マルサの女のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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マルサの女

[マルサノオンナ]
1987年【日】 上映時間:127分
平均点:7.78 / 10(Review 115人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスコメディシリーズもの犯罪もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-09-26)【イニシャルK】さん
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監督伊丹十三
キャスト宮本信子(女優)板倉亮子
山崎努(男優)権藤英樹
津川雅彦(男優)花村
大地康雄(男優)伊集院
桜金造(男優)金子
マッハ文朱(女優)秋山
加藤善博(男優)山田
大滝秀治(男優)露口
伊東四朗(男優)パチンコ屋社長
小沢栄太郎(男優)税理士(クレジット「小澤栄太郎」)
ベンガル(男優)マンションの若夫婦
佐藤B作(男優)リネンサービス社長
上田耕一(男優)蜷川の腹心
橋爪功(男優)大谷銀行営業課長
高橋長英(男優)取引課長
柳谷寛(男優)食料品店の店主
杉山とく子(女優)食料品店の店主の妻
小坂一也(男優)中年の男
山下容莉枝(女優)花のような少女
横山道代(女優)ラブホテルの経理の女
絵沢萠子(女優)特殊関係人
汐路章(男優)不動産屋
小林勝彦(男優)機動部統括官
江角英明(男優)機動部統括官
志賀圭二郎(男優)査察官
田中明夫(男優)すばる銀行支店長
嵯峨善兵(男優)税務署長
高山千草(女優)屋根の上の女
松居一代(女優)鳥飼久美
しみず霧子(女優)剣持和江
辻村真人(男優)菊池
室田日出男(男優)石井重吉
芦田伸介(男優)蜷川喜八郎
小林桂樹(男優)査察部管理課長
岡田茉莉子(女優)杉野光子
脚本伊丹十三
音楽本多俊之
立川直樹(音楽プロデューサー)
撮影前田米造
上野彰吾(撮影助手)
高瀬比呂志(撮影助手)
製作玉置泰
川崎隆(製作担当)
配給東宝
美術中村州志
編集鈴木晄
録音小野寺修
その他IMAGICA(現像)
あらすじ
おかっぱ頭とそばかすがトレード・マークの板倉亮子(宮本信子)はベテラン税務署職員。亮子の手にかかれば姑息な所得隠しをするパチンコ店経営者(伊東四郎)などは真っ青になる。そんな亮子が目をつけたのはラブ・ホテル経営・・・所得隠しの手口を探ろうと亮子は経営者(山崎努)宅を訪ねるが、そこは相手もその道の達人・・・頭を抱える最中に国税庁査察部の検査官、通称マルサへの亮子の抜擢が決まる。税金調査に関する警察権を取得した亮子と査察部の猛者達はどのようにしてラブ・ホテルの所得隠しの謎に迫るのか ・・・。
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115.《ネタバレ》 この有名な作品、ようやく見られた。
音楽だけはよく知っていた。
テンポも良く、豪華俳優陣も素晴らしく、見応えがあった。
あの歳になって胸ぐらを掴まれる小沢栄太郎が気の毒だった。
にじばぶさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-05-17 00:02:57)
114.あらすじを書いた後で直ぐにレビューを書かず、そのうち「こんな名作、みんなが寄ってたかって書くからいい!」というズボラ根性を発揮し、そのうち書いたような気になっていました。この作品、印鑑文化とか銀行通帳といった日本ならではの慣習をキーとして描写しながらも世界中、特にアメリカで大受けしたのはやはりタックスポリスと脱税者というお金だけを巡るせめぎ合いを描いたおそらく世界初の作品だったからでしょう。山崎努が演じる守銭奴の権藤は「奥さんに本当に惚れていたら離婚して慰謝料をガバっとやってから再婚するんだぜ。慰謝料は非課税だからな。」と合法手段での節税からきわどい手段までを駆使するなぜか憎めない男ですし、彼に相対するマルサの女も「再婚する前に奥さんが逃げちゃうかもね。」というなかなかのキレ者でこの二人のやりとりが最後まで息をつかせませんでした。
かわまりさん [ビデオ(邦画)] 8点(2020-05-30 11:34:05)
113.全体を通じて楽しめた娯楽でもありシリアスでもあるいい映画でした。主演の宮本信子さんもいい味出してたけど、全員がそれぞれいい感じに欠かせない役割になってた
ラスウェルさん [DVD(邦画)] 8点(2018-02-25 22:06:39)
112.リアリティーがあって興味深かった。
へまちさん [地上波(邦画)] 7点(2017-11-04 21:01:25)
111.テーマの珍しさはいいのですが、マルサ側が国家権力だけあって強いので
ドラマや緊迫感は弱い気がしました。私が子供なだけかもしれません。
Donatelloさん [DVD(邦画)] 4点(2017-07-25 11:06:47)
110.今までテレビでしか観たこと無かったので、借りて鑑賞。例のパーララパーララパーラのBGMで始まって、終わった。宮本信子は駆け引きをしてる時の能面な顔が非常に上手く、面白い。ラブホテル王、権藤(山崎努)はシブいね。映画を支配している感があった。津川雅彦は若くて声もデカかったが、まだまだこれからかな?映画は当然面白かったです。
SUPISUTAさん [DVD(邦画)] 8点(2017-03-07 18:56:49)
109.《ネタバレ》 権藤英樹のピカレスクロマン。「心安らかなのが、一番いいな」からの一連のシーンにしびれる。
なたねさん [DVD(邦画)] 9点(2015-12-13 07:44:32)
108.テレビドラマでしょう。。やっぱり伊丹十三はあまり好きになれない。
aimihcimuimさん [DVD(邦画)] 5点(2014-08-24 01:31:43)
107.伊丹十三の~の女シリーズの第一弾。
脱税をする人達と国税局の査察官(マルサ)の攻防を描いた作品。
マルサをテーマとした目の付け所が素晴らしいし、このテーマでここまでおもしろい作品に仕上げられるの伊丹十三ならではである。
軽快な音楽、テンポの良さ、少しずつ散りばめられているコミカルなシーンが少し難しいテーマながらも全く退屈にさせず、俳優陣の演技も皆素晴らしく見とれる。
特にマルサの女(宮本信子)と権藤(山崎努)のキャラはどちらも格好良く魅力的。
終盤のマルサの一斉操作は目が離せない。
良い映画である。
こしちさん [DVD(邦画)] 7点(2014-08-07 21:44:49)
106.《ネタバレ》 実はわたくし、若いころに“脱税容疑者の関係取引先”としてマルサの取り調べを受けたことが有りました。これはもう経験しなければ到底理解できない恐怖の体験でした。そして数年後、あの恐怖のマルサをヒーローに据えた映画が製作されそれが社会現象にまでなったのにはほんとびっくりでした。あの津川雅彦たちマルサの面々は役作りも深いし実にリアルでして、自分の体験のときも津川雅彦みたいなタイプの査察官がいたことをマジマジと思いだしたほどです。紹介される脱税の手口も良く調べられていて、ピカレスク・ムーヴィーとしても一級品だと思います。対する山崎勉ですが、実はあまりに魅力的なキャラなので悪役としての凄味が薄れてしまったのは皮肉です。あのラスト・シーンなんか、もう鳥肌が立つほど素晴らしかったです。そう、この映画にはピカレスクものなのに真の悪役と言えるキャラがいないんですよね。せこい売上除外に励む伊東四朗(ばれて一瞬で顔が朱に染まるシーン、これは凄い演技です)やおかず屋の老夫婦なんか庶民かそれに毛が生えた程度ですからね。 伊丹十三は“世の中の裏の仕組みをお見せします”映画というジャンルを開拓したのですが、やはり本作がそのジャンルの最高傑作でしょうね。本田俊之のシャープなサウンド・トラックも、80年代の邦画で随一の傑作だと思います。宮本信子の女マルサはもう伝説の当たり役と言えるのですが、後の伊丹映画に出演するとどの役でも板倉亮子に見えてしまうのは困ったもんです(笑)。
S&Sさん [映画館(邦画)] 9点(2014-05-03 14:03:36)
105.《ネタバレ》 何度か見てしまった面白い映画。
伊丹監督作品はどれも良い(全てとは言わないが)

税金を題材にしているところで、すでに非凡。
頭から離れない、あのテーマ曲。
俳優陣の演技がコテコテなんだけど、それも良いですね。
文句をつけるところ無いです。
たかしろさん [地上波(邦画)] 8点(2014-04-15 17:06:11)
104.《ネタバレ》  随分前から言われていることだが、新書のタイトルというのは、実にうまく作られているもので、そういうタイトルにつられて、時々興味のない分野の本を読むことがある。全く知らなかった世界の話や、気にも止めていない普通の出来事の意味を知る事となり、たいそう勉強になる。いや、勉強というより知的好奇心が満たされるという感じか。

 この映画の(というか、この人の映画の)魅力というのはつまり、そういう部分にある。有職者の8割が被雇用者だという日本では、この分野に詳しい人はそうそういない。客数を少なく見せる手口、印を付けた札(これ、違法な気もするが)を使った不正の追求、当たりくじを売りに来る奴など、税の攻防にまつわる話がどれも面白い。漠然と「敵」だと思っていた税務署・国税関係者などと、脱税者を巡る闘いは、もちろんスパイ物のような派手さはないが、地に足の着いた頭脳戦でワクワクさせられる。
 「戦」とはいっても当然、命の遣り取りをするわけでもないうえ、「査察が入って潰れた会社はない」そうなので、結構ゲーム的な感覚で安心して見ていられるのも良い。

 それだからこそ、権堂と板倉の友情に似た、たぶん「好敵手」というのが一番似合うのだろう、その関係にグッとくる。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 9点(2013-08-21 00:43:13)
103.肩下げ式のごっつい携帯電話が使われてるのを初めて見ました!こういう人達が使ってたんだ!!!
ケンジさん [DVD(邦画)] 7点(2013-05-16 22:53:18)
102.《ネタバレ》 抜群に面白い!もぅTVでは何回も観てるけど今回大真面目に鑑賞致しました。エンターテイメントに振った娯楽性もさることながら、マルサと脱税をテーマにした着眼点が素晴らしい! そして的確な配役・効果的な音楽、、、間違いなく伊丹監督の代表作ですね。何度見ても面白い映画というのは、こういうものを言うのでしょう。もうホント素晴らしい!文句なしに満点でゴザイマス
Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 10点(2013-03-21 08:46:08)
101.《ネタバレ》 「最も心を締め付けられる」ラスト近く斜陽の中人気の無い競輪場の上から公園で遊ぶ子供を眺め、吐露する様は計算しつくし満身創痍で進む本人の苦しみなのか至福なのだろうか。伊丹十三の独特の脂濃さというか。醜態を紐解いたというか....。強い作家性の毒に目眩を感じる。照明によって強く視点を強制させ、チャップリンのように親しみやすく真摯に正義を貫く宮本信子に肩入れしてしまう観客の掌握、ハっとさせられる寄りの物撮りの美しさ。山崎努演ずる権堂は監督本人の化身として佇んでいるのだろうか? (と奥さんとの下世話な想像をしてしまう。)
reitengoさん [DVD(邦画)] 8点(2012-11-21 17:05:25)
100.《ネタバレ》 働く人なら誰しも思ったことがあると思います、なんでこんなに税金ってとられるの!?もちろん脱税しようなんてまでは思わないし、サラリーマンだと脱税もなにも天引きだし…ただ無駄な税金の使われ方を見てると納得いかないってのも心情としてありますよね。本作はその税金の脱税を取り締まる部分にスポットをあてたエンタテインメントです。ともすれば悪者の印象すらもってしまう(特に本編序盤に出てくるお惣菜屋さんに対する追及は血も涙もない感じを受けました)国税局に対して、いろいろな脱税事例を披露しながらそれを真摯に追う者としてヒロイックに紹介していました。特にマルサという言葉は一般に認知されるまでに拡がり、映画の持つ社会的影響力を如何なく発揮しました。ただの社会科ビデオではこうはいかないでしょう、やはり伊丹監督の魅せ方のウマさ、面白さがあってこそだと思います。しかしこの映画ってサラリーマンと個人事業主では全然違う印象を受けるんだろうなぁ。
ろにまささん [DVD(邦画)] 7点(2012-04-21 06:21:56)
99.《ネタバレ》 脱税者とそれを取り締まる側の攻防を娯楽作にしちゃう伊丹十三監督の発想が面白い。家政婦さんがゴミを出すタイミングで一気に駆け込み「国税局の者だ!ちょっと旦那さんに用がある!」と津川雅彦。ここから雪崩を打って各所にガサが入る流れは実に爽快だった。宮本信子演じる板倉亮子も小さな商店に指導をしている時は冷血な人に見えたが、ヤクザにびびりながら調査を進めたり、ゴミ収集車について行き、ゴミ袋をあさって証拠を見つけたりと、努力を惜しまない姿には敬服の念を抱く。その他キャストも豪華で飽きさせない。山崎努は素晴らしいし、小林桂樹も作品をピリッと引き締める名脇役ぶり。「埼玉のホテル屋」芝居、好きだな~。少しだけ出演している小沢栄太郎も、翌年亡くなる人とは思えないしっかりとした演技で安心した。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-04-11 18:03:22)
98.《ネタバレ》 あー、脱税ってこうやってやるんだぁ、というのと、それを暴こうとする者との知能戦を見せてくれる作品。といいつつも、地味に地味に動き続けてガサ入れ一発で終わりというのはまあ非常にリアリスティックだが同時にあっけなく終わってしまった感はあるかも。
θさん [DVD(邦画)] 8点(2011-08-26 00:51:32)
97.とにかく面白くて、何度観ても飽きないですね。脱税という、社会の裏街道のような部分を取り上げて、ここまで面白く見せてしまうのはお見事です。ただ、感動とか衝撃とかインパクトとか、観終わったあとに心に残るようなものはないので、わざわざ映画館で観るほどの作品でもないと思います。
ramoさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-08-19 15:03:43)
96.アイデアの抜群に面白い映画。
とにかくうまい所に目をつけた作品で、公開当時はマルサという言葉を世に知らしめた。
脱税者の証拠隠しの様々な手口が、リアルさと共にスリルと緊張感を与えているのだが、
キャスティングにいかにも役者という俳優を起用しているのも一つの特徴で、
見応えのある重厚なドラマにも仕上がっている。大人が満足できる作品として、映画は大ヒット。
内容が面白ければ、ろくな演技もできない人気だけのアイドル俳優を使わなくても、
商業映画として十分成立することを証明した。
今の日本映画の現状を見ると、伊丹監督が亡くなってしまったのは非常に残念。
MAHITOさん [ビデオ(邦画)] 7点(2011-07-29 07:37:58)
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【点数情報】

Review人数 115人
平均点数 7.78点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
410.87%
543.48%
676.09%
73429.57%
83833.04%
92320.00%
1086.96%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.42点 Review7人
2 ストーリー評価 8.30点 Review10人
3 鑑賞後の後味 8.30点 Review10人
4 音楽評価 8.54点 Review11人
5 感泣評価 5.80点 Review5人
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