6.頑張ってはいますけどねぇ、けっこう躊躇せず人を殺すテロリスト集団なんですが、どっちかっつーと部下がおマヌケ集団て感じだし、ブルース・ウィリスのようにヒーヒー言いながらテロリストに立ち向かうふつーのおっさんではなく、マシンガンの嵐の中でも弾の当たらないスーパーマン化したリンチェイなので見ててあまりドキドキ感が沸いてこないし、ジャッキー・チュンによるコメディ要素(という非現実)を入れたために、さらに緊迫感が薄まってしまってます。詰めの甘い、香港映画らしい大雑把さ。やはり『ダイハード』と比べて観てしまいますよねぇ。/テロリストの計画が崩壊し、せめて最後の決着をつけようと待ち構えるところでベートーベンの『運命』は無いわ~。でも、私もこれ見てジャッキー・チュンの見かたが変わりました。 |
5.オープニングからいきなり過激。妻子どころか十数名の子供が乗ったバスもろとも爆破。ん~、なんでもアリの香港映画らしいなぁ。ハリウッド映画で主演したのはなんかイマイチなのが多いのでやっぱ本場香港時代のはいい。なにより動きが凄い。爆破シーンで見せるスタントの動きも凄いけど、やっぱリー・リンチェイの動きは格別ぅ。相方(?)のジャッキー・チュンのヘタレ人間っぷりからすげー人間に変化していくさまも見てて面白い。香港版「ダイ・ハード」とで宣伝しても異論は全くないですな。パクリでここまでやるのもある意味立派。むしろ、こんなにも面白く出来たアクション映画ってのもあんまりないんじゃないですか?うーん、DVDが欲しくなってきた。 |
4.《ネタバレ》 面白い。パロディとしてもオパクリとしても。キャラが生きています。リンチェイもチュンもかっこいい。チュンを少し見なおしました。お勧めです。 【yu-mi】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-05 17:58:42) |
3.まず、ものすごいパクリに驚いた。リンチェイ作品にしてはアクションが物足りないけど、ジャッキー・チュンに心が奪われてしまったので(色んな意味で)気にならないかも。いや、とにかく驚いた。 【よっさん】さん 5点(2004-04-16 12:11:15) |
2.《ネタバレ》 冒頭でイキナリ家族を失うジェット・リー。僕はこれをやられると見る気をかなり無くします。しかもジャッキー・チェンのファンに怒りを買うようなシーンも多数見せられてゲンナリしたあげくジェット・リーのバトルが他の作品ほど冴えない気がしました(まあジャッキー・チュンは後半カッコ良かったですが)。やはり僕はバリー・ウォン監督とはそりが合わないですね。 【ナニワの梟】さん 4点(2003-12-16 00:50:03) |
1.コレはなかなか拾い物の一本。アクションが派手で、特にクライマックスはかなり興奮します。テロリストが爆弾をしかけたマイクロバスにはリンチェイの妻子が。救出に失敗し、妻子を失ったリンチェイ、警察をやめて、スタントマンの道へ。自分でスタントをこなすのを売りにしている(はずの)アクションスター、ジャッキー・チュンの吹替えを秘かにやっているという・・・チュンですよチュン。チェンじゃないですよ。あ、この役、ジャッキー・チェンがやってたら意味深で面白かったかもね?(ウソですゴメン)。っちゅうわけで、彼の狂言回しで笑いにも事欠きません。それでいて、アクションの方は再びテロリストとの戦いを壮絶に描き、そう、確かに基本は『ダイ・ハード』、そこに『スピード』っぽい部分も加わって、かなりサービス精神が行き届いております。強いて言えば、それら米映画をちょっと意識しすぎですかね、「香港映画だってココまでできる!」という作品よりも、「香港映画だからこそココまでできる!」という作品を期待しておりまする。 【鱗歌】さん 7点(2003-11-22 07:21:16) |