83.泣けました。すごく泣いてしまいました。初恋の男性がイケメンでないところが良い。同じ東洋人として感情移入できました。ただこれがハリウッド映画だったらどうかな?とにかく最近の韓国映画のパワーに感服します。 【tonao】さん [映画館(字幕)] 8点(2020-07-09 15:15:55) |
82.《ネタバレ》 やはり外国映画だからなのでしょうか、文化的な違和感(韓国人の名前は覚えにくいですね、ハングル文字も読めないし)もあって主人公への感情移入が今一つできずに、噂で聞いていたほどには涙ボロボロにはなりませんでしたが、十分楽しめました。半分過ぎるあたりまでは、これって単なる高校生の恋愛物なのかっていう感じで先行き不安にはなりましたけど。父から母へのラブレターが実は代筆されたもの、そして現在においてもメールの代筆が二人を結びつけたというプロットは気に入りました。 ラストでジヘとサンミン先輩の関係をくどくどと説明せずに、何となくほのめかすのに留めたのも良かったです。しかし、ジヘの方は母親ジュヒの残した手紙で過去のいきさつの詳細を知っていたとしても、サンミン先輩の方はなんでそこまで父親の過去を知っていたのでしょうか(図書館まで雨の中を二人で走る時に、「番小屋」と言ったり、プレゼントの箱の中のカードの文面がジュナがジュヒの門の前に残したものと同じだったりしたのは、観客に息子だと分からせるための伏線だったのでしょうけど、あまりにも知りすぎているので実は彼はジュナの亡霊なのかとか思ってしまいました) 【キムリン】さん [DVD(吹替)] 6点(2018-03-04 17:14:49) |
81.《ネタバレ》 純愛ものド真ん中の雰囲気は好きなんだけど、奇跡や運命で片付けるには物語に都合のいい偶然がちょっと多すぎたような。親と子の二代に渡る物語だが、親であるジュヒとジュナの話はもうベタベタの悲恋。「三角関係」「自殺未遂」「親の反対」「戦争」「盲目」「早逝」と、それっぽいアイテムを総動員しながら、愛し合いながら結ばれない二人を描く。そして、その血を受け継ぐ女の娘と男の息子が、二代に渡った愛を結実させるという、いかにも韓国ドラマらしい展開。 ひと昔前の少女マンガのようで突っ込みどころはいろいろあるけれど、ソン・イェジンが魅力的なので、ストーリーの足りないところをカバーしている。『猟奇的な彼女』と同じカノンがBGMに使われているし何だか少し似てるなと思っていたら、監督が同じだった。『猟奇的な彼女』は感情移入できたけど、こちらは少し作りすぎていて、さあここで泣けといわんばかりのポイントでもそれほど入り込めず。 傘の話でジへがサンミンの気持ちに気づくあたりは、ドラマチックで良かった。サンミンのほうは、父の悲恋や、ジヘが父の愛した女性の娘だということも知っていてのアプローチ。一番かわいそうなのは、結ばれなかったジュナでもジュヒでもなく、実はジュナが結婚した相手の女性では? 夫の心にあるのはずっと別の女なのだから、映画には登場しなかったがこの女性の哀しさに思いを馳せてしまう。 また、ジュナの早死にの原因に触れられていなかったが、病死か事故死か、それとも自殺なのか引っかかる。 この映画が都合よく無視している部分に、メインストーリーに付随しているリアルでどろどろしたものが隠されて、綺麗なラブストーリーにごまかされてしまったような気がしないでもない。 【飛鳥】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-17 02:06:58) |
80.いかにも韓国らしい、ストレートな恋愛映画で嫌いじゃない。でも意味が感じられないシーンが多く、何よりも現代の恋愛の描き方が雑なのが残念。主役の可愛らしさに5点。 【noji】さん [地上波(字幕)] 5点(2015-05-06 00:57:24) |
79.《ネタバレ》 期待通りの、泣ける映画でした。しかも、激しい感情に揺さぶられて泣けるのではなく、静かに泣ける映画です。周りにいた観客も、すすり泣きしている人が多かったです。ラストのあたり、母の恋と娘の恋、ふたつの愛が時を越えてつながるというくだりは、もう涙が止まりませんでした。韓国の人って、日本人より感情の深さの度合いが大きいのに、素直に表現することができない人が多いんですよね。そこがまた、今の日本人の乾いた心に響くのでしょう。 クラシックを主体にした音楽も良いです。主題歌も台詞が見事にストーリーにシンクロしています。この作品のキーワードは、「蛍」と「雨」。母の恋では、街頭の灯りの点滅を蛍の光に絡めていますし、娘の恋でも傘が重要な役割を果たします。見る前はもう少し陰気な雰囲気の映画かと思っていましたが、ところどころで笑わせてくれる演出も、この監督ならではの味付けでしょう。途中で少しダレてしまったり、ギャクが下品なのはマイナス点ですが、全体としては素晴らしい映画です。 本作を見ていると、韓国と日本の、細かいけれどもたくさんの違いがあることを教えられます。それが何であるかは、この映画を見ると理解が深められるでしょう。 【mhiro】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-08-20 21:44:32) (良:1票) |
78.《ネタバレ》 気恥ずかしいメロドラマだ。CGで描かれた虹や蛍が、チャチな玩具のようにきらきらと画面を彩る。現代の主人公ジヘの女友達が悪役的恋敵としてとことんカリカチュアされるように、脇役たちがまさに脇役としてのみストーリー上都合よく存在する人物造形もまた、ひどく深みに欠け幼稚だ。現代のジヘとサンミン、過去のジョヒとジョナ以外の登場人物たちは一様に、 まるで現代のシーンで描かれる美術館の絵画のように、それぞれの「二人」を取り囲む書き割りとしてのみ存在する。けれどまさしくそれこそが恋、なのだろう。恋はそんな風に傲岸に世界を二人だけのものにする。それが喜びに溢れる世界でも、悲しみに溢れる世界であっても。本作の冒頭、箱の中に隠された過去の手紙(写真)が魔法の風に吹き飛ばされ、母の悲しい初恋が解き放たれるという展開は、大林宣彦監督の『さびしんぼう』を髣髴させる。大林は『さびしんぼう』に寄せた文章の中で「純粋な恋の物語の向こう側には、残酷な愛の物語もまた存在する。」と述べているが、ジェヨン監督が本作で描くのは、まさに大林が言うところの現在の純粋な恋の物語と、その向こう側に痛ましく隠された残酷な愛の物語である。ジョヒとジョナ、ジヘとサンミン、それぞれのまぶしいばかりの恋の有り様をジェヨン監督はまっすぐに照射する。彼らは遠くから近くから、いつでも全力で愛する人のもとへと駆け寄る。互いを探し求め、走り、階段から駆け降り、抱きつき、互いの距離を埋めるべく一心に相手へと近づく。それはまるで、一直線なその動きそれ自体が恋であると高らかに告げているかのようだ。雨のキャンパスを傘を差さずに走っていくジヘは、体を打つ冷たい雨粒すら喜びに変えて走る。彼女を歓喜させ衝き動かすのは、言うまでもなくその先にサンミンがいるからだ。愛する人への距離を縮め「一人」から「二人」となるために走る。その一歩一歩の、この上ない幸福。突き抜けた恋の喜びと躍動がそんな彼女の疾走からきらきらとほとばしる。「傘があるのに濡れるのは私だけじゃないのね。」ジヘの言葉は雨宿りに始まり決して叶うことのなかった母の初恋をも、そっと慈しむように包み込んでいくようだ。恋は喜びだ。たとえそれがどれほど悲しい恋であっても。訪れる悲しみも、引き裂く別れすらも、二人の胸に刻まれた喜びのその虹を消し去ることだけは、決して出来はしないのだから。 【BOWWOW】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-11-25 10:02:39) |
77.《ネタバレ》 二つの恋愛が描かれます。母(ジュヒ)の恋とその娘(ジヘ)の恋。二つの恋はシンクロして美しく描かれます。両者は恋人のラブレターの代筆をしますが、やがてその相手と恋人になります。雨が重要な役割を果たしていますね。ずぶ濡れになった姿が、恋の感情をストレートに表現できるからでしょう。あと雨後に虹が立つから。虹は天国への門であるとされ、死が暗示されます。蛍とネックレスも重要な要素です。が、強引に二つをリンクさせたことが失敗です。ジュヒとオジュナの恋が、その娘と息子に引き継がせる必然性がわかりません。それぞれ家庭を持っているのに、昔の恋をそんなに大切にしますか?遺灰まで持ち出してきて、悪趣味と思いました。他にも疑問が。テスは何度も倒れますが、フォローがない。テスが自殺未遂で重態のとき、見守る家族の姿がないのは不自然。遺灰を川に撒くときにオジュナの妻と息子の姿が無いのも不自然。韓国の蛍は点滅しないの。ジヘはサンミンのカードに書かれた詩とオジュナの手紙の詩が同じであることを知ったとき、サンミンがオジュナの息子とわかったのではないですか?ジヘがテコンドーの達人である設定が生かされていない。ジヘが鳩を邪険に扱う場面やオジョナとテスが遅刻してお尻を殴られる場面など余分なものが多い。ジヘとサンミンの恋は表面的なものだけで、絆が描かれていない。最大の疑問は、ジュヒはどうしてオジュナと結婚しなかったのかということです。相手が失明していても、愛を貫いて欲しかったです。オジュナの失明は二人の愛の象徴であるネックレスを取り戻すことでしたから。コミカルは小ネタはよかったです。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-11 03:21:00) |
76.主演の女優さんが可愛くて観ていられましたが、ストーリーがチープでしょう。韓国人が考える悲劇って、記憶喪失と盲目のどちらかしかないのですかね。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 4点(2009-01-08 21:46:19) |
75.ファンタジー的要素が強い作品。まさに「ラブストーリー」です。脚本が秀逸。期待せず素直な気持ちで観るとより楽しめます。 【SODOMOJO】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-17 23:00:42) |
74.《ネタバレ》 実にくだらない。 猟奇的な彼女の監督だが、猟奇的と全く同じ音楽を使ったりと異常。 親子2代に渡る純愛物語なわけですが、実にくだらない! 三角関係・自殺・地位の立場乱用と素晴らしいですわ。 ぶつ切りだし、俳優人も馬鹿っぽいの多いし、最後のどんでん返しもどんでん返しになりきれてない。 韓国映画のクオリティを疑いたくなる出来・・・。 猟奇的が良かったのでなんとなく見てみたが、猟奇的はハリウッド要素が多いラブコメだから良かったらしい。 純愛好きな人は好きなんじゃないの?っていう程度。 |
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73.《ネタバレ》 前半の母の恋は田舎の風景もエピソードも素敵に描かれていたと思う。しかし駅での別れの場面から演出がウザくなり始め、そして戦争シーン。いきなりドンパチが始まった時には呆気にとられた。そして目が見えなくなったっていう不幸演出にドン引き。この映画に映像で見せる戦争シーンなんて必要ない。その分の制作費をエピソードが物足りなかった娘の恋の話に回した方がよっぽどましだったと思う。 |
【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-03-28 11:05:13) |
71.《ネタバレ》 ペンダントを取りにいって良く死ななかったねえ、などは許すとして、ジュヒの旦那とジュナの奥さんはいい面の皮ですね、などとさえ思わなければ、感動できます。ジュヒの旦那とジュナの奥さんが実は不倫でお互い付き合っているという話でもう一本映画がつくられるかも?「猟奇的な」と「僕の彼女」を関連付けた監督だからやりかねないかも。 【ダルコダヒルコ】さん [DVD(吹替)] 5点(2008-03-08 14:53:42) |
【ジダン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-11-10 18:03:21) |
69.《ネタバレ》 母と娘の恋の物語が、時を越えた愛へと変わる。タイトルの通りまさしく純愛映画でしょう。母と娘を演じる女優が同一人物というところで、まるで自分もその日記を読んでいるかのよう。暖かな気持ちに慣れる反面、恋愛をしている2人に振り回されている周囲の人がちょっと気の毒だったかな。でもそんなのは少し思うだけで、挿入歌もとても美しく、素直に感動出来る作品でした。 【★☆ マリア ☆★】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-08-14 00:49:06) |
68.音楽がいい。いいエピソードの数々ですね。これで、でかい友人役のイ・ギウのファンになった。 【Michael.K】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-02-25 16:53:00) |
67.《ネタバレ》 ちょっとだけ泣けます。やはり昔の恋愛の「甘く、せつない」みたいなものを感じさせてくれる点。好きな人と簡単に結ばれることのつまらなさ。ってのが最近の恋愛だと実感します。 ただ、首つった人がまだ生きてます!爆撃受けても生きてます!みたいなのはどうなんでしょうか?逆に命の重みを感じさせない感じで、冷めました。 【りょーた】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-01-04 18:52:31) |
66.決して不満というわけじゃないけれど、ラストの蛍が飛び交う川べりのシーン、現代パートの二人に、過去のジュナがジュヒに蛍を手渡しした映像を淡くオーバーラップさせればこのピュアなラブストーリーが更に美しく完結するんじゃないかなって思ってしまった。勝手に自分で創作したありもしないシーンを思い浮かべ、また滂沱と涙を流してしまった俺、アホやな・・・。 (追記)本当は印象に残る名台詞の項に書くべきなんだけど、長いんでこっちに追加します。この歌詞の内容を読んで映画を観るとまた更に泣けてきて困るW 『夕暮れの丘の向こうから 君は僕を見つめていたね 言葉にできない僕の気持ちを 君 は知っていたのだろうか 僕たちの出会いは偶然のように思えるけど 虹の門をくぐって 天国に行っても 君を愛する気持ちは変わらない 愛すれば愛するほど 君への想いで胸が痛む でも信じて欲しい これが別れではない事を・・・ ようやく気づいたんだ 愛は隠せないものだということを 偶然のように突然現れた君 今、君は僕の運命になったんだ 愛すれば愛するほど 君が遠ざかる気がして怖かった でも信じてほしい これが別れではない事を これが別れではない事を・・・』 ~流れているシーン ジュヒとジュナがお化け屋敷に行って夕立に遭う川沿いの道/二人が雨の中別れをめぐって悩む映画館の裏/ラストシーンジヘとサンミンがくちづけをする蛍の橋~「愛すれば愛するほど」日本語訳詞 根本理恵氏 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 9点(2006-11-23 17:38:35) |
65.《ネタバレ》 あぶねーっ!なんてキケン!ってヒヤヒヤしながら見てました。だってミスリードいっぱいで脚本がいつ破綻するか心配させっ放しなんだもん。回想シーンに更に回想シーンを重ねるのは、日記という具体的なブツがあるので良しとしましょう。しかし、そもそもその回想自体が途中からアヤシくなっていって、ああ、やっぱりあっちがとーちゃんじゃん、となると回想全体の存在があってはならないモノって事になっちまう、一体どういう事・・・ってそうきたか、ああ、全部繋がった、良かったぁ、って。中盤で息子の件まで含めて読めてたんですけど、矛盾してそうなピースがいっぱい散りばめてあって、ラストで全部繋ぎました、っていう描き方に見事に翻弄されました。だから途中で感動的なシーン、泣かせシーンがあっても、こちらは構成と格闘状態でそれどころじゃないよ、って。最後のピースがはまってペンダントを出した時点でどわーっと感動しちゃいましたけどね。二代に渡って結ばれる運命のおはなしは、ベタとか古臭いとかで片付けられなくもないけれど、やっぱりこういうのを、心のフィルターなしで味わうのもまたいいんでないかな、と。映画を見終わってもまだ「ん?」と心にひっかかってる部分がなきにしもあらずですが(次代の出会いは結局「運命のめぐり合わせ」という名の偶然だよね?)、丁寧に作られているので好感の持てる映画でした。韓国映画はいつも画面作りが丁寧なのがいいです。 【あにやん🌈】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-11-16 01:34:29) |
64.以前から期待していてようやく観れた作品でしたが、正直期待はずれだった。とにかく長い。最初は主人公2人を好意的に見ていても、こうもクドクドと現実離れした恋愛話を続けられると気持ちが作品から離れていくのも致し方ないのではないか。途中に挿んであるギャグもしょーもない。映像と音楽が良かったから最後まで見れたものの、ストーリーには何一つ共感・発見するものは無かった。(韓流ファンの人ごめんなさい。) 【wood】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-10-14 12:25:14) |