戦艦シュペー号の最後のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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戦艦シュペー号の最後

[センカンシュペーゴウノサイゴ]
The Battle of the River Plate
1956年上映時間:119分
平均点:7.50 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
ドラマ戦争もの政治もの
新規登録(2003-12-03)【オオカミ】さん
タイトル情報更新(2024-10-27)【イニシャルK】さん
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監督マイケル・パウエル
エメリック・プレスバーガー
キャストピーター・フィンチ(男優)ラングスドルフ艦長(ドイツ海軍戦艦シュペー号)
アンソニー・クエイル(男優)ハーウッド提督(英海軍エイジャックス号)
バーナード・リー(男優)ダブ船長(商船アフリカ・シェル号)
ジョン・グレッグソン(男優)ベル艦長(英海軍エクセター号)
イアン・ハンター(男優)ウッドハウス艦長(英海軍エイジャックス号)
ジャック・グウィリム(男優)パリー艦長(英艦アキリーズ号)
マイケル・グッドリーフ(男優)マッコール大佐
パトリック・マクニー(男優)メドリー艦長
ダグラス・ウィルマー(男優)フランス公使
クリストファー・リー(男優)マノロ
ジョン・シュレシンジャー(男優)捕虜
バリー・フォスター(男優)(ノンクレジット)
ナイジェル・ストック(男優)(ノンクレジット)
ドナルド・モファット(男優)(ノンクレジット)
アンソニー・ニューリー(男優)(ノンクレジット)
デイヴィッド・ファラーナレーター
中村正[声優]ラングスドルフ艦長(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
臼井正明【俳優】ハーウッド提督(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
上田敏也ウッドハウス艦長(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
村越伊知郎マッコール大佐(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
羽佐間道夫マイク・フォウラー(日本語吹き替え版【フジテレビ】)/ウッドハウス艦長(〃【テレビ東京】)
嶋俊介マノロ(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
北村弘一(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
宮川洋一(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
緑川稔(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
藤本譲(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
石井敏郎(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
仲村秀生(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
納谷六朗(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
木原正二郎(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
青野武(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
鈴木れい子(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
宮内幸平(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
加藤正之(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
増岡弘(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
石森達幸(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
加藤治(日本語吹き替え版【フジテレビ】)
大木民夫ラングスドルフ艦長(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
浦野光ハーウッド提督(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
大宮悌二ベル艦長(日本語吹き替え版【テレビ東京】)
脚本マイケル・パウエル
エメリック・プレスバーガー
音楽ブライアン・イースデイル
撮影クリストファー・チャリス
製作マイケル・パウエル
エメリック・プレスバーガー
美術アーサー・ローソン(プロダクション・デザイン)
ハイン・ヘクロス
録音ゴードン・K・マッカラム
C・C・スティーブンス
その他ジョン・ブラボーン(プロダクション・マネージャー)
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【クチコミ・感想】

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1
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8.史実に基づいているようで知識の無い身にとってウルグアイの毅然とした言動以外は「へぇ、そうなんですね」以上の感慨がなかった作品。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 4点(2023-01-17 00:58:48)
7.2015.01/28 3回目鑑賞。学生の頃鑑賞し感動したことを記憶している。久し振りの鑑賞もやはり時代を感じる。戦争が軽く感じられ、重みが伝わらない。ただ実話をもとにこのような人道的なナチスドイツの人も居たことに驚きと感動を覚える。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-28 19:22:53)
6.《ネタバレ》 同じ英独の海戦をとりあげていても『ビスマルク号を撃沈せよ!』の様な悲壮感や滅びの美学といった要素は薄いですね。海戦が始まると英国側の視点だけになってしまうところはちょっと考えものです。予算や尺の関係かもしれませんね。 でもこの映画の凄いところは、4隻の英国とニュージーランドの巡洋艦のうち2隻は実際にラプラタ沖海戦に参加している実物で、他の2隻も艦形が良く似た準同型艦を使って撮影していることでしょうね。海戦映画は数あれど、その海戦に実際に参加した艦が出てくる映画って他にないんじゃないでしょうか。対するシュペー号は、もちろん現物は海の底なのでしょうがないですけど、米海軍の重巡セ―レムが演じていますがこれが全然シュペー号に似てない。セ―レムは重巡なのにポケット戦艦であるシュペーより大きいんですから困ったものです。ポケット戦艦という艦種は、巡洋艦より強武装だけど戦艦には太刀打ちできないというベルサイユ条約の制限下で建造されたドイツ独特の艦なので、艦隊戦をするには弱すぎて海賊みたいに行動して通商破壊戦をするのが精いっぱいだったんです。 この戦が第二次世界大戦での英独の初戦になるわけですが、双方とも正々堂々と戦ったというのがよく判ると思います。それが大戦が終わるころには互いに国際法を無視した壮絶な殺し合いになっていたというのは、実に皮肉なことです。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-12-22 20:46:11)
5.《ネタバレ》 戦艦はもちろん、兵器全般、当時の情勢にも疎く、そもそも戦争映画が苦手な私。ですが、十分楽しめた。

史実に基づいて撮られているだけあって、英雄譚としては控えめな演出が好印象。

艦長がこのシュペー号自爆後に自殺していた、と、わざわざ伝えない不親切が、何とも美しい。

ヨーロッパの、特に英国の戦争映画って、実に見応えがある。
aksweetさん [DVD(字幕)] 8点(2009-12-20 20:52:00)
4.《ネタバレ》 パウエル&プレスバーガーコンビが戦争映画を撮るとかくも異色のタッチになる、という格好の見本。「眼下の敵」に先立つ高潔かつ人間味溢れるドイツ軍人を描き抜いた逸品としても史料的価値は計り知れない。余談だが、「某機動戦士」アニメで主人公らの母艦が中立地帯であるサイド6へ逃げ込み厄介もの扱いされる場面があるが、富野カントクは意外に本作を手本にしてたりして(CNNぽい実況が入る辺りも)w。個人的にはモンテビデオ港内でのウルグアイ政府と英仏独公使との政治的な駆け引きも面白いと思ったが、やはり海軍の協力の下に撮られた本物の戦艦による艦隊戦場面が出色の出来で特に印象深い。破壊力と射程の長さでロングレンジ戦の方が有利なはずのグラフ・シュペーが何故3隻の巡洋艦に接近戦を挑んできたのか?作中では英海軍側からの一方的描写となるため、ラングスドルフの意図がハーウッド提督と同様に観ているこちらにも全く読めず、シュペー内に収容された捕虜の英船員らと共に「海戦やってるらしいが、何が何だかよく分からん」という焦燥感を同じくすることができる。エクセターの大破&離脱シーンも実にスリリング!ラストのオチも下手なカントクなら玉砕覚悟の特攻をかける、みたいな安っぽい”滅びの美学”に走っただろうが、流石にこのコンビは一味も二味も格が違う。イヤ堪能しました。これでラングスドルフをドイツ人男優に演じさせてたら、文句ナシに10点だったんだけどなぁ(いやピーター・フィンチも良かったけどね)。そこだけチョット減点。でもオススメ!
へちょちょさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2005-09-09 13:49:23)
3.《ネタバレ》 戦争映画としては、史実に基づいており中々の出来栄えである。
最後に、物語の冒頭で沈んだ商船の船長とシュペー号の艦長が会話をするシーンが印象的だった。
過去、こういう戦争の話もあったんだと考えさせられた。
哀しみの王さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2005-09-05 16:41:34)
2.《ネタバレ》 冒頭の連合国の商船を沈めて乗員を収容から英国巡洋艦との戦闘までの場面が、次にはウルグアイでの外交戦となり、最後の自沈と切り替わっていく映画です。戦艦となっていますが公式には大口径砲と重装甲の重巡洋艦で、その代償に砲の数が少なく速度が遅いので多数の巡洋艦に間合いを詰められて圧迫されて中立国のウルグアイの港に入港したのだけれど、国際法の規定で出港しないと接収されてしまうし、いつ中立が破られるかも判らない情勢なので自沈か出港して交戦(それもどれだけ敵艦が集まっているかは不明)の選択を迫られて、部下を救うために自沈して艦長は自殺となったのは仕方ないでしょう。ちなみに艦名のシュペー提督はWWIで南太平洋での通商破壊に活躍した後に、すぐそばのフォークランド沖海戦で乗艦の巡洋艦シャルンホルストと運命を共にしています。(乗員共に生存者無し)小国ウルグアイが英国、ドイツの両者との間で自主性を保とうとの外交戦もこの映画の重要テーマです。この場面はCNNは無かったけれどラジオで全世界に実況されたのでも有名になりました。
たいほうさん 7点(2003-12-03 11:32:16)
1.第二次世界大戦中の南米ウルグアイ。ドイツ海軍の戦艦グラフ・シュペー号は、イギリス海軍の包囲を抜けて、当時中立国だったウルグアイの首都モンテビデオ沖に逃げ込んだ。外交交渉によってシュペーを追い立てようとするイギリス。国際法により認められる滞在期間は24時間。修理のための滞在延長を求めるドイツ外交官。刻々と時間が迫る中、なんとかしてシュぺーを拿捕しようとするイギリスに対し、、ドイツ軍艦長ラングスドルフ(ピーター・フィンチ)はそれを逃れるため最後の手段に出る。戦後10年ちょっとで作られた作品にしては、ドイツ軍をさほどの悪役にしていないのは、イギリス映画だからということでしょうか。それとも、ポケット戦艦として有名だったシュペーを追いつめたイギリスの自慢があるので、寛大な態度を示しているのでしょうか。いずれにせよ、紳士然としたピーター・フィンチの演技には感銘を受けます。割りとドイツ海軍には反ナチスの考えを持った人物が多かったことの現れでしょうか。
オオカミさん 8点(2003-12-03 09:20:26)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4112.50%
500.00%
600.00%
7337.50%
8225.00%
9112.50%
10112.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 2.00点 Review1人
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