鏡の中の女のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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鏡の中の女

[カガミノナカノオンナ]
Face to Face
(Ansikte mot ansikte)
1976年スウェーデン上映時間:119分
平均点:5.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1982-06-27)
ドラマホラーファンタジー
新規登録(2004-04-01)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-09-17)【イニシャルK】さん
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監督イングマール・ベルイマン
キャストリブ・ウルマン(女優)
グンナール・ビョルンストランド(男優)
ビルイェル・マルムステーン(男優)
エルランド・ヨセフソン(男優)
レナ・オリン(女優)
脚本イングマール・ベルイマン
撮影スヴェン・ニクヴィスト
製作イングマール・ベルイマン
ラース・オウェ・カールズベルイ
配給東宝東和
編集シブ・ラングレン
字幕翻訳清水俊二
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【クチコミ・感想】

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2.《ネタバレ》 うーん、ラスト3分がなかったら、評価は最低になったかもしれない。
それだけラストだけが輝いていた。

・・・老夫婦がいる。
夫は今まさに息を引き取らんとしている。
それを見守る妻。
目の前に横たわっている最愛の夫が、あともう少しで亡くなるであろうことは分かっている。
二人の老夫婦は、死別を目前にしても、決して目をそらすことなく、互いにみつめあう。
そこには悲壮感というより、安らかな空気が漂っている。
互いに重ねてきた年月。
その老夫婦は、互いを見つめあいながら、それらを思い出しているに違いない。
悲しいけど、穏やかなひととき。

・・・と、まあ、こういったシーンがラストにくる。
一言では到底言い表すことのできない奥深いシーンである。
このシーンが非常に印象的で心打たれたので、なんとか満足はできたものの、2時間のうちの大半は退屈で息苦しくなる内容だった。
なんといっても閉塞感がひどい。
この閉塞感はベルイマンの得意とするところであり、一つの特徴とも言えるが、私は苦手である。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 4点(2008-11-24 23:03:50)
1.《ネタバレ》 評価が難しいなあ。決してつまらなかったわけじゃなく、むしろ飽きることなく見られたのだけど、でも、テーマ的に重すぎた。圧巻はラストの娘との対面や、祖父母との対話。深すぎる。
ひたすらカメラの視線に役者を晒し、極限まで役者を試す。演出とカメラと俳優の三位一体の業。『ある結婚の風景』もそうだったけど、これは、ほんと息苦しいまでの閉塞感で役者を試している。個人的にはユーモアとか諧謔に走るベルイマンのほうが好きなのだけど、この映画の力業は、それはそれで評価したい。
いのうえさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-30 22:57:21)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 5.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4150.00%
500.00%
6150.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1976年 49回
主演女優賞リブ・ウルマン候補(ノミネート) 
監督賞イングマール・ベルイマン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1976年 34回
主演女優賞(ドラマ部門)リブ・ウルマン候補(ノミネート) 
外国語映画賞 受賞 

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