61.ビノシュが望んだ結末でなく、カラックスが望んだ結末だったらどうだったのだろう。 どちらがよかったのだろう。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-08 18:12:02) |
60.《ネタバレ》 純粋な愛だなぁと思いました。ボロボロの二人が花火の中で戯れる橋の上。CGでは感じられない美しさがありました。この映画の見ごたえ十分さには、人には教えたくない名作だって気がしました。公開当時は、ずっとロングランだったらしいけど、今の若者はこんな映画体験、あまりしないだろうなぁ。うふふ、とっておきの一本だ。今ではDVDもあって、女性なんかにプレゼントすると、ポイントアップって感じの作品です。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2012-11-13 08:09:54) |
59.10年前に見て衝撃を受け、もう一度見返したら少し感動が0.5点分減っていた。今の映画と比べちゃかなり地味になったからなかなぁ。 【afoijw】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-03-04 16:20:13) |
58.天涯孤独ほどつらいものは無い。 やはりこの世は1人では生きていけない。 今後“愛”をテーマにした作品として、 本作を一番に挙げるだろう。 現在、私は28歳。 もう少し早く出会いたかった。 【ナラタージュ】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-05-16 11:32:36) |
57.アレックス三部作、最後の作品。 前、前作のような画面から発散される「若さ」だとか「青さ」みたいなものを全く感じ取ることができなかった。 これらの理由として、ビノシュとの破局、予算超過等々様々な理由が挙げられているが、やはりカラックス自身30を過ぎ、もう子供ではなくなったことが最大の原因なのではないかと感じる 【せかいのこども】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-11 22:12:21) |
56.《ネタバレ》 これはカラックスのピークといっていい作品なのかな?しかしですねえ、当時まだ小さかった子ども二人を夫に頼み、「汚れた血」とこれの二本立てリバイバル上映にウキウキ出かけたのですが、期待しすぎた私がいけなかったのかなあ、ノリたいのにノレなかったです。 二本続けて観て気づいたのはカラックスの作品というのは完璧な色彩設計の計算された映像を観るためのものであって、あらすじを追い人物に感情移入できるものではないということ。私の場合、これでは飽きてしまうのね。とりわけビノシュ演じるミシェルはダメでしたねえ。アレックスを見捨てたのになんでまたノコノコ現れるんだ?カラックスはこの作品でいったい何が撮りたかったのかといえば、ビノシュが花火をバックにボウイの曲で踊るシーンと水上スキーしてるとこだったのかもしれない。 【envy】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-10-27 15:41:40) |
55.《ネタバレ》 ラストシーン、雪の降りしきるポンヌフ橋での、ミシェルとアレックスの再会シーンに打ち震えた。 これ以上なく美しいシーンであり、まるで二人の心象風景の様に美しい雪のシーンであった。 恋愛モノとして、内容の純粋さは際立っており、レオス・カラックスによる美しい映像との相性は抜群であった。 その他、印象に残るシーンは数多くあり、“アレックス三部作”の中では一番好き。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-03-27 17:06:31) |
54.《ネタバレ》 花火がドーーン。 彼女のポスターを燃やすシーンが秀逸。 【翼ネコ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-11-17 11:25:47) |
【Balrog】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-07-06 23:20:34) |
52.《ネタバレ》 絶望と疎外感の中で生きている男女のラブストーリーが、レオス・カラックスの独創的で素晴らしい映像感覚で表現されていて見応えのある作品でした。 あの花火と水上スキーのシーンは、幻想的で華やかな美しさが奇跡的に映像として結実していて、まさに映画史に残る名シーンであると断言できますね。 【TM】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-06-06 16:53:17) |
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51.すいません。引きました。 こういう生き方をしている人を思い浮かべてしまって、大丈夫かよ?って突っ込んだ。 こういうのより、歩いてあえる距離にすんでるのに長電話でだらだらポンヌフの恋人につっこみ入れて昼を過ごして、夜遅くまで一緒にお茶を飲んで過ごすような恋仲の方が好きだ。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-03 21:20:29) |
50.素晴らしい映像と、ちょっとどうかなと思う話の展開とが半々ずつぐらいでした… 【j-hitch】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2009-01-02 18:16:19) |
49.《ネタバレ》 フランス人ってホント運命的なものが好きなんだなぁと感じてしまう。恋に盲目であるが故に行動が実直過ぎるのは、正直、日本人にとっては少々不可思議にもとれてしまうんですよね・・・。でも、ドニ・ラヴァンの執着心には感服。彼でしか成し得ない役どころではあると思うが、カラックス3部作「汚れた血」での印象が強かったせいかいまいちのめり込めなかった。作品自体は、莫大な製作費を掛けただけあって、ポンヌフ橋の造形美は素晴らしいし、撮影中の困難さも伝わってくる。あの花火のシーンはホント美しい。そして抱き合うシーンも。 【シネマブルク】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-18 09:59:10) |
48.公開時に一度見たきりなのに、強烈に印象に残っています。 そんな生き方もありなの?って思いました。その後、フランス映画をいろいろ見るにつけ、フランス人は(フランス映画は)恋愛に関してはものすごく狭く深く自己中であることが判明。恋愛中はほかの事はどうでもいいのね。 【のまっと】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-11-09 22:49:05) |
47.《ネタバレ》 冒頭、青白いトンネルの光を追うように、コダーイの無伴奏チェロ・ソナタが流れるシーンが最高に良い。自分の中でのベスト・オープニングだ。しかしその後の映像は美醜がまじり、題名からは想像もできないほど馬鹿笑いとゴミと垢にまみれた恋人達の物語になる。最初の収容所のシーンは特に衝撃だった。あのオープニングから繋がる作品とは思えなかった。でも時折、本当にハッとするほど美しいシーンがさしはさまれているし、笑いどころもあって楽しい映画ではある。しかしアレックス役のドニ・ラヴァンの頭のかたちがすごくて入り込めなかった…。確かに今思うと、彼だからこそこのような美醜が絶妙にまざった映画ができたと思うのだけども。 【リュカ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-07-28 10:24:35) |
46.《ネタバレ》 確か"東京で半年近くのロングラン”と書いてあったので、はじめの方の展開で「おや?もしかして俺、見る作品間違えた??」と思ってしまいましたが、次第に見ていて、作品に引き込まれていきました。 まあ、完全に引き込まれてしまったわけでもないんですが、中盤あたりで、ハンスが初めて自分の身の上を話す場面(マイノリティであるがゆえに、マジョリティになりうるミシェルを"こちらには来るな”と警告するあたり)は、とてもよかったです。 終盤にかけての展開も、まあこういうのもありかなと。 考えて見る、というよりは、感性に訴えてくる作品のような気がします。 【クリムゾン・キング】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-04-04 03:40:46) |
45.《ネタバレ》 全く先が読めない&難解な展開は相変わらずのカラックス作品。途中までいい雰囲気を 出していました。が、最後のハッピーエンドは如何なものか。ストイックなまでにバットエンドにこだわってほしかった。 【将】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-05-07 18:52:39) |
44.私には難しすぎた。 これを理解できるような読解力が欲しい・・・。 【りえりえ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-10-28 02:19:00) |
43.《ネタバレ》 うーわぁ…。 闇・光・水とビノシュを際立たせるための不潔さ(或いはその逆)か?、絶望の末とことん墜ちた中の愛、ってことかしら?…でもそんなんどうでもいいんです。ビルの室内灯がつく瞬間は美しく、酒瓶を投げるビノシュ(何テイク目?撮影トリックかな?)がおかしかった。終盤、彼が倒立前転してる時の二人には、もう涙、、彼女の話は彼らのことのように思えます。彼や罪に対して見え隠れする女ゴコロ、よく描いていたと思います、、まいりました、、究極の恋愛映画だと思います。考えたらワヤやけど、パリ警察の甘さがどうしても気になったので-1点。ラストは JULIETTE BINOCHE が出るタイミングにため息。何も使用料の高い何曲かを流されるより、インパクトある一曲がどんなにいいかってもんです、関西人こんなん好き、心酔族になりそう。/(05/07/14)追記:あーー、ショック!!【りく&あん】様に教えていただく今の今まで、私これ間違いなく心中モノの大悲劇だと思ってました。あ、それがハッピーエンドなのか・・・全く修業が足りません、出直します。取りあえず、目覚めよ私!とパリ!7月14日。 【かーすけ】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-07-14 18:29:27) |
42.《ネタバレ》 アレックス三部作の最終作。そしてカラックスが映画から遠ざかった、もしくはカラックスから映画が遠ざかった原因となった問題作。巨額の制作費が批判され、会社も倒産という苦汁を味わうことになる今作、その巨額の制作費はおそらく撮影の許可が下りなかったゆえのポンヌフ橋のセットにかかったのだと思いますが、お金をかけただけあって、あの花火のシーンの豪華な美しさはなかなか味わうことの出来ない美を放っています。駅の改札を走りぬけるアレックスや水面を切る石を画面の真中に捉えつづける画は前作の疾走感を継承し、三角関係の一角の作中での不在もまた前ニ作と同様。そしてビノシュのポスターの燃えるシーンは花火のシーンとはまた別の、アートとしての美しさを持っています。それ以上に驚くのは、冒頭の収容所シーンのドキュメンタリータッチで描く生々しさである。男女の恋愛という古典的題材のメルヘン性と現実性の同居は、前作から見せ続けている古典的と新感覚の同居以上に劇的な合致だと思う。しかしラストに唐突に訪れるハッピーエンドは大不満である。バッドエンドだったものをビノシュにねだられて変更したとか。それでいいのか?悲劇だからこそ、あの超ハッピーな花火のシーンが生きてくるはずなのに! 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-07-14 17:03:20) (良:1票) |