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ミュンヘン

Munich
2005年【米】 上映時間:164分
平均点: / 10(Review 136人) (点数分布表示)
ドラマサスペンススポーツもの犯罪もの歴史もの実話もの小説の映画化スパイもの
[ミュンヘン]
新規登録(2005-08-05)【V】さん
タイトル情報更新(2017-05-22)【イニシャルK】さん
公開開始日(2006-02-04
レビュー最終更新日(


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監督スティーヴン・スピルバーグ
キャストエリック・バナ(男優)アヴナー
ダニエル・クレイグ(男優)スティーヴ
キアラン・ハインズ(男優)カール
マチュー・カソヴィッツ(男優)ロバート
ハンス・ジシュラー(男優)ハンス
ジェフリー・ラッシュ(男優)エフレイム
アイェレット・ゾラー(女優)ダフナ
ギラ・アルマゴール(女優)アヴナーの母
マイケル・ロンズデール(男優)パパ
マチュー・アマルリック(男優)ルイ
モーリッツ・ブライプトロイ(男優)アンドレアス
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ(女優)シルヴィー
イヴァン・アタル(男優)トニー
マリ=ジョゼ・クローズ(女優)ジャネット
リン・コーエン(女優)ゴルダ・メイア首相
ダニエル・ベス(男優)アメリカ人の選手
マイケル・カーン(男優)
ヒアム・アッバス(女優)
森川智之アヴナー(日本語吹き替え版)
土田大スティーヴ(日本語吹き替え版)
水野龍司カール(日本語吹き替え版)
岡寛恵ダフナ(日本語吹き替え版)
佐々木梅治エフレイム(日本語吹き替え版)
坂口芳貞ハンス(日本語吹き替え版)
藤原啓治ルイ(日本語吹き替え版)
田中敦子〔声優〕ジャネット(日本語吹き替え版)
仲野裕パパ(日本語吹き替え版)
京田尚子ゴルダ・メイア首相(日本語吹き替え版)
村治学ロバート(日本語吹き替え版)
伊井篤史(日本語吹き替え版)
原作ジョージ・ジョナス「標的(ターゲット)は11人 モサド暗殺チームの記録」(新潮文庫刊)
脚本トニー・クシュナー
エリック・ロス
音楽ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]
編曲コンラッド・ポープ
撮影ヤヌス・カミンスキー
製作スティーヴン・スピルバーグ
キャスリーン・ケネディ
バリー・メンデル
コリン・ウィルソン
ユニバーサル・ピクチャーズ
ドリームワークス
配給アスミック・エース
特殊メイクニール・スキャンラン
アンディ・ガーナー
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
美術リック・カーター(プロダクション・デザイン)
トニー・ファニング
アンドリュー・メンジース
ヤーノシュ・サボルチ
ジョン・ブッシュ[美術](セット装飾)
ジョージ・デ・ティッタ・Jr
衣装ジョアンナ・ジョンストン
編集マイケル・カーン
録音アンディ・ネルソン[録音]
字幕翻訳松浦美奈
その他ジョン・ウェイン(スペシャル・サンクス)
あらすじ
パレスチナのゲリラが、ミュンヘン・オリンピック中の選手宿舎内に潜入し、イスラエル選手を全員射殺した。この事件を機に、イスラエルは、報復のために、密かに暗殺チームを編成して、首謀者全員の殺害を計画する。 実際に起きたあのテロ事件をもとに事実を脚色して映画化。
ネタバレは禁止していませんので
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36.スピルバーグの楽しく愉快なアクション演出、サスペンス演出を楽しもう。まるでこれは70年代アクションではないか。■異国のホテルのベランダ。風が気持ちよく吹き、繁華街のざわめきが階下から微かに聞こえてくる。隣室の新婚夫婦と、やがて暗殺されるであろう男との語らい。そして暗殺の合図を示すベッドサイドのスタンドをなめ逡巡する暗殺者の表情を捉えた、悪い意味でも良い意味でも稚気あふれる構図。そして爆発。■あるいは、子供が忘れ物をとりに暗殺現場へと帰ってくるあたりのサスペンス、そしてオランダ女!!!その登場時の時代錯誤なノワールぶり、そして暗殺シーンのああなんてかっこいい銃なんだ、とガウンをはだけた女の風情。あるいは市街地での銃撃戦。画面に対し垂直に配された階段を駆け下りるモサド暗殺チームと、下で待ち受けるパレスチナ軍団を共におさめたロングショット。見せ場のことごとくが、かああっつこいいいいい。■正直、私はそれで充分なのだが、ま、いろいろある。そのいろいろがスピルバーグの場合、許せちゃうのが何故だかわからん。ゲージつぶるなよ深刻ぶるなよ、とは思うが、許せちゃうのは何故だろう。
まぶぜたろうさん [映画館(字幕)] 10点(2006-03-29 00:27:43)
35.テロに対して報復しようとすることは分からないことではないが、結局やっていることはテロと同じ。互いに自分達が正義だと信じているのでタチが悪い。周りの国を巻き込んでさらに状況を悪化させるだけだと思う。イスラエルはパレスチナに移住してきたユダヤ人達が独立して出来た国だから、もともといたパレスチナ人達にとっては侵略者になるので、問題が複雑化してるのを感じた。
実話だけに重苦しい感じであと味悪かったです。
nishikenさん [映画館(字幕)] 6点(2006-03-24 07:48:27)
34.こういった作品が作られたということを客観的に評価できるのは、我々日本人のような民族なのではないだろうか。定まった宗教もない。民族もほぼ統一されている。土地を失ったこともない。更に、60年間もの間戦争が起こっていない。よって、世界で起きている出来事を、主観ではなく客観的に見れる目を、我々日本人は持っていると思う。そして、世界にそんな国は他にないのだから。本作に対し、イスラエル側、アラブ側、共に否定的な意見を出しているようだが、当然のことである。何故なら、作品自体が両国、というか醜い土地の奪い合いを否定しているからだ。だからこそ、我々が評価しないといけないと思う。作品としての点数自体は6点だが、作品が作られた意義は10点だと思う。
こばやんさん [映画館(字幕)] 6点(2006-03-12 00:15:25)
33.賛否両論あるようですが、今の時代だからこそ必要な映画だったと思います。
longsleeper21さん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-10 19:44:26)
32.娯楽とテーマ性を両立させたバランスの良い作品だと思います。緊張感を保ちつつ長さを感じさせないスピルバーグの職人技に感服。ただ、あまりにキレイにまとめすぎてて、それでいいのか?と感じます。このテーマなら、後味はもっと不快で良いはず。劇場を出た後の尾を引く不快さがないのです。たぶん一年後には記憶の波に流されてしまいそう。役者にも脚本にも演出にも不足は無いんですが・・・・・・一番印象に残ってるのがアヴナーの包丁捌きだったりして(笑)
HIDUKIさん [映画館(字幕)] 7点(2006-03-05 15:43:23)
31.内容というより、爆破のシーンが今までで一番迫力があった。
アルテマ温泉さん [映画館(字幕)] 7点(2006-03-02 22:30:12)
30.《ネタバレ》 近年のスピルバーグ映画としては演出が冴え渡っている。エリック・バナの演技も秀逸で暗殺者の苦悩がひしひしと伝わってくる。家族と会えない辛さ、特に生まれたばかりの赤ちゃんの声を電話で聞いて泣くシーンは自分も涙が出てきた。カメラワーク・効果音を駆使して超一級の娯楽映画として仕上がっている。さすがスピルバーグ!実話というよりはミュンヘン事件を題材としたサスペンス映画として観る方が楽しめると思う。ただ暗殺シーンはリアルすぎる。女殺し屋を殺すシーンは正直言って見るのが辛かった。カップルにはあまりお奨めできません。一人もしくは同性で観に行きましょう。
CHIROUくんさん [映画館(字幕)] 9点(2006-02-22 23:57:47)
29.《ネタバレ》 久しぶりの劇場鑑賞で堪能しました、知識としては知っていても本当に理解するのは難しい、実行犯に直接的に報復したとしても何の解決にもならないのに。。。と言うような単純な思いが沸いてくることからして、とりあえず平和な日本で映画とか観てる私には、複雑な状況や問題を理解するのは無理なのかもしれません。最初はビビリながら報復していたのに、だんだん麻痺して、最後には家族や自分も狙われてると疑心暗鬼になっていく様はやりきれないですね。血なまぐさい内容の中でのギャップからと思うのですが食事シーンが印象的で、転勤先で寂しくポソポソ食事してる身としては、家族とか大人数で食卓を囲んで食事したいと思いました。
ないとれいんさん [映画館(字幕)] 8点(2006-02-22 19:33:44)
28.《ネタバレ》 祖国を失う喪失感と、報復の連鎖という悲しい現実は日本人には実感しにくいものかもしれない。それだけに、この作品によって実際に起きた悲劇を間接的にも垣間見ることによって、パレスチナ問題の根深さをまざまざと見せ付けられたように思います。30年以上前の出来事だけど、現在のイラクの状況と照らし合わせると何も変わっていないことにかえって心が痛みました。    一人の父親が殺人鬼となっていき、最後には自分や家族の身を案じて疑心暗鬼に陥っていくさまは悲しい。立場は違えど、指名手配犯も同じような心境なんだろうなと感じます。人を殺すことを正当化し、推し進めることで人間性を失っていく様子が克明に描かれていて、国家間の争いと個人間の争いは規模は違えどかくも同じなんだと思い知らされました。    青みがかった粒子の粗い映像と、徹底的に作りこまれた当時の風景や美術がリアリティを出しています。一人一人の殺しのテクニックを丁寧に見せるあたりはスピルバーグ監督の密かな持ち味である「残忍性」が牙をむくように表れていて瞠目させられ、一人を殺めるごとに主人公らの心境がより危険に変化していく様子と、エスカレートしていく殺害方法がオーバーラップしていきます。時折、SRD-EXを活用したサラウンドが唸るあたりも監督らしいですね。印象的に登場する食事シーンも効果的に感じます。    ラスト、重要な建築物が3棟ほど登場しますが、寒空のニューヨークとその建築がこの映画の回答の無さを見事に表現していました。
トトさん [映画館(字幕)] 7点(2006-02-20 10:28:49)
27.《ネタバレ》 この映画を知るまで、オリンピックでこんな悲劇が起きていたなんて全く知りませんでした。急な爆発シーンにビクッっとなったりしましたが、何度もケータイを見ては、3回程席をはずした隣のサラリーマン(仕事行けっ!!)に気を散らされながら観たこともあり、残念ながら私にはこの映画をあーだこーだと批評する程残るものがありませんでした。いや、残ったものはあったか・・・。もう死んでしまった人が「あの時は恐かったよ~」なんて言えませんが、最初に拉致された時と、最終的にヘリコプターの中で殺された選手達(特に2台目のヘリに乗ってた人)の恐怖と絶望を考えると涙が出てきました。。フィクションであってほしいです。家がどんな宗教でも結構平気でチャペルで挙式しちゃったりする日本人である私には、愛国心とか民族間の紛争とかよく分かりません。私の愛国心といえばオリンピックやワールドカップで日本を応援する位でしょう。なんかこう・・・根が深すぎるというか。悪くは無いんですよ。
ぶりさん [映画館(字幕)] 6点(2006-02-19 19:15:11)
26.見た後ブルーになりました。重苦しかった。救いがないです。全編漂う緊迫感は凄かったです。リアルな銃撃戦は見応えがありました。この作品を見た目的のひとつが新ボンドのダニエル・クレイグを確認するためでしたが思っていたよりワイルドで男臭くて渋かった。硬派なボンドが期待出来そう。雰囲気はダルトンに通ずるものがあります。
ギニューさん [映画館(字幕)] 7点(2006-02-19 00:22:48)
25.《ネタバレ》 衝撃的な映画だった。
zahrkyさん [映画館(字幕)] 10点(2006-02-16 04:29:01)
24.《ネタバレ》 
スピルバーグはアメリカ人になってしまったのか?



アメリカに渡ったユダヤ人って別のちょっと高い所から見ているような気がするんです。

明らかにイスラエルにいるユダヤ人とは違う。

だから中立的な立場で平和的に考えられるのではとも・・

じゃあパレスチナ側をもっと悪く描けばよかったのか?

しかしそれではただの勧善懲悪の娯楽スパイ映画になるし、

この原作を使う意味がないでしょう。

そう考えてそしてイスラエルの非難を浴びながらもこんな政治映画を作った、

そんなアメリカにいるユダヤ人のスピルバーグは度胸があるなぁと・・

チラホラ見えるそれでもアメリカ人になりきれない苦悩が、

作中にも現れている気がするのです。

その苦悩は主人公の苦悩でもあります。

ドイツで生まれイスラエルに住む主人公モサドは、

現在はイスラエルを捨て名を変えてアメリカに住んでいる・・

作中の十字を切るシーンが?だったのですが、

そういう細かいところに隠されているのかも・・

こういうこともわかった上で観賞するとまた違うかもしれない。

高見の見物、理想論は日本人にも言えること。

だからあえてこの作品は調べてから観る方が入りやすい。




このふたつの民族がなぜ仲が悪いのかも、

何1000年も前のペリシテ人(パレスチナ)とヘブライ人(ユダヤ)からきていること、

遡ればダビテ王のころですから根が深いのです。

ダビテといえばキリスト以前の時代です。

何1000年も前から何をやってるんでしょうか・・

おそらくスパイ映画にリアル感がないなぁと思われている人にも、

娯楽の面でも楽しめるように演出されています。

私はカメラワークを観るのが好きなのですが、

その点でもこの作品はよくできていました。

車を使った演出は何度も出てきましたがうなりますよ・・

映像を重ねながらの心理描写もよくできているし、

160分以上ある作品とは思えないくらいでした。

ただ・・スピルバーグが作ったということで、

映画の中に個人的な葛藤が反映されて、

観客に答えをゆだねる曖昧な作風にもなったことは確か。

そんなに痛い(精神的にも)映画を作らなくてもと思えたり、

特にラストが曖昧で映像として問いかけで終わっています。

アルメイダさん [映画館(字幕)] 7点(2006-02-15 10:55:51)
23.《ネタバレ》 上映時間は長いのだが、それを感じさせなかったのだから、いい映画なんでしょう。全編的に、緊張感があって飽きさせないのだが、色々と重い作品です。なんか、個人的に食事シーンが気になってしまった・・・。だって、美味そうなんだものw
瑞鶴さん [映画館(字幕)] 7点(2006-02-15 08:28:54)(笑:1票)
22.《ネタバレ》 「女の殺し屋のおっぱい最高」
カイル・枕クランさん [映画館(字幕)] 7点(2006-02-15 00:11:23)(笑:1票)

21.《ネタバレ》 10年ほど前、本作の参考図書(何故原作ではないのだろう?)「標的は11人」を読んで唖然としたのだが、今回スピルバーグが映画化すると聞いてさらに驚いた。細かい部分でかなり脚色されているが、初めて本を読んだ時の衝撃はそのままである。2時間半という長尺を感じさせないのは流石だ。作品は冒頭からして刺激的である。五輪村に侵入しようとするゲリラの前に、アメリカ選手と思しき団体が登場して、フェンスを乗り越えるのを助けてしまう。その後虐殺、暗殺チームの登場、ミッションまたミッションと、実にテンポよくストーリーが展開していく。引きずるような重さはあまりない。暗殺シーンはどれもグロテスクだが、どことなくコミカルだ。レバノン作戦のシーンは「地獄の黙示録」を連想させる。爆弾とおもちゃはいかにも監督が好きそうだ。「グーニーズ」ばりのトリックと、「ライアン」ばりのスーパーリアリズムを同時に殺戮シーンにぶち込むという荒業は、この監督以外不可能であろう。ミッションは進んでもテロは止まらず、ターゲットは皆紳士な普通の人間。味方と敵がわからず、狙う側がいつしか狙われる側へ。仲間が死んでいく。次第に暗殺チームを蝕む苦悩と疑心暗鬼を演じきった俳優陣もお見事である。不気味な音楽も素晴らしい。最後のシーンの貿易センタービルが印象的だ。舞台が70年代だけあって、灰色の画面はその頃のアクションの雰囲気である。しかし感動大作やアクションにしては悪趣味すぎる。とことんシリアスな内容のはずだが、視点は限りなくシニカルで、不気味で、無力感に溢れている。同時に、監督のダークサイドと偏ったリアリズムを凝縮してぶち撒けたようなぶっ飛び方が最高に痛快でもある。この暴走の果てに、監督が言いたいこととは一体何なのか。恐らく平和がどうたらというより、「あんたら、一体何やってんのさ?」という感じではあるまいか。本作は「シンドラー」「ライアン」の流れに位置づけられているが、どちらかというと「グーニーズ」「インディージョーンズ」の系譜だと私は思う。
わいえすさん [映画館(字幕)] 10点(2006-02-14 16:58:08)
20.報復から報復を生む不毛な循環が続き一から十までとにかく救いがないのに物語がテンポよく進んで2時間40分、飽きずに観れてしまうのが逆にタチが悪く頭が痛くなった。
意味深な場所での曖昧なラストシーンは『あなたはどう思う?』とスピルバーグからここで観客に問う感じが暗澹たる気分に浸られた私には腹立たしい程、鬱陶しい・・うるせーんだよ!!
やっぱり社会派スピルバーグは嫌いだ。
まりんさん [映画館(字幕)] 5点(2006-02-12 20:44:31)
19.《ネタバレ》 ホラー映画より怖い、2時間40分生きたここちがしなかった。私のような宗教問題、人種問題にそれ程興味が無い者が見るべき映画では無かった。しかしこれだけは言える復習は悲劇しか残らない。
みんてんさん [映画館(字幕)] 6点(2006-02-12 19:17:59)
18.《ネタバレ》 重い映画でした。殺しても殺しても後継者が次々と現れ復讐が繰り返される。得られるものも救いも何もない、そして終わりもない・・・まさに悲劇という内容でした。落合信彦が好きで、彼の著作で初めてモサドを知りました。そのモサドの暗躍がドキュメンタリー調で描かれる映画かと思ったのですが、全く違いました。もっとヒューマンな感じで上演時間3時間弱もの長さを感じない重厚な良い映画でした。ただ、殺す側から殺される側に一転したあと、国家のために暗殺者になったにもかかわらずその国家から見放されていくというエンディング部分が荒っぽく中途半端な感じがし、惜しかったです。(もともと、もっと長くて、削って削ってなんとか3時間弱に収めた弊害かもしれませんね。)
ぴよっちさん [映画館(字幕)] 8点(2006-02-12 17:02:04)
17.深夜、どっかの歌好きな監督が「こんな映画作るな!見せるな!」とキレて場を凍りつかせ、冬季オリンピックの開会式では殺された歌手がかつて作った、平和を謳う歌の詞を妻が朗読してみせ、一夜明けて私はこの映画を見ました。残念ながら、スピルバーグも私も、そして多くの人も『歌には世界を平和にする力なんてない』事を知っています。現実には甘いファンタジーなオチなんて訪れない事を。スピルバーグの基本は孤独。スピルバーグ作品において人は個であり、組織や脅威に翻弄される立場にある者。そして今回は映画作家として、人としての立ち位置そのものまでも、遂に個に置いてしまったのですね。ユダヤもパレスチナもイスラエルもアメリカも、全てスピルバーグは突き放してしまった。すっごい無謀と言うか勇気があると言うか。紛争の背景には国家があり、民族があり、思想がある、しかし殺しあうのは個々の人。本当の敵、個人を苦しめる存在がどこにいるのか、スピルバーグ映画で一貫して描かれてきた組織対個人の、これは一つの到達点なのでしょう。この映画の終わりはそのまま今の現実に地続きに繋がっています。テロに対する意識を、国家や思想や民族やメディアで語るのではなく、個のレベルにまで突き詰め、一人一人に突きつける映画、ゆえにあちこちの団体の映画に対する怒りもごもっともでしょうが、この映画を受け止めた個人が他の意見に惑わされる事なく何を考えるかが重要なのだと思うのです。スピルバーグの映画を見ると、彼は人を信じていない、人に絶望しているフシが感じられる時が少なからずあるのですが、だからこそギリギリのところでなんとか信じたいと渇望しているのではないかなぁ。若手からいつの間にか巨匠となったスピルバーグが、あらゆる面で残された時間はもうそう長くはない事を自覚して本気出してきてる映画、ゆえに受け手としてもマジに真正面から受け止めるべきだと思うのでした。
あにやんさん [映画館(字幕)] 8点(2006-02-11 20:03:22)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 136人
平均点数 6.99点
000.00%
100.00%
210.74%
332.21%
432.21%
5139.56%
62316.91%
74633.82%
82719.85%
91410.29%
1064.41%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.21点 Review14人
2 ストーリー評価 6.56点 Review23人
3 鑑賞後の後味 5.90点 Review22人
4 音楽評価 6.71点 Review21人
5 感泣評価 4.30点 Review13人

【アカデミー賞 情報】

2005年 78回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞スティーヴン・スピルバーグ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジョン・ウィリアムズ[音楽・1932年生]候補(ノミネート) 
脚色賞エリック・ロス候補(ノミネート) 
脚色賞トニー・クシュナー候補(ノミネート) 
編集賞マイケル・カーン候補(ノミネート) 

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