359.この映画確か初めて見たのは小学生の時、 ラスト自由の女神が浜辺に現れた時の衝撃は、 その後のいかなる映画、テレビドラマ、 又は小説などでも味わうことがなかった一番の衝撃だった。 その頃アニメなどでタイムマシンはあった。 今からタイムマシンに乗り恐竜の世界に行って来ます。それは理解できた。 でも、あのシーンで一体何が起きたのか、 今まで自分はどこの、いつの物語を観ていたのか。 頭の中がぐちゃぐちゃだったのを覚えている。 改めて観てみるとラストがどうであれ 人間とサルが逆転している世界は風刺が効いてて面白い。 ラストが分かっているからこそ、ゆっくりと安心して(?)楽しめた。 やはりこれは歴史に残る名作である。 その後の続編には興ざめしたが、 新しいシリーズが秀作ばかりであり、 記念すべき作品だ。 【プエルトガレラ】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2020-10-10 18:11:09) (良:1票)★《新規》★ |
358.他の皆さんも書いておられますが、この映画はラストジーンの衝撃につきますね。 何十年かぶりで見直しましたが、子供の頃のワクワク感は感じられませんでした。 この映画が作られた同時期に、あの「2001年宇宙の旅」も公開されていたのですね。 この映画の古めかしい宇宙船内のシーンを見て、ふとそんなことを思いました。 【とれびやん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-12 13:46:13) |
357.リメイク見た後だと迫力が落ちちゃうなー。 どうしても。 知的なアイデアは詰まってるのでそこはホント素晴らしいと思います。 |
356.記憶を消して、何度もあのラストを味わいたい映画です! 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 8点(2019-09-16 02:32:43) (良:1票) |
355.《ネタバレ》 【好みが近いレビュアーさんからの抜粋おススメでコメントしてなかった作品】おそらくTV放映でオカンと観たと思います。ラストは衝撃的。。。。。ではありませんでした。知識のないガキですから自由の女神を観てもピンとこなかったのを覚えています。オカンに解説してもらって納得みたいな感じでした。子供ながらに宇宙に行ったら時間が進んでしまうのだなと解釈したものの何で?どういう理屈で?となったのを覚えてます。 【ないとれいん】さん [地上波(吹替)] 7点(2019-07-16 12:19:18) |
354.ティム・バートン版を見た後に見ました。 特殊メイクについてはティム・バートン版の方が凄かったですが、本作の方が好きです。 最初見た時は確かまだビデオレンタルで見た気がします。パッケージで落ちのネタバレであったり、リメイク版を先に見たから古くも感じましたが、やっぱ本作は別格で面白いです。本作はふざけ過ぎず、シリアス過ぎず、適度なバランスで風刺というか皮肉が効いているというのか知りませんが、後のB級映画としてのシリーズ作品とは一線を画してます。パロディやら何やらで散々ネタにされて来てそちらの方を先に見てしまっている世代としてはリアルタイムでネタバレなしに見れなかったことは残念です。 【映画の夢】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2019-06-21 00:32:37) (良:1票) |
353. 多くを語る必要はあるまい。優れて文明批評に満ちた映画であり、すべてが集約されたラストの秀逸さゆえ名作。 人類が愚行を繰り返す限り終盤の警句は生き続ける。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2019-06-02 19:40:30) (良:1票) |
352.《ネタバレ》 サイコ』同様、あまりにも衝撃のシーンが有名すぎるため、結末までの流れが退屈に感じてしまう。惑星の真実を知り、自分と同じように嘆き悲しむ人間はもういない。神の能力を手に入れるまでに進化しすぎても、人間が猿よりも野蛮という皮肉。当時の冷戦を象徴させるようで時の流れを感じた。冷戦が終わっても、またしても核の危機が迫っており、本当にそうなってしまうかも。 |
351.猿の首領たちが、とにかく理解がないので、えー加減にイラッとする。あの人間の女の子の立ち位置が最後までよく判らなかった。作品としては名作の名に相応しく、面白い。ラストはなんじゃそら、そらそやわなーのオチですな。 【SUPISUTA】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-03-02 19:01:23) |
350.最後の衝撃を見るために視聴 もっと仲良くなれたらいいのに… 【れなす】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-11-29 15:01:57) |
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349.ちょっと古臭さを感じましたど、猿のキスとか笑えました。 落ちは知らなかったけど、衝撃はなかったです。 【へまち】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-30 18:50:21) |
348.《ネタバレ》 新・猿の惑星(1971年)が、テレビ東京で10/12(木)の昼に放送されたのを機に投稿します。 偶然に訪れた【架空の異種族の世界】での交流を通じ、人間性や社会を批判し問題提起する…ジョナサン・スウィフトの風刺小説「ガリバー旅行記」にも通じる風刺映画の名作。 私が猿の惑星シリーズで初めて観た作品は、小学生のときにテレビ放送された【続・猿の惑星:1970年】です。この1作目は、高校生のときに日本テレビの金曜ロードショーで放送されたものを観ました。映画評論家の水野晴郎さんが解説されていたのをはっきりと覚えています。実際に観てみて、2作目同様、この1作目にも【怖さ】を感じましたが…【怖さ】の質は全く異なっている印象を受けました。2作目はミュータント登場以降の場面が強烈で「気色悪い、流血まみれでむごたらしい」といった生理的な嫌悪感に基づくものだったのに対し、1作目の場合は【理知的なSF映画としての怖さ】を感じました。それを象徴するのは、やはりラストシーンでしょう。最後のオチはとっくに知っていましたが【文字情報】では表現し得ない【映像】ならではのインパクトがある名シーンだと思いました。また、ジェリー・ゴールドスミスの前衛的な音楽にも魅力を感じましたが、特にその曲の一部は【水曜スペシャル―川口浩探検隊シリーズ:当時のテレビ朝日で放送】で引用されていたとわかったのも、当時の私にとっては嬉しい発見でした。 その後、テレビ放送で何度も観ましたし、今回、レビューを書くためにDVDで再見しましたが、素晴らしさは全く変わりません。もっとも、公開当時の「他の動物は、生きるために(捕食で)殺すことはあっても、人間と違ってそれ以外の無駄な殺生はしない。人間だけが…」という【人間と他の動物との違い】に関する考えかたは、現在の動物の研究・調査では修正を余儀なくされています。しかし公開されてからほぼ半世紀近く経つのに、映画の冒頭で語られるように【戦争が絶えず、そのために飢えている子供達が数多くいる】という現状を考えると、当作品の存在意義は変わらないと思います。また、考えようによっては、まだ最終戦争をしていないという意味で、↓の【よしのぶさん】がおっしゃる通り「核戦争が避けられた理由の一つに、この映画が挙げられるかも」と言えるかもしれません。 さて、採点ですが…製作スタッフの皆さんへの敬意を込め、さらに、いつか「人類が戦争をしていた頃の時代遅れの作品」と評価される日が来ることを願いながら、10点を献上させていただきます。 【せんべい】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-10-22 18:56:21) |
347.《ネタバレ》 もう何度もTVで観て、放送されるたびにまた観てしまう映画です。この映画、オチがわかっていてもなぜ何度観ても面白いのでしょうか。映画の感想よりもそちらの方が気になるくらいです。ありえない話だけれども、ひょっとしたらあり得るかもという「ゾンビ」に近い世界観への憧れというのが自分の中にあるのかもしれません。最期のテイラーの叫びは「人間の愚かさの代弁」ですが、このシーンは現代の世界状況を見ていると絵空事ではない気がしてきます。 【金田一耕助】さん [CS・衛星(吹替)] 10点(2017-09-25 15:43:39) |
346.《ネタバレ》 いや~、このオチを知らずに見られたというのは、本っ当にラッキーでした。見ている間も、「猿軍団に出会うまでやたら長くて、しかもどうでもいい風景ばかり映してない?まあ、60年代だからね」「猿が普通に英語喋るの?無理矢理でも、猿語か何か作った方がよくなかった?まあ、60年代だからね」などと思っていました。それが全部伏線だったとはね。自分の鈍さに感謝したい。●で、ラストの効果を劇的にしているのは、その前の人形のくだりで「やっぱり人間様は素晴らしい!」と上げておいての二段オチだということ。そして、場所がどうこうだけではなくて、「猿は人間から進化したのだ」という猿たちの主張を、「あ~はいはい、所詮猿が言ってることだからね」と思わせておいて、実はそれが全部真実を指していた、というように、見る側の世界や感情までを全部反転させているということ。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-08-29 01:12:44) (良:1票) |
345.《ネタバレ》 猿たちが英語を喋っている時点で地球とわかりそうなものだが、そんな些細なこと(?)はどーでもいい。 主人公を襲う次から次の困難に息つく間もない傑作SF映画。 【ガブ:ポッシブル】さん [地上波(吹替)] 10点(2016-09-18 17:10:47) |
344.子供の頃に見たら映画好きになること請け合いだ。 【さわき】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-07-09 17:27:06) |
343.《ネタバレ》 最初に見たのは「月曜ロードショー」でした。荻昌弘さんが最後に猿のメーキャップをして登場した放送です。ラストについては「あ、そう」という感じで、特に驚きとかは感じませんでした。まあ子供だったから意味もあまりよくわかっていなかったのでしょう。その後民放で2回ほど見ました。 今回久しぶりにノーカット・字幕で見て、ていねいな作りに感心しました。宇宙船が不時着してから砂漠や荒野を越え、植物を発見し、次第に惑星のことがわかってくる。そして人間を登場させ、人間を狩る猿の出現。この展開は正攻法ながら、それ故に成功しています。物語の設定が奇抜なだけに効果的だと思います。それ以降も、テイラーが喉を打たれて最初は話せない、コーネリアスが研究している遺跡に何か秘密があるなど、段階を踏んだ進め方で自然な流れになっています。 テーマとしては人間社会に対する批判が色濃く、そもそもテイラーが人間を嫌い、地球を見捨てるような形で宇宙船に乗り込んだということが、それを端的に示しています。猿が支配する社会を舞台にすることで、猿と人間を対比させて人間批判を行うというのも、正統派ですがそれだけに説得力があります。面白いのは、人間が滅んだ理由としてテイラーが病気や自然災害を挙げ、戦争に言及しないこと。真っ先に思いつきそうなものですが、おそらくは敢えて戦争を出さないことが、なかなか意味深いと思います。 結局、そうした人間に対する批判の結果としてあのラストシーンがあるわけで、そこだけ取り出してもあまり意味がないと思うのですが……。非常によく練られた脚本で、シャフナー監督のダイナミックな演出も見どころですし、名作の名に恥じない作だと思います。(レビュー800本目) 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-12-13 10:27:14) (良:2票) |
342.《ネタバレ》 9歳の息子にもそろそろこの映画がわかるかと思い、自分も久しぶりに見てみました。でも息子にはちょっとまだよくわからなかったみたいです。自分の感想としては、今ならこういう作り方はしないなと思いました(延々と砂漠が続くシーンとか)が、やはり名作ですね。この映画が作られたころは、いつ核戦争が起きるかと人々が考えていたのですね。核シェルターを地下室に持っていたアメリカ人もいたと聞きましたが、本当でしょうか。もし大人の私がこの映画を結末を知らずに初めて見たとしたら、「何でほかの星に着いたのに、地球の言語である英語をしゃべっていて、英語を読み書きしているんだ。おかしいじゃないか」と思い、そこで見るのをやめてしまうか、そこで結末に気づいてしまうかもしれませんね。この作品はあまりにもラストシーンが有名で、そこしか覚えていない人とか、猿の惑星シリーズでこの作品しか見ていない人が多いと思います。でもこのシリーズの真の価値は「最後の猿の惑星」まで見て初めて理解できると思います。この作品を見た人には、これだけでやめずに、「最後の猿の惑星」まで見て、と言いたいです。「最後の猿の惑星」はこのサイトでは評価が低いですが、私は感動しました。 【チョコレクター】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2015-10-04 22:11:07) |
341.《ネタバレ》 間違いなく史上もっともネタばれしている映画です。「人類滅亡後の猿が支配する地球に帰りついた宇宙飛行士」なんて映画紹介を書くジャーナリストまでいるぐらいで、おそらく20歳以上でこの結末を知らない人はいないでしょう。でも公開間もない頃に何も知らずにこの映画を観てしまった時の衝撃ときたら、自分の中では未だに三大トラウマ映画のひとつに君臨しています。 昨今の邦画と違っていろいろなプロット上の謎を放置したまま物語は終わってしまいます。宇宙船は何を目的としていたのか、人間はなぜ言葉どころか声さえ出すことが出来ないのか、などけっこうあるんです。でもこういうあまり細かいところを追求しないストーリー・テリングも観る者の想像力をかき立てる効果がありますね。脚本上どうしてもクリアできなかったおバカな部分は多々あります。だいたい猿が使っているのが英語だという時点で、テイラーはここは地球じゃないかと気づかねばなりません。そりゃ広大な宇宙では生命体が存在する地球に酷似した天体があるでしょうけど、使われている言語まで一緒だなんてさすがにあり得ないです。洞窟の中で人形や眼鏡まで発見しているのに「これは地球の文明に良く似ている」なんて講釈たれるところなぞ、もうコントみたいな感じですよね。まあそこら辺はいきなり人間と猿が逆転している世界にほうり込まれたら、普通の人なら混乱して冷静な思考が出来なくなるだろうからということで、大目に見ておきましょう。 原作者ピエール・ブールの日本軍による捕虜体験(どうもこれはウソみたいです)をカリカチュアしたストーリーだと解釈する向きがありますが、猿の文明における進化論が出てくるところなど観ても、私には製作当時のアメリカ社会に対する風刺が色濃い脚本じゃないかと思います。あまりによく出来たプロットなので、色んな時代や社会の暗喩として捉えることができるのは、まさにこの映画の偉大なところでしょう。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-05-02 15:11:48) |
340.この名作を評することほどワタシにとって困難なことはない。何しろ、あの衝撃のラストの情報が先に入ってしまっていたという不遇をかこったし、初見の頃にはすでに技術が進んでいて、あのおサルさんたちの特殊メイクが目に痛かったということもある。「わあ、ヘンなの」と感じた子供時代を過ぎて最近ではドンキの宴会用コーナーのかぶり物にすら見える。つらい。 その抜きん出た発想と、信念の通った熱い脚本。色褪せることを知らない音楽。不気味なカカシのシーンは異星の得体の知れなさを心底感じさせたし、なんといってもラストの真実を明かす際のカメラ。画面に入ってくるギザギザ。 ああー、封切当時にこの驚きを味わえていたなら。サルが嫌いでなかったら。映画雑誌なんか読まなかったら。・・ともう、ハンカチでも噛みしめたくなるほどの悔しさに見舞われてしまうのだ。 68年に観ていたら10点以外考えられないだろう。今、観ての正直な採点で。 【tottoko】さん [地上波(吹替)] 8点(2015-04-21 00:27:55) (良:1票) |