家に招いた時から、今までの暮らしに変化が起き始める…
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9.《ネタバレ》 東京下町の人情劇である。東京にも地元民はいる。その静かな佇まいを市川準は淡々と描く。およそ華やかな都会の一面とは無縁の生活。地元に根ざした兄妹の生活に危うさはまるでない。「翔んだカップル」のような年頃の男女が一つ屋根の下で暮らす、ワクワクドキドキ感もない。地元民には性のときめきは似つかわしくない。ただ普段の生活とそこに流れる細やかな人情があるのみだ。そこにチンピラ風の男が出入りして妹に近づく。しかし地元民の重い存在感は、彼を死なせてしまう。そしてまた二人の静かな生活が戻ってくる。しかしもう以前の兄妹ではない。男を知った妹とはもう以前の生活は送れない。そして兄が家に帰るのをためらう。映画はそこで終わる。ここが市川準である。あまり深くは掘り下げない。ただ品よく映画をまとめて終わる。物足りなさはあるものの人情映画の名作だと思います。
トントさん [ビデオ(邦画)] 8点(2017-03-20 13:16:03)
8.《ネタバレ》 年代感の表現があまりに不自然で素直に見ていられない。冒頭のブラームスまでがカビ臭く感じられるのはとばっちりのイメージダウンである。
まずは映画の舞台に閉塞感を覚えるが、それは周囲に90年代の東京の都市空間が広がっているはずなのに、高度成長期以前のように見える場所だけ選んで暮らしているように見えるからである。東京にこのような生活空間があった(ある?)こと自体は否定しないがあまりに作為的で、時々映る超高層ビルもわざとらしく見えている。また家屋が古いのはまだしも、兄妹の行動様式があまりに古臭いのは正気が疑われる。もともと親世代からしてかなり古風な人物だったのだろうが、その生活態度を子がまた固守するのではタイムトラベルものになってしまう。買い物の途中で会った友人の台詞も言い訳のように聞こえていた。
一方でストーリーに関しては、兄妹に何やら心境の変化があったらしいことはわかるが、しかし極めて特殊な家庭の話であり、どうせ他人事であるから深入りしても仕方ないという気になって共感するどころでない。名前は似ていても、見る人それぞれが何らかの感慨を覚える「東京物語」とはやはり全く違うものと感じられる(そういう比較は求められてないかも知れないが)。そのほか人間を豆腐に例えるのは、そこはかとなく嫌悪を催すのでやめてもらいたい。 

以上、妹役の女優(映画初出演)に敬意を表して最大限好意的に見ようとしたわけだが、結局好きになれない映画だった。これまでDVD化を待望していながら嫌いというのも何だが、まあ以前から内容はわかっていたので今回見て初めて落胆したというわけでもない。
なお個別の場面では、妹の「何もしてないよ」という台詞には微妙に感心した。ここで彼女は雑誌か何かを見ていたようだが、それは一家の主婦としては“何かしている”うちには入らないというわけである。そのほか昔の日本家庭の細かい描写は気が利いており、また全般的に説明に頼らない心理描写には見入ってしまうところがあった。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 4点(2015-07-18 12:19:50)
7.《ネタバレ》 鬼子母神の古い家を受け継いでしまった兄妹は、家に見合うようにしっかりしなければならないと、戸主らしい夫婦のようなたたずまいを見せざるを得ず、古風なスタイルに傾斜していく。ここらへん、いじらしいのだ。兄妹でじゃれあいをしない。自転車で兄を追い越すときも「おにいちゃん」などとじゃれない。だから終わりのほう、都電の中で兄妹が兄妹らしく脚の上げっこをするシーンが光る。墓参りの帰りで、家を守る“夫婦”の役割りを離れ、子ども時代の兄妹に戻れたのだろう。兄が座椅子を買ってくるが、妹はどうも使いたがらない、というエピソードもあった。コタツに前屈みになりたいんだな。二人のこの“夫婦”の関係が危うくなると時計が止まる。ゼンマイを巻く妹を、見上げる兄の目には女が映っているような。妹がいなくなって初めて、テレビを見るシーンが出た。天気予報という外部が映っている。帰ってきた妹に「風呂にはいれよ」と言う。で、いいのはラストだ。楽園に戻ったところで終わってはいけない。自分から退去していくとこで終わるのがいい。チリと鳴りかける鈴、ふと家事の手を止める妹、静かに門を閉め直し、振り向く兄でストップモーション、にくいね。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2009-07-11 12:00:23)(良:1票)
6.《ネタバレ》  20世紀末期の生活空間としての東京のリアルな姿がこの作品には残されています。東京出身者としては、華やかなオフィス街や繁華街ではない等身大の東京の映像を見ていると本当に落ち着きます(まあ、美しい音楽と映像で美化されている部分もあるとは思いますが)。
 ストーリーも、その美しい東京の姿を引き出すような落ち着いた展開で悪くなかったです。ちょっと緒形直人が若年寄すぎるような気がしますが。
TMさん [ビデオ(邦画)] 7点(2009-05-20 17:02:41)
5.《ネタバレ》 切ない。画もきれい。音楽もよい。でもなんだこのシュチュエーションは。「みゆき」のような展開をみせるのか、はたまた別の展開が用意されているのか期待してみていたが、ほとんど何も起こらなかった。生活感を出すためなのはわかるが、冒頭の無意味な妹の入浴シーンや緒方直人があの童顔で、ちゃぶ台の上の冷奴を瓶ビール片手につっついたりするもんだから余計に違和感が出る。若くして両親をなくした兄妹という設定はいいんだけど、昭和30年代の年季の入った夫婦のような佇まいはどうも馴染まない。その上、兄を想う特別な理由でもあるような献身的な妹がある日、男の元へ出てゆくのも解せない。行って戻ってでは市川監督らしくない。結婚を先延ばしにする兄への想い的なものがほしかった。ただ妹の心象変化として喫茶店でのシーンなどはうまさが光る。背筋をピンと伸ばした硬い姿勢から、ある時フッと背筋を崩す描写などは見事。細かいところでは市川監督らしさが覗えるのだが、ラストの展開といい、どうも腑に落ちないところも多い。話としては散漫とした印象は拭えません。やっぱり設定に無理があったのかな・・。情緒のある美しい画はまちがいないのだが。
カリプソさん [ビデオ(邦画)] 6点(2008-04-12 17:29:10)
4.市川準監督を面白いと思ったことがないんですよ。この映画も兄妹のお飯事チックなのが生理的に合いませんでした。小津監督が好きなのは判るんですけど響かないんですよ。
亜流派 十五郎さん 2点(2005-03-27 23:06:14)
3.一見すると淡々としていて、ある種、客観的な映像に思えるかもしれない。しかし、ほんのさりげない仕草が画面の空気に微妙な色合いを与えているのが分かるだろうか。そんな登場人物たちの僅かに揺れ動く情動が、僕らの心の澱にもささやかな波紋を広がらせるのである。簡単に言えば、、、なんかミョーにしみじみしちゃうんだよなぁ。
onomichiさん 10点(2004-02-17 23:58:32)
2.緒方直人の淡々とした、演技が良かったです。そして、妹役の彼女可愛かった。テレビで、1度見たのですが、頭の隅から、題名、シーンが、離れません、不思議な映画です。映画って本当に素晴らしいです。
yasutoさん 10点(2003-11-13 00:06:18)
1.下町の雰囲気が好きなので、この映画は舞台設定だけで好きになってしまった。お話し自体はリアリティがありそうで、でもないですよねやっぱり。いないよな、こんな兄妹(笑)緒方直人の臭い演技が鼻につくが、粟田麗はベストキャスティングだと思う。映画を観た後に雑司が谷を散歩しましたが良い所ですね。小津の真似とか言われるみたいだけど、特に気にはならなかったです。
じふぶきさん 7点(2003-06-03 14:07:46)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.78点
000.00%
100.00%
2111.11%
300.00%
4111.11%
500.00%
6111.11%
7333.33%
8111.11%
900.00%
10222.22%

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