5.《ネタバレ》 生〃しい映像は このうえない「リアル」感 と共に とてつもない重い何かを訴える 戦争という特殊な状況 でも そこにある 人としての誇り 心の支え 何が正しくて 何が間違っているのか その映像は 心の 奥底に 深く問いかけてくるかの様でアリマシタ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-09-15 23:23:03) |
4.日本軍の残虐行為ばかりが強調された「反日映画」という評も見かけますが、全くそんなことはない。実際、当時の日本軍は劇中で描かれた通り残虐だったんだから仕方ない(日本の捕虜収容所での死亡率は、ドイツのそれの3倍だったとか…)。むしろ、「なぜ日本軍は残虐なのか?」という部分が描かれていて、非常に興味深い作品になってます。天皇陛下の御為に簡単に使い捨てられる当時の日本人の命は、それはそれは軽いもの。同胞の命でさえ、そんな軽々しいものと考えてる日本軍が、敵軍兵士の命に寸分たりとも価値を見出すことなどあり得ない。その上、武士道に生きる本物の帝国軍人は、自らの命にすら重きを置かないのです。生きて恥を晒すより、死して護国の鬼たらむ。…黙祷を捧げつつ、6点献上。 【sayzin】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-14 00:08:32) |
3.《ネタバレ》 カーライルに引かれてレンタルし戦争ものかと思って鑑賞すれど、それでもかなり重い作品でした。 人間らしさを失わなかったアーネスト・ゴードンたち。たとえ捕虜にされ自由を奪われたとしても心や頭の中にあるものは誰にも奪えないのだという事と同時に、人間にとってそれが最後の砦なのだと思います。そしてそれこそが人間の価値なのだと思います。 またキャンベル少佐とイトウ軍曹は結局のところ似た者同士だった訳です。強い信念を持ち自ら信じるルールを頑なに守っている彼ら。そんな彼らの性格が駒として利用されてしまう戦争という状況は悲劇です。こんな状況下で出会わなければ二人は友人になれたかもしれません。戦闘シーンなどなくとも戦争の残酷さがひしひしと伝わってくる作品です。それから日本人キャストは存じない方々ですが、皆、役の雰囲気に合っていて良かったです。 【ミスター・グレイ】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-14 17:33:26) |
2.《ネタバレ》 時代考証に若干疑問を抱きました。作品の本筋は結構良いのですから,この点をもう少しきっちりしてほしかった。例えば,1942年初頭の英国人が「カミカゼ」なんて言葉を知るわけがないのですが…。また,二番目に善玉の日本人の軍人(丸坊主で日本刀使い)は,どう考えても三島由紀夫としか思えませんし…。 【malvinas】さん [映画館(字幕)] 5点(2005-06-12 03:32:36) |
1.旧日本軍の捕虜収容所に入れられた、英、ニュージーランド兵達を強制労働させ、420キロの鉄道路線(死の鉄道)を造らせた実話の映画化です。日本兵の非道極まりない暴力に耐え、生きるために勉強会を開き、人間らしさを守りぬく兵士達の心情がリアルに描かれています・・・。通訳をしていた日本兵、永瀬隆さんと、捕虜になったアーネストの絆も丁寧に盛り込まれており、ラストでの本人同士が再会する実際の映像から、「戦争は愚かで、大きな過ち」であることを教えてくれます。今現在、日本軍の負の部分が垣間見れる貴重な作品です・・・。 【sirou92】さん 5点(2003-10-16 00:08:15) |