1.黒澤明のデビュー作を岡本喜八がリメークした映画だが、当時、観客にとって山口百恵の相手役というイメージしかなかったと思われる三浦友和をピンで売り出そうとした企画先行型映画の印象が強く、映画としてはあまり完成度はよろしくない上に上映時間もやたら長く単調。でも、ビデオやDVDが未発売の幻の作品らしいので見れたことは貴重だと思う。それに中村敦夫の弟役で「仮面ライダー」に登場するFBI捜査官 滝和也(矢吹二朗)と仮面ライダーV3こと風見志郎(宮内洋)が共演している姿が見られるのが特撮好きとしてはポイント高い。これにおまけして点数はちょっと甘めに黒澤版と同じにしておく。