34.《ネタバレ》 なにこれ?怖く無すぎ・・・。っていったらちょっと嘘になるけど。でもただ音とかでビックリするだけ。
Jホラーってあんま見ないし前作も見てませんが。
リング以降のJホラーは怖さをリングの貞子に依存し過ぎてるような気がする。
この着信アリ2ではそれを脱しようと「短髪の貞子」に挑戦してるけどぜんぜん髪型以外は真似してるし、
髪短かったらダメじゃん、日本の怪談として。たぶん「女性の髪が短いのが怖い」って言われるのってあと何十年後か100年後くらい。下手すると来ない。
それからこれもやっちゃいけないことと思うけど続編で恐怖がワールドワイドになっちゃいけない。
たぶん恐怖はその国を超えない。日本の恐怖は日本を超えない。
その土地の恐怖はその土地の人にしか描けない。
だから他国へ行ってその国で恐怖を表現するなんて図々しい気がする。
たぶん世界を超えて得られるものなんて珍紀行みたいな面白さだけだ。
異国の地で日本人がホラーをやってもミステリアスなだけで恐怖ではない。
と、また言い切ってしまえば嘘になるけど。
追いかけてくる少女の笑顔は不気味だ。まるでaphex twinのcome to daddyのPVのようだ。
でもその土地に土着したものを吸収しないでやってもただただファンタジーなだけだ。
他に恐怖の方法がないからって少女に残虐なことし過ぎ。
トリックはあまり面白くないし、警察も導入してるけど間が抜けている。
張りぼてだけでスケールを大きくしても間が抜けるだけだ。
あと、アクション映画じゃないんだから吹っ飛ぶアクションとか欲しくない。
それにホラー映画であってファンタジー映画じゃないんだからラブストーリーもそんないらないというのが僕の意見。
風呂場の死体はよくできてたと思うけどまるで北斗有情破顔拳だ。
楕円の鏡から幻想に至るシーンもたぶんリングからきている。
ヒット故にエンターテイメント色を強くしたため恐怖は色あせてると思う。
前作は観てないけど。