2.《ネタバレ》 もうずっと昔、今は無き東京ファンタスティック映画祭のオールナイト上映で観ました。
内容だけで言えば本当にいいかげんな映画という印象ですが、実現しなかったとは言えダリオ・アルジェントがプロデュースしてルチオ・フルチが監督する予定だったことを考えると、イタリアンホラーの灯を絶やすまいとする夢の企画であったと同時に、その灯が完全に消えてしまう最期の瞬間でもあったんでしょうね。
クライマックスに真鍮製のターミネーターが何の脈絡も無くいきなり登場したとき、劇場内にどよめきが起こったのをよく覚えています。
現在は見るのが少し難しい状況になっているようですが、久しぶりに見てみたいな~と、ふと思い、レビューしました。